IFPメールマガジン 020

皆様

こんにちは。平成では大変お世話になりました、令和もどうぞよろしくお願
いいたします。心機一転、今月もIFP関連情報をお知らせいたします!

<もくじ>
1.【参加者募集】7/13(土) IFP夏のシンフォニーサンセットクルーズ2019
2.【講演報告】國學院大学の授業に参加してきました!
3.【コラム】コミュ力で銀河を救え「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」
4.編集後記

1.【参加者募集】7/13(土) IFP夏のシンフォニーサンセットクルーズ2019
今年は真冬のような寒さから真夏の暑さへの急変等、天候が不安定でモヤモ
ヤしていませんか?そんな天候のモヤモヤをふっ飛ばすのに最適かつ前回即
日受付満了になった、IFPの人気企画「シンフォニークルーズ」へ遊びにきま
せんか?
今回は出航プランを夜から夕暮れに変更!いつもと違った東京湾の海風を感
じられる「非日常空間」では、障がいの有無に関わらず交流がはかどること
間違いなし!皆様のご参加お待ちしております!!

※企画趣旨・ご参加にあたりご理解いただきたいこと
本企画はこれまでIFPで実施してきたイベントおよびセミナーとは趣旨が異な
ります。
詳細を以下リンク先にてご案内いたしますので、ご理解のうえ、ご参加願います。
( https://goo.gl/Qd2oqp )

*IFP夏のシンフォニーサンセットクルーズ2019*
主 催:NPO法人 Inclusive Fellowship Promotion
日 時:2019年7月13日(土) 11時00分~14時30分頃 ※予定
場 所:シンフォニー(日の出桟橋) ゆりかもめ日の出駅 徒歩2分
定 員:20名
参加費:6,000円(キャプテンズプラン+事務費)
チケットを事前に購入する都合上、キャンセルをされる場合は、所
定のキャンセル料を申し受けます。詳細は、参加のご案内でご連絡
予定です。または、個別にお問い合わせください。
申込み:以下のリンク先よりお申し込みください。
https://team-ifp.com/form/ifp_1n_event.php

締 切:2019年6月30日(日)
◆何かご不明な点がございましたら、info@team-ifp.com までご連絡ください。

当日のスケジュール ※予定(変更の可能性あり)
11:00 ゆりかもめ日の出駅集合
順次、日の出桟橋駅着・乗船手続き
11:50~14:00 シンフォニークルーズ
14:30 解散(日の出駅)

2.【講演報告】國學院大學の授業に参加してきました!
こんにちは、鈴木です。この度4月27日,5月3日の二回に分けて、國學院大學
の渋谷キャンパスで講演させていただきましたので、ご報告いたします。
4月は市川が、5月は相羽と私が、それぞれ奈良を中心にお話しました。私以
外は本業で学生と話す機会があり堂々としたものですが、私は大学に入るの
も十数年ぶりで緊張しました。
市川は「私とIFP」と題して、自分の体験を赤裸々かつユーモアを交えて話し
ました。移動では電動車椅子、会話ではトーキングエイドを利用する市川が
スライドも使いながらリアルタイムで質疑応答する姿は、「障がいのある方
はこういうもの」というイメージがあった学生には、とても刺激になったは
ずです。
続く相羽と私は「法人運営と、イベント作成から考える心のバリアフリー」
について、それぞれ話しました。
法人運営を客観的に振り返ると、人と会う、打ち合わせ等地道な活動の多く
に気づき、活動継続について参加者やその他多くの関係者への感謝の気持ち
で一杯になりました。
イベント作成から考える心のバリアフリーでは、障がいの有無に関わらず誰
もが楽しむために必要なことをグループで話し合ってもらいました。出てき
たアイディアは、小さいけれど大切なことから、設備改修や動員人数の増加
など大きなものまで様々でした。グループワーク中難しい顔をしていた学生
も少しのアドバイスで、これが出来れば皆が楽しめると気づき、他の学生に
提案する姿は、見ていてとても気持ちのいいものでした。
近年障がいのある方自身が、様々なメディアで情報発信する機会が増えたこ
ともあり、どこまでお話できるか不安もありました。しかし話をして考える
時間を共有する中で、学生がいい方向に変わっていく様子を目の当たりにし
たことで「まだ出来ることがある!」と、活動意欲が沸いてきました。
また学生と一緒に心のバリアフリーを考える機会があることを願いつつ、当
日受講いただいた学生の皆さんにお礼申し上げます。

3.【コラム】コミュ力で銀河を救え「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」
祝ディズニー企画の完結記念もとい、そういえばスターウォーズもTDLにアト
ラクションがあるからディズニー映画なのでは?と気づいた記念で、SWシリー
ズのスピンオフ作品「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」。
少女ジンが帝国軍の巨大兵器破壊に挑む物語を、フォースの導きのままに紹
介します(笑)。
A.スターウォーズのヒロイン=お姫様、そんなことなし!
SWの女性キャラは、真の強い指導者のような役割の人が多い印象があります。
しかし本作の主人公ジンは、幼い頃に父母と別れ、帝国軍の施設への移送中
脱出するところから話が始まるくらいタフです。荒れた地形もズンズン歩き、
豪雨や高所もヘッチャラ、光線銃だって撃ちます。過酷な状況でも勇敢に行
動し、大勢の反乱軍メンバーの前で「勝ち負けじゃない、戦うか戦かわない
かでしょ!希望があるから戦える!!」と演説するジンには胸が熱くなります。
B.フォースと信頼、強いのはどっち?
SWといえば「フォース」が有名です。詳細設定を省いて簡単に言うと物を持
ち上げたり引き寄せたりできる力で、悪いほうだと相手を浮かせて首をキュ
ッと絞めたりします。本作ではフォースを信じる盲目の男性僧侶「チアルート」
が登場します。彼はフォースは使えませんが、帝国軍の兵士に囲まれてもあ
っという間に倒せるほどの武術の達人です。そんな彼の魅力は、その規格外
の戦闘力だけではなく、ジンをいち早く信頼し「ジンについていく、そこに
道が見える」や、単独行動を咎められたら「一人じゃない、お前がいる」等
たびたび、誰かへの信頼を口にします。チアルートのハンデを感じさせない
頼もしさは、彼自身が鍛え上げた心と体からきています。それがわかるから
こそ、ジン達はよけいな気遣いをせずチアルートと「一緒に戦おう!」とな
ります。本作の反乱軍にはフォースの使い手がおらず常に劣勢ですが、それ
でも負ける気がしないのは、信頼の強さを何度も確認できるからです。
C.失敗から学べば銀河の危機も救える!
反乱軍、帝国軍共に任務の中で「失敗できない…」という状況があります。
しかも帝国軍にはあの有名なダースベイダー卿が、失敗したらどんな目に合
うかわかりません(笑)。一方の反乱軍は、失敗すれば誰がというより銀河
が危ない。そんな状況でも「失敗はできない、でもフォースと仲間を信じれ
ば大丈夫!」と互いに支え合う反乱軍と、「失敗したら、どうなるかわかっ
ているのかな?」と一人に詰め寄る帝国軍。両軍とも作戦成功を夢見ていま
すが、失敗しても銀河の危機を救うまで諦める気ゼロ、もし自分達がダメで
も次の誰かがやり遂げてくれるよう、しっかりと道を作る反乱軍の姿勢にこ
そ見習うべきものがあります。
今回も長々と語ってきました。皆さんも、是非「ローグ・ワン」から経験と
信頼から生まれるコミュニケーションの強さ・大切さを感じてみてください。
(おまけ)
ダースベイダー卿ファンの方は、どうか、どうか映画を最後まで観てください!

4.編集後記
今回配信のIFPメールマガジンはいかがだったでしょうか。
ご報告した國學院大學での講演の裏話をちょっとだけ。普段シャイ?な市川
の講演は、学生と真摯に向き合い大いに盛り上がったようで、スタッフ一同
普段の彼とのギャップに騒然としつつも大絶賛!!ということがありまして、
改めて活動メンバーの知らない一面はまだあるんだな…としみじみ思ってし
まいました。いや~人との交流って本当に奥が深いものですね!
それでは、次号もお楽しみに。

IFPメールマガジン 019

皆様

こんにちは。IFPスタッフの鈴木です。節分とバレンタインデーは楽しく過ご
せましたか?私達もこれらのイベントに負けないよう今月もIFP関連情報を楽
しくお知らせます。

<もくじ>
1.【まだまだまだ参加者募集中】TIK TOK TOURS in TDL 2019
2.【イベント実施報告】冬はお鍋でチョコレイト・ディスコ
3.【コラム】日常が輝く秘訣は「シュガーラッシュ」にアリ?
4.編集後記(次回メルマガ配信日変更有)

1.【まだまだまだ参加者募集中】TIK TOK TOURS in TDL 2019
募集直後から現在まで大好評を頂いている「TIK TOK TOURS in TDL 2019」。
今回の初モノづくし二連発が好評のカギかもしれません(笑)
では改めて、その二つのカギをご紹介しましょう!
その一、会場がIFP初のディズニーランド。
その二、初のtik tokを活用したイベント。
以上です。引き続き沢山の方のご参加を心よりお待ちしております!!
※申込期日は、2019年3月20日(水)です。

なお、イベントの詳細(概要・参加費・当日のスケジュール)および参加申込
フォームは、それぞれ以下のリンク先よりご確認ください。

TIK TOK TOURS in TDL 2019

その他、何かご不明な点がございましたら、info@team-ifp.com までご連絡く
ださい。

2.【イベント実施報告】冬はお鍋でチョコレイト・ディスコ
こんにちは!小川です。
バレンタイン、でしたねー。男性はわくわく、女性はどきどきしながら過ごし
たのでしょうか?小川の周囲では異性へより同性同士のお菓子交換が盛り上が
るので、当日は朝食をいつもの半分にしたりしました♪そんなバレンタインに
ちなみIFPでも開催された鍋イベント、「冬はお鍋でチョコレイト・ディスコ」
について報告します。
冬といえば鍋、そして2月といえばバレンタイン!そんな季節にぴったりのイベ
ントにご参加いただき、ありがとうございました!
当日は夕方秋葉原に集合し、乾杯までの間に‘不思議なキャラメル’を食べて
いただきました。キャラメルは3種類。乾杯の自己紹介の時にどんな味のキャラ
メルを食べたか発表してもらいました。「苦かった?」「ジンギスカン??」
「よくわからないけどおいしかった!」等様々な回答続出。答えを知っていた
私も、舌だけでの判別は難しく…結局何を食べたのかわかりませんでした(笑)。
※正解はビール味、ジンギスカン味、かぼす味です
半個室のお部屋で鍋を囲みながらお話したり、座席交換をしたり、なんといっ
ても盛り上がったのはバレンタインにちなんだ「プレゼント交換会」ですね☆
有名なご当地菓子、たくさんのお菓子を詰め合わせ、インパクトのあるお菓子、
お菓子ではなく普段使えるモノなどなど、相手の性別も年齢も趣味もわからな
い中で選ぶプレゼントは大変だったのではないでしょうか?ご用意して頂いた
皆さん、本当にありがとうございました!(こうして振り返ってみると意外に
もお菓子が多くてビックリです!?)
各テーブルごと1名しかプレゼントのMVPを選べませんでしたが、どんな相手に
も喜んでもらえるものを思い描き選ぶ時間はIFPが大切にしている「カジュアル
サポート」の理念にもつながります。なので何が、誰が、ではなくこの日の真
のMVPは「みなさん」だと私は思っています!!!
次回のメルマガ、お食事イベントまでは少し時間が空いてしまいますが、3月は
ディズニーランドでイベントです!次は舞浜で、みんなで食べて話してたり、
お鍋イベントみたいに、いやそれ以上に楽しい時間を一緒に過ごしましょう♪

3.【コラム】日常が輝く秘訣は「シュガーラッシュ」にアリ?
祝ディズニー企画の開催決定記念もとい、まだ観ていなかったディズニー映画
紹介コラム第3弾は「シュガーラッシュ」です。タイトルだけでパズルゲームの
の話かな?と勘違いしつつ事前情報ゼロからの鑑賞でした。
主人公は、建物修理ゲームの悪役ラルフと、レースゲーム「シュガーラッシュ」
のキュートなレーサーのヴァネロペ。ゲームの世界の住人(キャラクター)で
ある二人がそれぞれ輝ける場所を求めて疾走する、ゲームファンタジーについ
て語ります。

A.「自分の行動」って周囲からどう見えてるのだろう。
ラルフのゲームでの役割は建物を壊すこと。彼が壊したものを不思議なハンマ
ーで修理するのが主人公プレイヤー。壊して続けて早何十年、ゲームのクリア
に一役買っているのに、悪役故にラルフにはスポットが当たらないのです。
「悪役がいるからヒーローが輝く」とはよく言いますし、その言葉の意味も頭
ではわかる。でもラルフにはゲーム中で他のキャラと一緒になったり、スコア
アップやメダルのゲットもない、つまり「仕事の頑張りを実感できて、それを
他人が見てわかるモノがない!」ということです。その気持ち、よーっくわか
るぞ、ラルフ!!(苦笑)正直この気持ちの答えは本人が出すしかないのです。
自分の行動の成果をモノか、心の在り方のどちらに求めるか…考え始めると難
しく思考停止になりそうです。しかしラルフはこの悩みを他のゲームキャラに
打ち明け、解決策を求めて行動を開始します。行動した時点で、心の在り方は
悩んでいた時とは違う方向を向き始めたハズなので、まずは行動することが大
切ということですね。グッジョブ、ラルフ!!
B.「私はコレがしたい」って気持ちの力は無限大。
ヴァネロペはカーレースへの出場と優勝を夢見る少女。でもハンドメイド過ぎ
る車と、レースへの参加資格となるメダルも持ってない、とないないづくし。
でも夢を諦めずに少しでもチャンスがあれば元気よくそのチャンスに飛びつき
ます。そんな彼女と悩めるラルフの出会いとやりとりはポジティブな内容満載
で、自分のやりたいことで道を切り開く様子は爽快感バツグンです!ここでも
やはり、行動することが大切ということですね。イカしてるよ、ヴァネロペ!!
C.「言わなきゃわからない」って結構本当かも。
ずっと悪役で主役になれないラルフ、チャンスがあれば主役になれるヴァネロ
ペ。立場は違えど願いは似ている二人はよく会話をします。現実では、くすぶ
っていた時期が長いと、何となくそうした時期に関わることは避けたり、察し
たりして言葉にしない場面もあります。でもラルフとヴァネロペは、相手が不
安なとき、申し訳ないなと思うとき、お互いの関係が良くない方向に行きそう
なときほどよく気持ちを言葉にしていました。きっかけはヴァネロペがラルフ
にちょっかいを出す形が多いのですが、それでつい本音を話してしまいます。
年齢や性別に関わらず本音で話せる関係性ってステキですね。サイコーだよ、
ラルフ&ヴァネロペ!!
今回も長々と語ってきたシュガーラッシュ。どの世界でも生きている人にはそ
れぞれ役割があります。リアルでもゲームでも役割を果たすために、上手く前
に進んだかと思えばうっかり穴に落ちたりすることもあるけれど、頑張ろうお
互いに!そんな気持ちにさせてくれる日常応援映画でした。皆さんも、是非
「シュガーラッシュ」からのエールを受け取ってみてください。
(おまけ)エンドロールの協力者欄に、ゲーム好きにはたまらない日本の週刊
雑誌の名前が登場します、ぜひ確かめてみてください!

4.編集後記
今回配信のIFPメールマガジンはいかがだったでしょうか。鍋を食べたり、映画
鑑賞をしたり、ディズニーランド行ったり、年度の最後まで元気な団体だなぁ
と改めて思っています(笑)。これも皆さんからの応援があってこそです、ど
うぞこれからもIFPをよろしくお願いいたします。
最後にお知らせです、次回のメールマガジン配信日は5月31日(金)です。
それでは、次号もお楽しみに。

IFPメールマガジン 018

皆様

こんにちは。IFPスタッフの鈴木です。2019年も一ヶ月が過ぎましたが、
いかがお過ごしですか?それでは気持ちも新たに今月のIFP関連情報をお
知らせます。

<もくじ>
1.【まだまだ参加者募集中】TIK TOK TOURS in TDL 2019
2.【コラム】ベイマックスの世界が優し過ぎてツラい。
3.編集後記

1.【まだまだ参加者募集中】TIK TOK TOURS in TDL 2019
2018年末に募集を開始した「TIK TOK TOURS in TDL 2019」ですが、おかげ
さまで大変好評頂いており、誠にありがとうございます!今回の会場はIFP
初のディズニーランド、そして初のtik tokを活用したイベントと初モノづ
くし!!
ぜひぜひ、ご友人・ご家族などをお誘い合わせのうえご参加ください!!!
※申込期日は、2019年3月20日(水)です。

なお、イベントの詳細(概要・参加費・当日のスケジュール)および参加申
込フォームは、それぞれ以下のリンク先よりご確認ください。

TIK TOK TOURS in TDL 2019

その他、何かご不明な点がございましたら、info@team-ifp.com までご連絡
ください。
それでは改めて、皆様のご参加を心よりお待ちしております!

2.【コラム】ベイマックスの世界が優し過ぎてツラい。
祝ディズニー企画の開催決定記念もとい、まだ観ていなかったディズニー映画
紹介コラム第2弾は「ベイマックス」です。公開当時は優しさを前面に押し出し
たPR、視聴済のスタッフからは「ちょっとロボット要素が強かったかも…」と
いう感想、俄然このロボットの正体が気になり、今回鑑賞してみました。
主人公は、優秀な少年ヒロ・ハマダと、ケアロボットのベイマックス。二人の
出会いとひらめきが、人と世界を同時に救ってしまったロボットファンタジー
について語ります。

A.「論より証拠」って大事ですね。
ヒロ少年は13歳で高校を卒業するほど優秀で、ロボット工学にも精通していま
す。そんなヒロには大学生の兄タダシがいます。このお兄さんがまた優しく、
ヒロの将来を案じています。やんちゃなことに首を突っ込むも懲りないヒロに
言葉をかけても今一つ。それならばと自分の通う大学の研究室にヒロを案内。
そこでベイマックスや他の学生、教授との出会いによって、ヒロに今のままで
はダメだと気づかせることに成功。「この大学に入学したい、できなきゃ人生
終わりだ!」とさえ言わせます。上手くいっている、もしくは強く願っている
ことに向き合っているときは、親しい人の言葉でも耳に入らないことがありま
す。そんなときは実際に、相手に気づいてもらいたいことを体験してもらう機
会を設けることも大事ですね。
B.ロボットも見た目が9割。
ベイマックスは、全身ビニール素材の空気で膨らむマシュマロボディのケアロ
ボット。動きはすこーしゆっくりめ。話し方は丁寧なですます調で、起動時に
「こんにちは、私はベイマックス。あなたの健康を守ります」と必ず自己紹介。
これだけでも大分緊張はほぐれます。誰かをケアするのに知識や技術が大切で
すが、それは相手に信頼してもらい、関わる機会を得て初めて活かされるはず
です。「自分は他人にどう見られているかな?」と振り返ることも、時には必
要ですね。
C.メリハリのある「優しさ」っていいものですね。
ケアロボットのベイマックスは起動して、ケアして、相手から「ベイマックス、
もう大丈夫だよ」と言われるまでケアを止めません。でもよくあるロボットモ
ノと彼が大きく異なるのは、勘違いや融通が利かない過剰なケア(関わり)を
しないことです。相手をケアする場面では「痛みを数字で表すと何段階ですか?」
「これが解消できれば元気になりますか?」など、ヒロや他の人の意思を確認
してから次の行動に移ります。相手の答えを待つ間を心得てる、今風に言えば
空気の読めるベイマックスの優しさには感服です、見習わなくては(笑)。

今回も長々と語ってきたベイマックスの、公開時のキャッチコピーは「優しさ
で世界は救えるか?」。優しくなると心が落ち着き、自分以外のことにも目を
向ける余裕ができます。そうなればひょっとしたら、世界を救う(変える)ア
イディアが自分の中にも生れるかも!そんな気持ちにさせてくれる映画でした。
皆さんも、是非「ベイマックス」の優しさに触れてみてはいかがでしょうか?
(おまけ)エンドロール終了後に、MARVEL好きにはたまらないスペシャルゲス
トが登場しますので、そちらもお楽しみに!

4.編集後記
今回配信のIFPメールマガジンはいかがだったでしょうか。都心部は幸いにもこ
のメルマガ執筆中はまだ雪が降っていませんが、最近の急な天気の変化を考え
て、いつ大雪になるかおっかなびっくり過ごしていたりします。皆さんも急な
気温の変化には気をつけてくださいね。
それでは、次号もお楽しみに。

IFPメールマガジン 017

皆様

こんにちは。IFPスタッフの鈴木です。各自、クリスマスに年末年始の準
備など日々お疲れ様です。2018年も残りわずか、今月のIFP関連情報をゆ
っくりとお楽しみください。

<もくじ>
1.【参加者募集】IFP鍋イベント~冬はお鍋でチョコレイト・ディスコ~
2.【参加者募集Part.2】TIK TOK TOURS in TDL 2019
3.【コラム】ズートピアはいいぞ!という感想は本当かを確かめてみた。
4.編集後記(年末年始の団体活動についてお知らせ事項有)

1.【参加者募集】IFP鍋イベント~冬はお鍋でチョコレイト・ディスコ~
こんにちは!市川です。今年も早いもので、もう終わりですね。
テレビを見ていると「平成最後の~」とサブタイトルがついた年末番組が多
く、それを見る度に「来年、元号が変わるのか」と感慨深くなります。しか
し、同時に「ん?僕はギリ昭和生まれだから、三時代に生きる人になって古
い人と言われるんだ…。同級生に平成生まれの人もいるのに」と気がついて
しまい、切なくなります。さて、そんな切ない私から鍋企画の詳細をご案内
いたします。
お申込みはお早めに!みなさんのご参加をお待ちしています!

アドバンス企画第3弾となる今回は、寒い季節に身も心も温まるお鍋の会です!
当日は、美味しいお鍋やお酒と共に、あなたの「もっと交流したい」気持ち
を甘いチョコレートに乗せてディスコしましょう!ぜひ皆様、ご参加くださ
い!!
なお、当日はドキドキのバレンタインももう目前!節分なんてワカチコワカ
チコ。
1,000円くらいのプレゼント(チョコレートでも、そうでなくてもOK)を忘れず
に持ってきてください。プレゼント交換会をやります!

※ご参加にあたりご理解いただきたいこと
本企画はこれまでIFPで実施してきたイベントおよびセミナーとは趣旨等が異
なります。
本企画は、参加者同士のより深い交流を促進することを目的としております。
スタッフも参加者の皆様と同じ”参加者”として参加をさせていただきます。
ただし、介助については、「参加者同士の相互支援(カジュアルサポート)」
を基本とし、スタッフによる介助は、必要に応じ、以下の内容に限定させて
いただきますので、あらかじめご承知おきください。
・最寄り駅から現地までの送迎
・会場内での移動支援(トイレ介助は含みません)
・メニューの読み上げなど
・トラブル時の対応
その他企画の趣旨等の詳細を以下リンク先にてご案内いたしますので、改め
てご一読、ご理解のうえご参加願います。
( https://goo.gl/Qd2oqp )

*イベントの詳細*
主催:NPO法人 Inclusive Fellowship Promotion
日時:2019年2月3日(日) 16時45分~20時15分頃 ※予定
場所:かまくら 秋葉原店 ( https://r.gnavi.co.jp/g469918/ )
JR 秋葉原駅 中央改札口 徒歩1分
定員:20名
参加費:4,500円(飲食費・イベント保険料等含む)
※別途プレゼント1,000円前後をご持参ください。
申込み:以下リンク先より申込願います。
https://team-ifp.com/form/ifp_event_2018.php
締切:2019年1月26日(土)
何かご不明な点がございましたら、info@team-ifp.com までご連絡ください。

当日のスケジュール ※予定変更の可能性あり
16:45 秋葉原駅近辺集合
※詳しい集合場所につきましては、最終案内にてお知らせします。
17:00~20:00頃 店舗にて夕食(お鍋)
20:15頃 解散(JR秋葉原駅中央口付近

2.【参加者募集Part.2】TIK TOK TOURS in TDL 2019
理事長の相羽です、2018年もIFPを応援して下さって本当にありがとうござ
いました。来年もどうぞよろしくお願いいたします。あっ…「来年のことを
いうと鬼が笑らう」ということわざもありますが、笑われても平気です。
何故なら、今から発表する来年3月のイベントで皆さんとお会いできるのが
楽しみで仕方ないからです。ではその楽しいイベントについてズバリ発表し
ます!
今年もIFPの交流会をディズニーリゾートで行います。
今回は、なんとディズニーランドを舞台に、グループごとにバリアフリー体
験やディズニーの世界観を最大限に活かしたクエストに挑みながら、おもし
ろ動画を作りますよ。
最近、流行りのtik tokも活用しながら、参加された方々に思い出動画をプレ
ゼント!!
詳細は以下の通りです。興味のある方はぜひ、ご参加ください。
皆さんのエントリーをお待ちしています!!

~参加者募集~
*TIK TOK TOURS in TDL 2019*
主 催:NPO法人 Inclusive Fellowship Promotion
日 時:2019年3月30日(土)10時~18時
場 所:東京ディズニーランド
https://www.tokyodisneyresort.jp/tdl/
定 員:30名
参加費:一般9,500円 学生8,000円(チケット代・イベント保険料等含む)
申込み:以下のリンク先よりお申し込みください。
PC・スマホ用

TIK TOK TOURS in TDL 2019


締 切:2019年3月20日(水)
◆何かご不明な点がございましたら、info@team-ifp.com までご連絡ください。

当日のスケジュール
9:30 受付開始
10:00 開会式・オリエンテーション
10:30~17:30 グループにわかれて「おもしろ動画作成」に挑戦。
18:00 解散
※解散後は参加者同士パーク内で自由に交流をお楽しみください。

それでは改めて、皆様のご参加を心よりお待ちしております!

3.【コラム】ズートピアはいいぞ!という感想は本当かを確かめてみた。
今年度も無事にディズニー企画の開催が決まり現在猛烈準備中!そんなスタ
ッフ鈴木の気持ちも一気にディズニーモード。ということで兼ねてよりの興
味と、他のスタッフから「ズートピアはいいぞ!」という後押しもあって、
映画「ズートピア」を観ました。
主人公は、ウサギの新米警官ジュディ・ホップスと、キツネの詐欺師ニック
・ワイルドの二人。物語の舞台は草食・肉食動物が、その動物の性質に囚わ
れず職業を自由に選んで生きられる土地「ズートピア」。
このズートピアを揺るがす大事件を巡る動物ファンタジーについて語ります。

A.ジュディとニックの二人がいいぞ。
ジュディとニックには夢を持っている、という共通点があります。でもその
夢への向き合い方が二人の経験や生活環境のこともあり異なります。夢があ
るから頑張るジュディ。夢はあるけど現状に甘んじているニック。このプラ
スとマイナスな部分を二人を通してみると、自分自身の気持ちの裏表が実体
化しているようで、「こういうのあるある!」としきりに共感しました。ま
たこの二人が大事件を通じて交流していく様子は、先月のメルマガでウサギ
カメタカ氏が紹介した【その場でやると仲良くなる】という一言にも通じる
ものがあり、鑑賞中何度もジュディとニックを応援していました。
B.相棒との捜査活動がいいぞ。
動物映画ということで、事件も食べ物絡みくらいかと軽く考えていたら、中
々の大事件。事件解決のためにジュディとニックが互いに知恵を絞り、言葉
を交わし、体を張る姿は、往年の警察映画さながらの熱さがありました。銃
撃戦はなくても(かわいい動物達の世界でそれがあったら嫌ですが)、暴走
列車と大爆発はあるので必見です。
C.「あきらめない」という言葉の裏にあるものがいいぞ。
劇中ジュディは「あきらめない」という言葉を口にします。ジュディがこの
言葉を口にするのは彼女自身が前向きな性格というだけでなく、夢を実現さ
せるために何が足りていて、何が足りないのかを理解できていることが大き
いです。そのためニックや周囲の動物達にこの言葉をかける時は、前向きな
要素だけでなく、相手の状況や発言を受け入れ、考えたうえで発せられれて
います。そう、この「あきらめない」には、沢山の想いが込められているの
です。

ここまで長々と語ってきましたが「ズートピアはいいぞ!」という感想は確
かでした。ズートピアはとてもいいものでした…。皆さんも、年越しソバ・
おせちのお供に、是非「ズートピア」を楽しんでみてはいかがでしょうか?

4.編集後記
今回配信のIFPメールマガジンはいかがだったでしょうか。毎年今年の漢字が
発表されますが、今年のIFPを漢字で表すと【新】でしょうか。イベントでは
アドバンス企画、ディズニー企画の会場はTDL、メルマガでは新連載も始まり
ました。これをきっかけに活動がさらに飛躍していけたら嬉しいです。
最後にお知らせです、12月29日(土)~1月4日(金)は団体活動を休止いた
します。休止中もinfo@へのメールはお受け致しておりますが、お問い合わせ
へのご返答は1月5日(土)からとなります。休止期間中は、何かとご不便を
お掛けいたしますが、ご了承のほどよろしくお願いいたします。
それでは、次号もお楽しみに。

IFPメールマガジン 016

皆様

こんにちは。IFPスタッフの鈴木です。今年も残りあと1ヶ月。
は、はやい!?でもそんな時間の速さに負けず全力で2018年を駆け抜けます。
それでは新連載も加わえた、今月のIFP関連情報をお知らせします。

<もくじ>
1.【新連載】ウサギカメタカの一言
2.【コラム】じっくりコトコト初体験
3.編集後記

1.【新連載】ウサギカメタカの一言
このコーナーでは、IFPスタッフが何気なくつぶやいた「心のバリアフリー」
に関連する一言を、2018年3月のTDSイベントで誕生した人気・扱いともに半
年たった今でも微妙な(笑)キャラクター「ウサギカメタカ」がコメントを
交えて紹介します。

今月の一言:【その場でやると仲良くなる】

コメント:初対面は誰もが戸惑うもの。そんなときこそ戸惑いの気持ちを一
旦横に置いて、自己紹介+αのレクや話題を出会ったその場で相手と共有すれ
ば戸惑い(バリア)は解消されるハズ!そしてそのキッカケが貴方の仲良く
なりたい気持ちをきっと後押ししてくれますよ! byウサギカメタカ

2.【コラム】じっくりコトコト初体験
8月のメルマガでご案内し、10月30日に開催された澤村祐司さんのリサイタル
に行ってきました。
(参照:澤村祐司公式HP https://cocoronet.me/node/160)
琴と三線の生演奏を初体験した鈴木が、やや興奮気味に当日の内容を振り返
ってみます。

IFPで何度かお会いしている澤村祐司さん(以下:澤村さん)は、その柔ら
かな物腰や話し方が印象的です。
しかし、今回は本業の演奏家として、しかも単独のリサイタル。主役として
スポットライトを浴びて登場された澤村さんが口を固く結びながら、静かに
一礼される姿に圧倒されました。
そして演奏が始まると、多分これまでの人生で一番男性の手を見つめる時間
になりました。それは座席が舞台に近かったこともあり、聴こえてくる音を
「どうやって出しているのか?」ということに興味が沸き、澤村さんの指の
動きを追うようになりました。すると、弦を指で弾く、摘まむ、抑える、這
わせるといった動きの種類の多さに驚きました。また、この動作が片手ずつ
で違い、かつ曲によっては速さも要求される大変さは澤村さんの指や着物か
ら覗く腕に沢山の筋が浮かんでいることから、想像できました。そして演奏
の方法以外にも、生演奏を通じて自分の中で和楽器や音楽鑑賞に対するイメ
ージが大きく3つ変わりました。

1.和楽器のリズム感
これまで和楽器といえば、お祭りの太鼓の「大きな音」かお正月の時期の店
内ミュージックの「ゆっくりしたペースの曲」しか知りませんでした。しか
し実際は、曲のテンポや他の方とのセッションによる音の重なり等、色々な
パターンがあること。また先に紹介したような弦の触れ方で音が変わるだけ
でも、かなり楽しいです。
2.どんな音楽でも自然と身体が動き出す
これまで私はリサイタル(またはコンサート)に行ったことがありません。
演劇やミュージカルには行きましたが、リサイタル等は立ち見が多いこと、
また奏者と観客が一体となって、腕を突き上げ、飛び跳ねるのが醍醐味だと
考えおり、それは自分には合わないと思い鑑賞に行きませんでした。でも今
回、澤村さんのリサイタルは和楽器であること、座りながら聴けることあり
鑑賞しました。そして実際に鑑賞してみると、気に入った曲に合わせて自然
と首を上下に動かしたり、曲の中締めや最後でひと際大きく響いた弦の音に
は「ヨシッ!」と、座席の下で小さくガッツポーズをしたりして、かなり気
持ちが高ぶりました。他の観客も小さく手拍子や、足でリズムを取っている
のを見て、自然と身体が動きだすのは音楽鑑賞では「アリなんだな」と思い
ました。
3.音楽はスポーツだ。
「音楽は凄く体力がいる」というのは、弦を扱う指の動きのところでもお話
しましたが、リサイタル全体を通して、改めてそのことに気づきました。と
いうのも最初に舞台で澤村さんを見たときに「少し太ったかな?」と思った
のですが、演奏が進むと「ほっそりされたな!」に変わりました。そんなほ
っそりした錯覚さえ感じた澤村さんの奏でる音は衰えず、だんだんと力強く
なっていきました。スポーツ選手が声援で力を発揮することがあるように、
澤村さんも観客からの音楽に聞き入り気持ちの込もった眼差しや、感嘆の溜
息を力に変えられていたのかもしれません。

このように当日はかなり心が揺さぶられましたし、会場を出てもしばらくは
呆けていました。そんな全盲の演奏家である澤村さんのおかけで、自分の音
楽に対するイメージと楽しみ方のバリアは、かなり壊されました。皆さんも
体験したいと思いつつも、未体験のことがあれば是非やってみてください!
きっと心揺さぶる経験を得られますよ!!

3.編集後記
今回配信のIFPメールマガジンはいかがだったでしょうか。
ハロウィンも終わり、次はクリスマス!ウサギカメタカもこの時期は「トナ
カイカメタカ」になるのでしょうか?(被り物を変えただけじゃん!とか言
わないで)
皆さんも、自分のだけの楽しいクリスマスを過ごしてみてくださいね。
それでは、次号もお楽しみに。