IFPメールマガジン 2014年7月号

IFPメールマガジン 2014年7月号
皆様

こんにちは。IFPスタッフの鈴木康高です。
雨にも負けず、風にも負けず、夏の暑さにも負けず…とはいかない日々が続いていますね。
梅雨が明け、夏が始まりました。学生の方には夏休みが、社会人の方には引き続き頑張る夏が始まりました。
そこで今月は、「始まる(動き出す)」をテーマにIFP関連情報をお届けいたします。

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もくじ
1.新人スタッフのご挨拶
2.ご協力のお願い「iPadでの教科書閲覧に関する基礎研究」
3.コラム 市川洋介 ~ライブはいいトレーニングだ!~
4.カジュアルサポート研修会のお知らせ
5.2014年度 インターン生の募集(第二次募集)
6.國學院大學での授業についてのご紹介
7.編集後記 ~学生最後の夏休み~
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1.新人スタッフのご挨拶
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皆様こんにちは。今年度からスタッフとなった小川 友理(おがわ ゆり)です。

平成25年度にインターンとしてIFPに参加しました。
そして今年度は、実生活では社会人として、IFPではスタッフとしての活動をそれぞれスタートさせました。
一年間インターンとして活動した経験や、その時に感じたことを活かしたいと思い、インターン事業を担当しています。

IFPに参加したきっかけは、東京ディズニーシーでのイベントです。
私は物心がつく頃からディズニーが好きで、6歳の時に年間パスポートデビューしました。
今でも年間パスポートを片手に時々遊びに行くのですが、今までの私の楽しみ方とは異なるアプローチをしているIFPのディズニーシーの
イベントにとても興味を持ち、携わってみたいと思い参加し、活動してきました。
イベント当日はもちろん、毎月のミーティングや色々な考え方を持つ人に出会えるのも楽しくて、こうして今年も続けています。
普段遊びに行くディズニーシーと、イベントの運営側として参加するディズニーシーでは気づきも楽しさも充実感も全く異なります。
どのように変わるのかは参加してからのお楽しみ!ということで、インターン生と来年のイベントの参加者に会えることが
今から楽しみです。

スタッフとしてまだまだ勉強中ですが、今年もたくさん学び、視野を広げるよう努力していきますので、
みなさんどうぞよろしくお願いいたします。

IFPスタッフ 小川 友理

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2.ご協力のお願い「iPadでの教科書閲覧に関する基礎研究」
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当団体の理事長・相羽が東京で仕事をしていた際にお世話になった、慶應義塾大学の中野泰志様が取り組まれている研究について
協力の依頼がありましたので、ご紹介させていただきます。
是非、ご覧ください。

平素より、視覚障害者支援に関する研究へのご協力を賜りまして、誠にありがとうございます。
さて、当研究室ではこれまで、「弱視児童生徒用の拡大教科書に関する研究」や「節電が視覚障害者の安全・安心に及ぼす影響」
といった、視覚障害当事者からの生活ニーズに基づいた研究を実施してまいりました。
そして、この度、普及が進むタブレッド型情報端末(iPad)での教科書等の読書について、文部科学省等から研究費を頂き、基礎的な
研究を行うことになりました。
つきましては、以下の目的や調査内容等をご一読いただき、研究への御協力を賜れます場合には、下記連絡先までご連絡賜りますよう、
お願い申し上げます。

<研究目的>
弱視児童生徒が用いている拡大教科書には、分量が厚く持ち運びに不便であることや、通常の教科書との差異が大きいことなどの
課題があります。
そこで、普及の進んでいるタブレッド型情報端末(iPad)が課題解決の鍵になると考え、iPadにおける教科書等の読書についての
総合的な基礎研究を行います。
本研究により、弱視児童生徒にとってより読みやすく、使い易い教科書の実現が可能になります。皆さまのご理解と御協力を
賜りますよう、お願い申し上げます。

<調査・実験方法>
日吉心理学教室までご足労頂きます。
そして、読書効率に関する実験、フォントの見やすさに関する実験、視機能に関する評価とアンケートに御協力いただくものです。

<実験時間・謝金>
13時頃~17時頃まで(途中休憩有り)、謝金は5,500円(交通費込み)を予定しています。
なお、本実験に2回御協力いただける方はその旨も重ねてお伝え下さい。

<実験実施予定日>
次の日程で実験を予定しております。ご都合の良い日程をお選び下さい。
なお、実験実施日は先着順で受付を致しますので、別日程でのお願いをする可能性もございますので、複数の候補日を頂戴できると
大変助かります。

【8月】
4日(月)、 6日(水)、 7日(木)
14日(木)、15日(金)
18日(月)、19日(火)、20日(水)、21日(木)、22日(金)

【9月】
8日(月)、10日(水)、12日(金)

<御協力申し出、ご質問、お問い合わせ先>
御協力いただける場合、研究計画や成果についてのご質問がございます場合には、随時、下記連絡先までご連絡下さい。

連絡先
〒223-8521 神奈川県横浜市港北区日吉4-1-1
慶應義塾大学 日吉心理学教室
中野 泰志
TEL 045-566-1221
FAX 045-566-1374
Mail info@nakanoy.econ.keio.ac.jp

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3.コラム 市川洋介 ~ライブはいいトレーニングだ!~
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皆様、こんにちは。IFPスタッフの市川洋介です。

皆さんは、夏休みの予定をどのように決めていますか?
夏休みの予定を計画するときに趣味などからやりたいこと、行きたいところを決める人も多いと思います。
私も趣味から決めるタイプで音楽が好きなので、ライブに行こうと思っています。
そんな、音楽好きな私は多くのライブを様々な会場で見ます。
そしてライブに行くたびに、自分の身体や気持ちについて気づくことがあります。
今回はその中のひとつを紹介します。

題して、「ライブはいいトレーニングだ!」の巻です。

7月に、大宮ソニックシティでライブを見たときのことです。
大宮ソニックシティは映画館のようなホール会場で、私は車椅子から降りずに見る方が楽なので、いつも車椅子のままで見られる席で
見ています。
でも、周囲のお客さんが立ち上がってしまうと、座ったままの私には見えません(泣)
しかーし!せっかく見に来たライブを楽しみたい私は、必死に知恵を絞りました。そして気づいたのです、
近くに自分の身体を支えてくれる人と手すりがあれば自分でも立てる(身体を高い位置に持ち上げられる)」ということに!
偶然にもこの日は車椅子席の中でも端の席だったので、横に手すりがあり車椅子を横向きにすれば、立ったり座ったりできる、
ノリノリでライブを楽しめる席だったのです。
歌が始まると手すりに掴まって立ち上がり、曲の合間は座って休む。次の曲が始まったら、また立ち上がる。
まるで、スクワットでもしているかのような状態でライブを楽しみました!
そんな状態で楽しんだライブ終了後の最初の一言は「あぁ、いいトレーニングだったなぁ」でした。
でもこうして楽しんだライブの翌日は、強烈な筋肉痛を味わう羽目になります。
それでも、好きなアーティストといつも口ずさんでいる音楽を全身で楽しんでいくライブは、いくつになっても最高です。

皆さんも、今年はいつもより身体を動かし、全身で夏休み楽しんでみませんか?

IFPスタッフ 市川 洋介

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4.カジュアルサポート研修会のお知らせ
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今年度もインターン事業の始まりとともに、カジュアルサポート研修会もスタートします。
初回は視覚障害・聴覚障害・運動障害について、それぞれ基礎講座を実施します。
「今さら聞けない○○」も基礎講座だから聞くことができます。
また、障がいについて何も知らないという方にもオススメです。
ぜひ、夏休みの予定に今回の研修会も入れてもらえばと思っています。

日時:2014年8月4日(月)13時~17時
場所:東京都障害者福祉会舘
参加費:3,000円(参加費は1講座、1,000円で、3つ全てを受講すると3,000円となります)
申込:info@team-ifp.comまで【氏名】【連絡先メールアドレス】を明記の上お申し込みください。

※なお、当日の飛び入り参加、1講座のみの受講、いずれも歓迎いたします。

【スケジュール】
13時~14時:視覚障害の基礎
講師 奈良 里紗(視覚障害当事者)
視覚障害とはどういう状態なのか、どういう不便さがあり、必要としているサポートはどんなことがあるのか、
自身の経験を交えながら紹介します。

14時~15時:聴覚障害の基礎
講師 高濱 明日香・井口 亜希子
聞こえない・聞こえにくいというのはどういう状態で、どのようにすればコミュニケーションができるのか
について解説します。

15時15分~16時15分:運動障害の基礎
講師 石阪 茉未
運動障害とは具体的にどういうもので、状態に応じて必要なサポートについてわかりやすく紹介します。

16時15分~16時45分:まとめ

17時~ 懇親会(希望者のみ参加)

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5.2014年度 インターン生の募集(第二次募集)
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皆様こんにちは!インターン事業担当の小川友理です。
梅雨も開けてすっかり夏!ですね。
IFPでは7月21日より、今年度のインターンシッププログラムを開始しました。
つきましては現在、受講生の募集を継続して行っております。
詳細は、8月4日(月)に開催のオリエンテーションにてご案内いたします。
興味のある方は、お気軽にinfo@team-ifp.com (担当:小川) までご連絡ください。

※インターンシッププログラムについては、下記の概要または
当団体のHP(https://team-ifp.com/wp/project/internship/2014にてご確認ください。

<<インターンシッププログラム概要>>
・対象:都内在学の障がい学生及び健常学生(各10名程度)
・期間:2013年8月4日から2014年3月末日
・頻度:月1回の活動を中心に12日間実施 (計60時間、大学の4単位に相当します。)
・費用:総額20,000円程度(6回分の講座受講料、ディズニーシーチケット代など)
・場所:主に、東京都障害者福祉会館(〒108-0014 東京都港区芝五丁目-18-2)

IFPスタッフ 小川 友理

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6.國學院大學での授業についてのご紹介
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7月4日、國学院大学の授業にて、私たちIFPの理念や活動を紹介してきました。
授業の事前準備では受講生に、「社会には、障がいのある人がいる」ということを知ってもらい、
「障がいのある人とない人とが“お互いに違うからわかりあえないよね”ではなく、“違いもあるけれど一緒に楽しみたいよね”」と
考えてもらいたい!という気持ちで取り組みました。
それではこうした思いで準備した授業を終えて、よかったところ、今後改善していきたいところを、紹介していきます。

1.よかったところ
國學院大學卒業生インターンの話をVTRだけでなく、スタッフの若井が講演したことです。
VTRでは、スタッフの市川が電動車椅子に乗った状態でトーキングエイドを入力し、受講生に呼びかける場面を盛り込んだことで、
受講生には「このような障がいの人もいるんだ」と障がいが多種多様であること知ってもらえました。
また、同大学卒業の現役スタッフ自らが話すことでインターン生になったらどのようにIFPに関わっていけるのか、活動内容に実感が伴い
具体的に理解できた受講生が大勢いました。

2.改善していきたいところ
授業の最初に障がい体験としてジャンケンを実施したのですが、この体験を後の授業の展開につなげられなかったことです。
体験は、「障がいがあるってどんなこと?」「工夫すれば障がいのある人とない人が仲良くできるんだ!」という発想の転換を
促すための手段だったので、先に紹介した障がいのあるスタッフが出演したVTRのように、体験以外のコンテンツを織り交ぜる等の
工夫をし、改善していきます。
そうすることで私たちIFPが目指す“カジュアルサポート”がより多くの受講生にわかりやすく伝わり、授業後もカジュアルサポートに
ついて考え、実践してもらえるような楽しい授業になると信じています。

今後も、IFPが行う授業またはセミナーを楽しみにしていてくださいね。随時メールマガジンでもご紹介していきます。

IFPスタッフ 石阪 茉未

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7.編集後記 ~学生最後の夏休み~
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こんにちは、IFPスタッフの高濱です。
突然ですが、質問です!

学生の皆様
学生最後の夏休みをどう過ごしたいですか?

社会人の皆様
学生最後の夏休みをどう過ごしましたか?

私は、来年から社会人です。
今は大学院生なので、朝から晩まで部屋に籠り、パソコンや書籍と向かい合う日々です。
社会人になったら、どんな日々になるのでしょう?

これから始まる夏休み。修士論文や海外派遣の準備、アルバイト、IFPの合宿、大学の仕事…やるべきことはたくさんありますが、
「学生最後の夏休みらしく、思い出に残ることをしたいなー」と漠然と思っている今日この頃です。
今の気持ちとしては、国内旅行はしたいと思っています。

皆さんオススメの夏休みの過ごし方を教えてください!

IFPスタッフ 高濱 明日香

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