IFPメールマガジン 2014年5月号

IFPメールマガジン 2014年5月号

皆様

こんにちは。IFPの鈴木康高です。
大型連休を終え、夏に向かって動きだす今日この頃。
例年ならば「今日も暑いですね」から始まる挨拶も、今年は変化がありました。
それは、挨拶もそこそこに「アナと雪の女王、観ましたか?」と言われることです。
大勢の方の話題となる映画の魅力に、ただただ感服するばかりです。
そこで今月は、「思わず話題にしたくなる」IFP関連情報をお届けいたします。

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もくじ
1.新人スタッフからのご挨拶
2.コラム 市川洋介 自分にとってのコミュニケーションツールとは
3.ご紹介 ユニバーサルMV(ミュージックビデオ)を作る会の活動等
4.編集後記 軍隊式カジュアルサポート?
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1.新人スタッフからのご挨拶
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みなさん、はじめまして。今回IFPのスタッフになった益子徹(ましことおる)です。
IFPとは約5年の関わりであり、毎回のイベントは楽しく参加していました。

今は福祉系大学院の博士後期課程に通いつつ、仕事をしています。
研究テーマは高等教育機関における聴覚障害学生支援であり、現職は聴覚障害の子どもの入所施設の児童指導員です。

以前から手話通訳をしたり、パソコン要約筆記を行うこともありましたが、前職は車いすの方や知的障害の方へヘルパーを派遣したり、
自分で彼らの介助をしたりする仕事をしていました。その関係もあり、IFPでは運動機能障害関連のセミナー講師をさせていただくこともあります。

スタッフとしてこれから未だまだ覚えなくてはならないことがたくさんあり、何かとみなさんにご迷惑をお掛けしてしまうと思いますが、
今後共よろしくお願いします。

IFPスタッフ 益子 徹

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2.コラム 市川洋介 自分にとってのコミュニケーションツールとは…
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皆様こんにちは。IFPスタッフの市川です。
GW終わって日常に戻っていくのが少しばかりつらい中、いかがお過ごしでしょうか。

皆さんは、普段ネットでのコミュニケーションツールを利用していますか?
メール、チャット、SNS、LINEなどの多様なツールが身の回りにあると思います。
そのなかでも、利用者が2億人を突破し有名になり、私もよく利用しているツールLINEの機能のひとつ「スタンプ」について話そうと思います。
「スタンプ」は、たとえば「おはよう」と直接文字を打ち込むのではなく、キャラクターがおはようの仕草しているマークを送る機能です。
様々な言葉が表現されている可愛いスタンプがあって、私のように運動と言語に障がいを抱える方には、様々な言葉を素早く、可愛く表現できる便利な機能だなと思っています。
実は、私がスマホでメールなどを送るときは、トーキングエイドで打った文面を、ヘルパーさんにスマホに打ち込んでもらうため少し時間がかかります。
でも、「スタンプ」を使えば様々な言葉を自分で選べますし、気持ちもより伝わります。
なによりも、ヘルパーさんにはちょっと秘密にしたい気持ちを表現するときに、自分ひとりで操作できるので助かります(笑)

「スタンプ」を利用していると、昔いとこが作ってくれた文字盤によく言う言葉を絵にして私が指すというのを思い出しました。
一生懸命頑張って伝えることも大切ですが、絵などを活用してコミュニケーションにかかる時間を短くして、様々な話をする時間を増やすことも大切なので、仲間と一緒に考えてみてくださいね。

ちなみに、私のお気に入りの「スタンプ」はLINEキャラクターの「がーん」です。
私がイベント終了後にLINEで「がーん」と打ち込んだら、「何があったの?」と気軽に声をかけてください。
その時は、面白いスタンプと一言を待っていてください!

IFPスタッフ 市川洋介

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3.ご紹介 ユニバーサルMV(ミュージックビデオ)を作る会の活動等
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当団体の理事長・相羽の大学院時代からの知人であり、「全盲の旅写心家」として活躍されている
大平啓朗様が取り組んでいる団体および、その活動内容についてご紹介させていただきます。
是非、ご覧ください。
皆さん はじめまして
私は、全盲の旅写心家として北海道の名寄市を拠点に活動している、
ユニバーサルMVを作る会の代表をしている大平啓朗(おおひら ひろあき)と申します。

現在、私達は『みんなで一緒に楽しめる音楽ビデオを完成させる』という夢の実現にむかって作品作りをしております。

以前、私は友達と音楽ビデオを観ていて、少し寂しい気持ちになったことがあります。 その時に、「場面の説明があったらなぁ」と思いました。
同時に、「歌詞の字幕や手話があれば、聴こえない友達とも一緒に楽しめるかもしれない!」とも思ったのです。

このようなキッカケから、今回のような、もっと多くの人が「共に楽しめる」音楽ビデオを作る決心をしました。
現在制作中の音楽ビデオは、様々な情報保証が付いているユニバーサルデザイン(UD)で完成させようと考えております。
「選べる」ことを一番大切に考えました。ですので、再生時に、情報保証をいくつか組み合わせたパターンを選択できるようにします。
情報保証の種類は、日英字幕、手話歌、場面説明としての音声ガイド、メトロノーム、楽器とBGM(波、雨)のガイド絵等です。
そして、少しの工夫や気付きで同じ場所や時間を一緒に楽しめるということも、より多くの人に知ってもらい、もっと元気な社会にしたいのです。

そこで、作成にかかる費用は、クラウドファンディングというシステムを利用して集めることにしました。
企画実現に必要な費用を、今回の趣旨や熱意に共感してくださった方々から広く集めさせていただくという方法です。
実際には、インターネット内で私達が準備した「ギフト」をみていただき、その中から希望のものがあれば、それを購入していただきます。
そして、その売り上げを音楽ビデオ製作の資金にさせていただくのです。
ですが、今回目標金額とした60万円に、6月17日までに集まらなければ、クラウドファンディングは失敗となり、私達作る会には、お金は1円も入りませんし、
ギフトを購入しようとして下さったサポーターのクレジットカード決済時に引き落としもされません。
もちろん、ギフトもサポーターにとどかないというシステムです。(*銀行振り込みでのギフト予約も可能)

以下が、私達の企画の詳細が書いてあるページです。 10種類以上のギフトも、ここに載っていまして、購入なども行うことができます。

「全盲の写真家が監督!日本初の『手話・字幕・副音声付』ミュージックビデオの製作!」

全盲カメラマンが監督!バリアフリーミュージックビデオを作ろう! | クラウドファンディングサイト – ShootingStar(シューティングスター

そして、広くご案内・ご転送等、ご協力のほど、よろしくお願いいたします。

日本初となる『字幕・手話・音声ガイド付着き 音楽ビデオ』の完成まで、仲間と一丸となり心をこめてやりきります。
皆さん、私達『ユニバーサルMVを作る会』への応援と協力を、どうぞよろしくお願いいたします。

ユニバーサルMVを作る会 代表 大平啓朗
メールアドレス:hiro622@amber.plala.or.jp

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4.編集後記 軍隊式カジュアルサポート?
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皆様こんにちは。IFPスタッフの小林です。
ゴールデンウイークはいかがでしたでしょうか? 11連休の方もおられたかと思います。
私ですか? カレンダー通りにお仕事、さらに、連休最終日もお仕事でした。残念!
この分は、別の機会にゆっくり休みにしたいと思います!

さて先月、小林の住んでいる横須賀で、海上自衛隊が主催するイベントがあり、2万人の参加者が訪れました。
ネットではニュースになったほどです。こういったミリタリー人気の背景には、人気ゲーム「艦隊これくしょん」(艦これ)人気が背景にあるのでしょう。
メルマガ読者の皆様にも、艦これをプレイしている「提督」がいるのでは?
艦隊といえば「船」ですよね?船の進路は、0時の方向…などと時計で示しています。
これは、視覚障がいのある方へのガイドヘルプに用いるものと同じです。

私自身も、目が悪いため、人混みや街中での待ち合わせが苦手です。
そこで 待ち合わせた相手(特に友人)には、この時計を表現にした誘導をお願いしています。
たとえば、「目標!4時方向、距離50(メートル)!」などと友人に話してもらいます。
自分は、右斜め後ろに向いて、50m歩けば場所にたどり着き、迷わず合流できるようにしてもらっています。
サポートをお願いするというよりは、ゲーム感覚でお願いをしています。

こういった方法で、相手があまり意識をすることなくサポートをしてもらえるように働きかけることが、サポートをお願いする側にとっても重要ではないかと思っています。
サポートを受けることが多い皆さん、このようなアイデアをお持ちでしたら、IFPに情報をお寄せください!
よろしくお願いいたします。

IFPスタッフ 小林 勇人

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IFPメールマガジン 2014年4月号

IFPメールマガジン 2014年4月号

皆様

こんにちは。IFPの奈良里紗です。
GWを目前にひかえ、初夏のような爽やかなお天気が続きますね。
皆さまは、GWの計画はもうバッチリですか?
さて、今月もIFP関連情報をお届けします。

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もくじ
1.昨年度最後のグルメマップ企画のご報告
2.コラム 市川洋介 自己紹介の仕方で心がけていること
3.メルマガ登録に関するお詫び
4.編集後記 引越しました!理事長相羽大輔より

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1.昨年度最後のグルメマップ企画のご報告
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IFPグルメマップ企画では、第3弾として、東京都田町駅の飲食店街に位置する中華料理屋『慶珍楼』さんへランチに行ってきました。
このお店のよかったところは、まず豊富な10種類のランチメニューの中から好きなものを選べるということです!なので、今回は参加メンバー全員が、各々好きなメニューを楽しむことができました。また、店員さんには、車椅子利用者の方がコートを着るときに自然と手を出してくださる素敵な方がいました。
今回は、視覚障がい、聴覚障がい、運動障がいのある方の参加がありましたので、一緒に食事を楽しむために、駅からお店まで歩く間の道の選び方やコミュニケーションの工夫について、自然と参加者同士で伝え合うことができました。
具体的には、これから行くお店がどのようなところなのか(お店の広さ、明るさ、BGMの音量等)、行くまでのどのようなところがあるか(どのくらい歩くのか、段差はあるのか等)という情報を、お店に着くまでの道のりで話すことができたので、皆さんともて安心して当日を楽しむことができたみたいです。
知っている人が知っている情報を伝える、当たり前のことのようで実際にできないときもありますので、スタッフも参加者の皆さんにもこれを実践していただけると、ランチタイムに入るころには、気兼ねなく交流できるようになるのではないかなと思いました。
IFPグルメマップは、今年度も継続して開催します!メルマガ読者の皆さまには最新情報をどこよりも早くお伝えします!ぜひ、お知らせをみたら、次はあなたも参加してくださいね!

IFPスタッフ 若井 瞳

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2.コラム 市川洋介 自己紹介の仕方で心がけていること
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皆様、こんにちは。IFPスタッフの市川です。
新年度を迎え、新生活を始める人が多い中、皆さんはいかがお過ごしでしょうか。
4月は、別れの3月と異なり出会いの季節なので、多くの場面で初対面の人に自分を知ってもらおうと「自己紹介」をすることと思います。
その時に皆さんは、自分のどこを1番知ってもらおうと考えますか。
得意なことや苦手なこと、趣味や興味があること、呼んでほしい名前、人によっては「シンプル・イズ・ベスト」がいいからと一言で済ます人もいます。
私の場合は、初対面の人にもわかりやすいように障がいの説明と苦手なことなどを話すように心がけていますが、満足な伝え方が未だに見つからなくて模索しています。
その中でひとつだけ思ったことは、「自己紹介」というのは単に名前を紹介するのだけではなく、その人がその人自身に対する理解度を示す場なのかもしれません。
自分をきちんと理解できていなければ、苦手なこと、得意なことを言うこともできません。その結果、何かをお願いされたり、何かをお願いするような関係はできないのだと思います。
それは、障がいのある人もない人も同じだと思うので、「自分は障がいがあるから」「自分は障がいがないから」といって自己理解に時間をかけなかったり、かけすぎたりということではなく、自分のペースと器にあわせた自己理解の仕方が良いと思います。
つまり、自分のことをたくさん知ってもらいたいというのであれば、自分がどれだけ自分のことに対して知っているかを自分自身の中で整理してから、「自己紹介」をしたら今よりも早く仲良くなれるきっかけになると思います。
私自身も「自己紹介」をするたびに見つめ直し、次の「自己紹介」の為に磨きをかけるようにしているので、今年度もイベントにお越しになった際には、皆さんをあっと驚くような「自己紹介」を考えて待っておりますので、ぜひ来てください。

IFPスタッフ 市川洋介

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3.メルマガ登録に関するお詫び
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いつもIFPメールマガジンをご購読いただき、誠にありがとうございます。
昨月のメールマガジンでもご案内いたしましたが、新しいメールマガジン配信システムへ移行するため、IFPにご登録いただきましたメールアドレスを事務局のほうで登録させていただきました。
その結果、本意ではないメールアドレスがメールマガジンに登録されてしまう事象が発生しております。
読者の皆さまには大変ご迷惑をおかけしてしまい、誠に申し訳ございません。
また、重ね重ねのお願いで大変恐縮ではございますが、下記、リンクより登録アドレスの解除や新しいメールアドレスの登録ができます。もし、手順等がわからない等ございましたら、事務局(info@team-ifp.com)までご一報ください。
○メールマガジンの登録・解除フォーム○
http://www.mag2.com/m/0001613828.html

今後も引き続き、皆様の個人情報の取り扱いには十分に注意して参りますが、まだまだ未熟で至らぬ部分も多々あろうかと思いますので、その都度、お気づきのことがございましたら、お知らせいただけますと幸いです。
IFPスタッフ一同、皆さまにとって有益な情報や交流の場を提供できる団体であり続けるために努力して参りたいと思います。
この度は誠に申し訳ありませんでした。改めて、お詫び申し上げます。

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4.編集後記 引越しました!理事長相羽大輔より
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ご無沙汰しております。IFPの相羽大輔です。
今月は、始まりの四月ですね。
進学、転職、就職等、皆様にも様々な変化があったことと推察します。
かくいう私も、長年住んでいたつくばを離れ、実家のある東京を遠くはるかに通り越し、今は名古屋に住んでいます。引っ越しをしてみて、改めて考えたことは地域性です。
名古屋と言えば、味噌かつ、小倉トースト、名古屋コーチン等色々おいしいものがありますが、人の特色を見ていると、やっぱり新しいものや変わったものが好きな人が多いような気がします。歴史的には、織田信長が代表的ですよね?
ちょっと話は変わりますが、視覚障害の業界で面白い地域性と言えば、駅のホームのアナウンスです。関東では「白線の内側におさがり下さい」ですが、関西に行くと「点字ブロックの内側におさがり下さい」なんです。これは点字ブロックが岡山で誕生したことが関係しているのだと思いますが、関西と関東では、きっと点字ブロックを日常的に意識する機会が全く違いますよね?ちなみに、どうでもいい話ですが、岡山には「点字ブロックの歌」まであるようですよ。岡山では歌が流れたりするのでしょうか?そんなことを想像すると、地域性って面白いですね。

最後に、こんな話をしていると、あれれ、相羽がいなくなってIFPの活動はどうなるの?と思われてしまうかもしれません。そう思って下さった方、ご心配ありがとうございます。IFPは、大丈夫です。
毎年、インターンシップを終えた方がスタッフに加わったり、研修会の講師をして下さった方がスタッフに入ってくれたりして、新しい企画等を立ち上げ、運営をしてくれています。
今年も、グルメマップ作り、インターンシップ、ディズニーリゾートでの交流会等で盛り上がっていきますので、ぜひ、遊びにいらしてください。

そうそう、もうすぐGWですね。ぜひ、楽しい連休をお過ごしください。

IFPスタッフ 相羽 大輔

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IFPメールマガジン 2014年3月号

IFPメールマガジン 2014年3月号

皆様

こんにちは。IFPの鈴木康高です。
あまりの寒さのため固く閉ざされていたコートのボタンを開け、春の訪れ感じる
今日この頃、いかがお過ごしでしょうか?
IFPに訪れたのは楽しかった思い出と、新しい事へのチャレンジ!
それでは、今月号もお楽しみください。

∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴
もくじ
1.今年もディズニーシーでのイベントが終了しました
2.インターンシップを終えて 修了生の声
3.コラム 市川洋介
4.IFPメルマガ登録手続きに関する重要なご連絡
5. 編集後記

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1.今年もディズニーシーでのイベントが終了しました
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こんにちは!IFPインターン小川友理です。
3月8日、IFP最大のプロジェクトであるディズニーシーでのイベントが行われました。
スタッフも含め40人以上の方が参加してくださったとても賑やかなイベントで、開会
式の後、各グループレクリエーションを楽しんだり、夕方の交流会では他のグループと交流したりプレゼント交換をしたりと充実した一日になりました。
私はディズニーが好きで、IFPのインターンを始めたきっかけもほとんどがこのイベント
に強く魅かれたからです。
その為半年以上かかった企画作りや準備も楽しく、学べたことがたくさんありました。
普段友人と楽しむディズニーシーとは違って、企画一つ一つに担当や準備が割り当てられ、
みんなが楽しんでもらえるように考えに考えて当日に臨みました。その結果私も今まで知
らなかったディズニーの知識が増え、色々な人と交流することで色々な視点から楽しむこ
ともできました。
私たちが用意した隠れミッキーを探す問題では、それを見ていたキャストさんが「隠れス
ティッチ」の問題を与えてくださり、それをみんなで探しているとまた別のキャストさんが
ヒントを教えてくださったりと、あらゆる人が「楽しんでもらいたい」気持ちを持って臨ん
でいるから楽しい場所がより楽しく、素敵なひとときを過ごせるんだなと改めて実感した一
日でした。
ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。
今年参加できなかった方々もぜひ来年度は一緒にディズニーを楽しみにいきましょう!

IFPインターン 小川友理

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2.インターンシップを終えて 修了生の声
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インターンシップに参加して一番感じたことは「たくさんの出会い・考え方」です。
障がいの有無を関係なしに様々の考え方や経験をしている人がいて、とても刺激を受け
ました。住んでいる場所や、どんなことを学んできたか、どんな経験をしているのか等
をいろんな人からお話が聞けたのでとても刺激的でした。
インターンシップで参加している人でもいろんな思いもあって、違う大学の方とも交流
ができて本当に楽しかったです。
出会いが本当に自分の考え方や自分の成長に繋がりました。
特に違う考え方を感じたことは、企画提案書をインターンでとして考えるたときです。
楽しく行うこともあれば厳しく議論することもあって本当に辛いこともありました。
そんなこともあっても、最後は一番良い提案書を完成させることが出来ました。みんな
の意見やアイディア、そして協力があってこそだと思います。
本当に参加できて良かったなと思います。ありがとうございました。

IFPインターン 金子美緒

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3.コラム 市川洋介
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皆様、こんにちは。IFP市川洋介です。
今、卒業シーズンですが、皆さんは先輩後輩、同僚の門出を祝いましたか。
こうした卒業シーズンでは「ありがとう」という言葉をよく耳にします。
「ありがとう」…たったの5文字の言葉ですが、伝える相手に合わせてたくさんの思い
が込められる素敵な言葉だと思います。
たとえば、沢山の苦楽を共にしてきた仲間に伝える「ありがとう」には、いつの間に
か助け合うことが当たり前になり、気付いていなかった相手の優しさへの感謝の思いが
込められています。
これまで支えてきてくれた人達に伝える「ありがとう」には、支えてきてくれた人達
に成長した自分の姿を見てもらえた喜びと、これまで自分を応援するために尽くしてく
れた労を労う思いが込められています。
人と関わりの中で当たり前のように使ってしまう言葉でも、きちんと意味を考え思い
込めることで、相手に対して、そして自分に対しても「意味のある大切な言葉」になるの
だと改めて感じました。
別れと新たな出発、そして夢へと大きな一歩を踏み出す卒業シーズンも、このコラムを
きっかけに「言葉の意味を考えるシーズン」にしたいなと思います。

市川洋介

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4.IFPメルマガ登録手続きに関する重要なご連絡
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IFP事務局からIFPメールマガジン登録に関する重要なご案内になります。
昨年9月より、メールマガジン配信の不具合を改善するために新たなシステムへ移行する旨、ご案内してきました。
今年1月に新システムよりメールマガジンの配信を行なっているところではありますが、「新しいシステムへの登録が上手くできない」「登録方法がわからない」等のお問い合わせを多数頂いております。
そこで、本メールマガジンより旧システムで配信させて頂いていた方々のメールアドレスを事務局のほうで登録の代行を行なっております。
このままメールマガジンの受信を希望される方はこのままで問題ありません。
IFPメールマガジンの受信を希望されない方はお手数をおかけいたしますが下記URLより登録の解除手続きをお願い致します。
皆さまには多大なご迷惑をおかけしてしまい大変申し訳ありませんが、何卒ご理解・ご協力を賜りますよう重ねてお願い申し上げます。

メルマガ登録解除はこちらから↓
https://team-ifp.com/wp/ifp%e3%83%a1%e3%83%bc%e3%83%ab%e3%83%9e%e3%82%ac%e3%82%b8%e3%83%b3%e3%81%ae%e3%81%94%e6%a1%88%e5%86%85%e3%83%bb/

IFP事務局

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5.編集後記
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こんにちは! IFPスタッフの中村早紀です。
私は今年大学を卒業して春から地元で働きます。そして、IFPも卒業することになります。
私は、大学3年のときにつくば支部開設をきっかけに、スタッフになりました。この2年間、
いろんなことを勉強させていただきました。
IFPの良さは、ただ支援するされるといった関係ではなく、健常者も障害者もみんなお互い
に相手のことを考えて工夫を重ねて、よりよい関係を目指すところだと思います。
自分の障害についてどう伝えたらよいのか。他の障害のある方とどう関わったらよいのか。
どうしたら壁のない関係を作れるのか。IFPの活動を通して、そのヒントをもらいました。
新しい環境に飛び込むことには不安もありますが、これまでIFPで学んだことを生かして頑
張っていきたいと思います。
今までありがとうございました!

中村早紀

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IFPメールマガジン 2014年2月号

IFPメールマガジン 2014年2月号

皆様

こんにちは。IFPの奈良里紗です。
2月は記録的な大雪に歴史的なオリンピックでの金メダル等、嬉しいニュースと困ったニュースにふりまわされた1カ月だったように思います。
来週は3月、そろそろ春の足音が聞こえてくるのではないかなと思います。
さて、今月号もお楽しみください。

∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴
もくじ
1.締め切り迫る!ディズニーイベント最終告知(3月8日)
2.コラム 市川洋介 グループディスカッション
3.編集後記 井口が考えるカジュアルサポート

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1.締め切り迫る!ディズニーイベント最終告知(3月8日)
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おかげさまで今年もあと数名で定員に達します。
お申込を考えていて、まだ、申込をされていない方がいらっしゃいましたら、今すぐ下記よりお申込ください。
皆様にお会いできることを楽しみにしています!

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参加者募集
************
*コミュニケーション・ヴォヤッジ*

主催:NPO法人Inclusive Fellowship Promotion
日時:2014年3月8日(土) 10:00-18:00(予定)
場所:東京ディズニーシー
定員:20名程度
参加費:学生6,000円 一般7,500円 (チケット代、交流会費、イベント保険費等含む)
申し込み:下記よりお申し込み下さい。
PC用:http://www.team-ifp.com/form/tds2014.php
携帯用:http://www.team-ifp.com/form/tds2014_mobile.php
締切:2014年2月末日
※何かご不明な点がありましたら、こちら(info@team-ifp.com)までご連絡ください。
[スケジュール]
09:30 受付開始
10:00 開会式・イベント開始
↓  以降は基本グループ行動です。
初対面同士でも打ち解けるような楽しい企画を用意しています!
16:00 全員集合して記念写真・交流
閉会式
18:00 解散・自由行動

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2.コラム 市川洋介
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皆様、こんにちは。IFPスタッフの市川洋介です。
ソチオリンピックが連日放送され、寝不足な毎日を過ごしていませんか?

先月号の編集後記で、IFPスタッフ中村が複数でのコミュニケーションについて
書いていました。
私も今までグループディスカッションなどをたくさん経験していますが、
やっぱり複数でのコミュニケーションとなると、苦手意識があって
身を構えてしまいます。
私の場合、他の方とコミュニケーションを取るときにトーキングエイドを使用しま
す。
私が発言しようとすると、全ての意識がトーキングエイドへの入力に集中してしま
い、
どうしても「聴く」ことと発言することを同時にするのが難しいのです。
そのため、たまに聞き間違いをしたまま返事をしてしまう、
話を理解した「つもり」でいてしまうことがあります。
そうならないように自分でも、下記のような工夫をして周りの方が
「今、こういう話をしているんだな」と理解するようにしています。
工夫1:入力している手を休める時間を設ける。
工夫2:休んでいる時間を活用して配布された資料を見る。
工夫3:話している相手の表情や口元、手振りを見る。
それでも、「1秒でも早く間に合わせてよりたくさんのコミュニケーションをとって
やる!」という強い気持ちを抑えられず、
つい手を休めず入力を続けてしまいます。
その結果、このような場面に直面すると、私でも「後で聞きにくいなぁ。どうしよ
う」という気持ちになります。
でも、そんな時に”ほんのちょっとのサポート”をしてもらうと助かるなぁと思いま
す。

・会話のキーワードをいくつか文字化する。
これは、音だけで話すと似た発音や言葉が同じような音に聴こえる場合もあるので、
たまにスマホや紙などにキーワードを書いてもらうと視覚でも確認できて安心しま
す。

・時々、今の状況を”こうだよ”と伝える。
これは、たまにトーキングエイドで発言したいことを入力し終わったときには、
ひとつの会話が終わり(または重要なことが決まる等して)、次の話題に
移ってしまっていることがあるので、トーキングエイドで発言した後でも良いので
今の状況を伝えてくれると助かります。

私が思うに、障がいのある人もない人もコミュニケーション方法などは
「こうすれば楽しく話せるかなぁ」といろいろ試して、その中で
何度も失敗して「次はこうしよう」と模索していると思います。
そのため、場所や場面、天候などによってコミュニケーション方法も
微妙に変わってくると思うので、本人に尋ねてみてくださいね。

IFPスタッフ 市川洋介

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3.編集後記
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カジュアルサポートについて考えていると、小学校の時に読んだ辻仁成さんの「そこに僕はいた」(新潮社)を思い出しました。辻さんが小学生の時、義足のあーちゃんという友人がいました。
彼は他者からの手助けは何があっても拒んでいました。しかし、ある日彼が泥道にはまり抜け出せないでいたときのこと。「彼がハンディを背負っている人だという意識などみじんもなかった。
僕の手は彼の前にごく自然に差し出されていたのである。すると不思議なことにあーちゃんの手が僕の手を握ってきたのだ。」この日を境に二人の関係が変わっていきます。
仲良くなりたいとき、支援される支援するという関係は大変居心地が悪く感じます。「ありがとう」、一言あればそれで十分です。それは、私が言われるときもあるし、私が言うときもあります。こんな時にこんな困ることがあるかもしれない、そういう引き出しがたくさんあると、すっと自然に出せる手が増えるのではないでしょうか。

IFPスタッフ 井口 亜希子

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IFPメールマガジン 2014年1月号

IFPメールマガジン 2014年1月号

皆様

寒中お見舞い申し上げます。
今年、最初のIFPメールマガジンをお届けします。
ぜひ、最後までご覧下さいね。

∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴
もくじ
1.カジュアルサポートって何?~事例から考えよう~(2月16日)
2.コミュニケーションヴォヤッジに参加しませんか?(3月8日)
3.コラム 市川洋介の食事事情
4.視覚障がい者の学習・読書環境について考えるセミナーのご案内(2月8日)
5.編集後記

∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴

===================================
1.カジュアルサポートって何?~事例から考えよう~(2月16日)
===================================
8月から毎月開催して参りましたカジュアルサポート研修会も今回が最後です。
これまでは、各障がい特性ごとに取り上げてきました。
これらを日常場面にどのように活かすかについて皆さんと一緒に考える機会を持ちたいと思います。

———————————————
NPO法人IFP カジュアルサポート研修会のお知らせ
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日時 : 2月16日(日)  15時から17時
テーマ:カジュアルサポートを実践するために
講 師:奈良里紗(なら りさ)
筑波大学大学院・日本学術振興会特別研究員・NPO法人IFP事務局長・視覚障がい者ライフサポート機構“viwa”理事長

内 容:これまで学んできた研修会のまとめとして、具体的な場面を想定したカジュアルサポートのあり方について、ワークショップ形式で一緒に考えます。また、これまでの研修会や日常場面で「こういうときはどうしたらよいの?」という素朴な疑問についても考える機会を設けたいと考えています。
場 所:東京都障害者福祉会館(都営三田線、
都営浅草線「三田」駅より徒歩1分・
参加費:1000円
問合せ:希望する研修会を件名に入れ、本文に参加登録情報を記載の上、
以下のアドレスまで、お送りください。
info@team-ifp.com

■件名
例 「2月16日の研修会への参加希望」

■参加登録情報
1.名前(ふりがな)

2.連絡先(PCと携帯のアドレス、電話番号)
※資料送付や当日の緊急連絡用に使用します。

3.障害の有無とその種類
例 有(視覚障害:弱視、墨字使用)

4.希望する配慮事項
例 拡大資料(20pt・ゴシック体)を希望

補 足:以下ご確認ください。
※インターン向けのセミナーとなりますので、
十分な情報保障環境を整備できるとまではお約束できません。
適宜、ご相談ください。可能な範囲で環境を整備いたします。
※特に、参加募集の〆切は設けませんが、
参加者の数が使用する教室の定員人数になり締切りとさせていただきます。
※なお、各研修会の後には、講師を囲んで交流会を実施する予定です。

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2.コミュニケーションヴォヤッジに参加しませんか?(3月8日)
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先月号から受付を開始したディズニーイベント。
まだ参加枠に余裕がありますので、興味のある方はぜひお申し込みくださいね。
なお、例年、直前に申込が集中するのですが、場合によっては定員満員により受付ができなくなることもありますので、参加を希望されている方はお早めのお申し込みをお願い致します。

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参加者募集
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*コミュニケーション・ヴォヤッジ*

主催:NPO法人Inclusive Fellowship Promotion
日時:2014年3月8日(土) 10:00-18:00(予定)
場所:東京ディズニーシー
定員:20名程度
参加費:学生6,000円 一般7,500円 (チケット代、交流会費、イベント保険費等含む)
申し込み:下記よりお申し込み下さい。
PC用:http://www.team-ifp.com/form/tds2014.php
携帯用:http://www.team-ifp.com/form/tds2014_mobile.php
締切:2014年2月末日
※何かご不明な点がありましたら、こちら(info@team-ifp.com)までご連絡ください。
[スケジュール]
09:30 受付開始
10:00 開会式・イベント開始
↓  以降は基本グループ行動です。
初対面同士でも打ち解けるような楽しい企画を用意しています!
16:00 全員集合して記念写真・交流
閉会式
18:00 解散・自由行動

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3.コラム 市川洋介の食事事情
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皆様、あけましておめでとうございます。
今年も私のコラムともどもよろしくお願いします。

みなさんは、大晦日の定番の年越しそばを食べながら新年を迎えましたか?
その時に私のコラムを思い出して考えてみたり、年越しそばを食べようと思ってくれた人が
いてくれたら,それだけでもうれしいです(*^_^*)
でも・・・肝心なサポート方法はまだでしたので、”なんだぁ~この続きは次月号?”と思った人もいたかもしれませんが、
今月号で完結するのでご安心ください。

実は私も麺類を食べるようになったのはここ最近のことなので、これからご紹介するサポート方法より、
もっといいサポート方法があるがもしれません。
また、障がいの程度によって個人差もありますので、必ずしもこのサポート方法が
ベストと限りませんが、今、活用しているサポート方法をご紹介します。
私の場合は吸引力も前歯で押さえる力も弱いため、箸でつかんだ麺を口に入れても、
全部入りきらずに半分近くはこぼれてしまいます
そのため、複雑なサポート方法で食べていたため、私と食事に慣れている親としか食べていませんでした。
そこで、ヘルパーさんに”麺類が食べにくいんだよねぇ。。何かいい方法はあるかなぁ”と
相談したところ、親だけでなく、誰とでも一緒に食べられるようなサポート方法を
一緒に工夫して考えてくれました。
そのサポート方法に必要なものは、お茶碗と大きめのスプーンかレンゲです。
例えばラーメンの場合は、スープが多くて麺を適度につかむのは難しいため、
お茶碗に何回か小分けします。これは、麺を冷ますのにも効果的です。
冷めたかなと思ったら大きめのスプーンかレンゲの上に円を描くような感じでのせます。
なお、このときにスプーンなどを小さくしてしまうと麺が落ちやすく、難易度が上がってしまいます。
また、麺の太さや細さによってもやりやすさが変わりますので、なれるまでお互いに
難しいかもしれません。
あとは、スプーンを口に運ぶだけなのですが、スープは垂れると思うのでお茶碗もあごあたりに持っていくとより安心です。

このように、少し工夫を考えたり、周りの人から情報を集めたり、意見を聞いたりして
自分達なりのサポート方法を一緒に創っていけたら、食事をするときの楽しみが増えるかもしれませんね。

IFPスタッフ 市川洋介

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4.視覚障がい者の学習・読書環境について考えるセミナーのご案内(2月8日)
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IFPスタッフの奈良が代表を努めているviwaという団体で下記のようなセミナーを開催します。
視覚障がい当事者の方はもちろんなのですが、そうでない方も、視覚障がい者がどうやって読書環境を工夫すればよりよい環境を作ることができるのかについて学んでみませんか?
もし、興味・関心のある方がいらっしゃいましたら、下記のURLから詳細をご覧下さい。
viwaのブログには、ほかにも視覚障がい者と関わる上での話題や日常生活の話題等、普段、なかなか見聞きすることのない情報を掲載しておりますので、よかったら、一度、見に来てくださいね。

セミナー詳細情報はコチラ↓↓↓
http://www.viwa.jp/2014/01/28vol6.html

~視覚障がい児・者のよりよい読書・学習環境を考える~」
日時:2014年2月8日(土)13:0 ~
場所:筑波大学附属視覚特別支援学校 420大会議室
URL: http://www.nsfb.tsukuba.ac.jp/annaizu/annaizu_d.html
主催:視覚障がい者ライフサポート機構 ”viwa”
会費:500円(資料代等)
【お申込み方法】
下記のURLよりお申込みください。URLへのアクセスが難しい場合は、info@viwa.jpまでメールにてお申込みください。
お申込みURL: http://my.formman.com/form/pc/5wUjjKPpzyWFX4PU/
【申し込み締め切り】2014年2月1日(土)

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5.編集後記
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こんにちは!
IFPスタッフの中村早紀です。
私は聴覚障害があります。

私は、音声だけで話す複数人での会話が特に苦手なことのひとつです。
いろんな方向を向いて口の形を追う必要がある、話している人が急に変わって口を読むことができない、どんどん話の内容が変わって推測が追いつかない…。
このような場面で助かることは次のようなことです。

・一人ずつかぶらないように話す
複数人が一斉に話すと、誰を見ればよいか分からなくなってしまいます。また、話のテンポがゆっくりの方が、分からなかった時も聞きやすいです。
・筆談や指文字といった手段を用いる
どうしても聞き取れなかったとき、キーワードだけでも筆談や指文字を使ってもらえると、すぐ理解することができます。
・話の内容を聞かれたら、具体的に教えてほしい。
何の話?と聞いても、数分間話していた内容が、「○○についての話だよ」と一言でまとめられてしまうことがあります。具体的に教えてもらえると、話の輪に入れた気持ちになります。

もし、これから聴覚障害者と話す機会があれば、上のことを思い出してもらえると嬉しいです。どのようにしたらよいか分からなかった時は、ぜひ本人に聞いてみてください♪

IFPスタッフ 中村早紀
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