IFPメールマガジン 2015年1月度増刊号

IFPメールマガジン 2015年1月度増刊号

皆様

あけましておめでとうございます。
今年もIFPをよろしくお願いいたします。

さて、2015年になってから早くも二度目の週末ですが、いかがお過ごしで
しょうか。

今回は当団体最大のイベント「東京ディズニーシー交流企画」への参加者募集
を中心としたIFP関連情報を、増刊号として配信いたします。

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もくじ
1.ご案内 バッググラウンドアドベンチャー IN TDS 2015~目指せ!ディズニーマイスター~
2.訂正のご連絡 1月度カジュアルサポート研修会の開催日
3.編集後記  ~IFP流ディズニーシーの楽しみ方~
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1.ご案内 バッググラウンドアドベンチャー IN TDS 2015~目指せ!ディズニーマイスター~
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皆様、こんにちは。インターン生の秋山、小川原です。
今回は読者の皆様にどこよりも早く、IFPのイベントをご紹介します。
今年のテーマは「ディズニーに隠されたバッググラウンドストーリー」をめぐ
る冒険です。
ぜひ、このイベントの楽しさを体感してください!

以下、詳細です。
■□■転送・転載大歓迎■□■
~ 参加者募集 ~

皆様はディズニーシーに無数に存在する裏話をご存知でしょうか?
ディズニーリゾートにはエリア、ショップ、アトラクションに背景となるお話
(バックグラウンドストーリー)が垣間見えるポイントがたくさん存在します!
今回は、そのバックグラウンドストーリーを辿りながら楽しめるイベントをご
用意しました。
ディズニーシーを探検し、奥深いバックグラウンドストーリーの世界を体験し
てみませんか?
他にもグループで楽しく交流できる企画や、パーク内イベント後の交流会など
もご用意しております。
興味のある方は以下詳細をご覧ください。

*第8回ディズニーシーイベント「バックグラウンドアドベンチャー in TDS」*
主 催:NPO法人 Inclusive Fellowship Promotion
日 時:2015年3月7日(土)
場 所:東京ディズニーシー
定 員:30名
参加費:一般10,000円 学生8,000円(チケット代・交流会費・イベント保険料等含む)
申込み:以下のリンク先よりお申し込みください。
PC用 http://www.team-ifp.com/form/tds2015_entry.php
携帯用 http://www.team-ifp.com/form/tds2015_entry_mobile.php
締 切:2015年2月25日(水)
◆何かご不明な点がございましたら、こちら(info@team-ifp.com) までご連絡ください。

当日のスケジュール
09:30    受付開始
10:00    開会式・オリエンテーション
10:10~17:00 バックグラウンドアドベンチャー(パーク内でグループにわかれてレクリエーション)
17:00~19:00 立食パーティー(交流会)
19:30        舞浜解散

皆様のご参加を心よりお待ちしております。

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2.訂正のご連絡 1月度カジュアルサポート研修会の開催日
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皆様

既にご案内いたしました「1月度カジュアルサポート研修会」の開催日の表記
に誤りがございました。
つきましては、以下のとおり訂正させて頂きます。

今後このようなことがないよう注意して対応してまいりますので、今後とも何
卒よろしくお願いいたします。
このたびは大変申し訳ございませんでした。

【1月度カジュアルサポート研修会の開催日】
1月18日(日)
※時間や講師の方の紹介、申込方法等の詳細は以下のリンク先、メールマガ
ジン12月号の内容の2番をご確認ください。
(研修会の日程は、訂正後のものです)
https://team-ifp.com/wp/?p=1233

IFP事務局

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3.編集後記 ~IFP流ディズニーシーの楽しみ方~
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皆様、あけましておめでとうございます。スタッフの奈良です。
今回の増刊号では今年度の東京ディズニーシー交流企画についてお知らせしま
した。
読者の方の中には既に何度も参加頂いた方もいれば、これから参加下さる方も
いらっしゃると思います。

IFPのディズニーシー交流企画の魅力は、何といっても「何度参加しても楽
しめる!」ことです。
それは毎年スタッフその年に参加しているインターン生でテーマを決めて、内
容を組み立てているからです。
今回のテーマは「バッググラウンドストーリーをめぐる冒険」です。
そして冒険のあとには、ここ数年とは異なる形式で実施予定の楽しい交流会が
ございます。
3月7日は沢山の方にお会いできるのを楽しみにしています。

次号のメールマガジンでも引き続き今年のディズニーシー交流企画の魅力をご
紹介していきますのでお楽しみに!!

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IFPメールマガジンは、まぐまぐを使用した配信専用のシステムでお送りしております。
お問合せなどは、お手数ですが下記よりお願いいたします。
・メールの配信変更・停止:http://www.mag2.com/m/0001613828.html
・IFPへのお問い合わせ  :info@team-ifp.com
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※このメールマガジンは、自由に転送して頂いてかまいませんが、
掲載された内容を許可なく転載することはご遠慮ください。
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☆特定非営利活動法人
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2015年3月 バックグラウンドアドベンチャー in TDS

今年もIFPの活動の目玉、TDSイベントの季節がやってまいりました。
皆様はディズニーシーに無数に存在する裏話をご存知でしょうか?
ディズニーリゾートにはエリア、ショップ、アトラクションに背景となるお話
(バックグラウンドストーリー)が垣間見えるポイントがたくさん存在します!
今回は、そのバックグラウンドストーリーを辿りながら楽しめるイベントをご用意しました。
ディズニーシーを探検し、奥深いバックグラウンドストーリーの世界を体験してみませんか?
他にもグループで楽しく交流できる企画や、パーク内イベント後の交流会などもご用意しております。
興味のある方は以下詳細をご覧ください。

~参加者募集~

*第8回ディズニーシーイベント「バックグラウンドアドベンチャー in TDS」*
主 催:NPO法人 Inclusive Fellowship Promotion
日 時:2015年3月7日(土)
場 所:東京ディズニーシー
定 員:30名
参加費:一般10,000円 学生8,000円(チケット代・交流会費・イベント保険料等含む)
申込み:以下のリンク先よりお申し込みください。
PC用 http://www.team-ifp.com/form/tds2015_entry.php
携帯用 http://www.team-ifp.com/form/tds2015_entry_mobile.php
締 切:2015年2月25日(水)
◆何かご不明な点がございましたら、こちら(info@team-ifp.com) までご連絡ください。

当日のスケジュール
09:30     受付開始
10:00     開会式・オリエンテーション
10:10~17:00 バックグラウンドアドベンチャー(パーク内でグループにわかれてレクリエーション)
17:00~19:00 立食パーティー(交流会)
19:30          舞浜解散

皆様のご参加を心よりお待ちしております。

(クリックすると拡大されます)

IFPメールマガジン 2014年12月号

IFPメールマガジン 2014年12月号

皆様

こんにちは。IFPスタッフの鈴木 康高です。
年末最大のイベント、クリスマスも終わり、新しい年が来るのを指折り数えながらに楽しみにしていることと思います。
私達の活動も皆様の応援によって、各活動ごとに込めた想いをそれぞれの形にし、無事お届けすることができました。

そこで今月は、「楽しかった思い出を来年も皆様とともに…」をテーマにIFP関連情報をお届けいたします。

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もくじ
1.ご案内 東京ディズニーシー交流企画の開催日程
2.ご案内 1月度カジュアルサポート研修会 参加者募集のお知らせ
3.ご案内 <NPO法人コーヒータイム>より パソコン指導員の募集
4.実施報告 12月度カジュアルサポート研修会(発達障がいの特徴とその理解)
5.実施報告 12月度グルメマップづくり ~ランチイベント~
6.コラム ~かっこいいヘアスタイルは一日にしてならず?~
7.2015年3月開催 東京ディズニーシー交流企画 成功への道(チラシを作成しました!)
8.編集後記~あるツイッターのつぶやきより~
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1.ご案内 東京ディズニーシー交流企画の開催日程
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皆様、こんにちは。スタッフの鈴木です。
当団体の一年の活動の集大成ともいえる企画「東京ディズニーシー交流企画」を今年も開催いたします!

日程は、【2015年3月7日(日)】です。

その他企画の詳細については、団体ホ─ムページやメールマガジンで適宜案内していきますので、
よろしくお願いします!!

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2.ご案内 1月度カジュアルサポート研修会 参加者募集のお知らせ
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皆様、こんにちは。スタッフの鈴木です。
1月のカジュアルサポート研修会は、運動障がいがテーマです。
運動障がいというと、みなさんどのような障害を思い浮かべますか。
車椅子の人、歩くのが困難な人、手先が動きづらい人、その種類と程度は多種多様にあります。
この機会にぜひ運動障がいのある方へのカジュアルサポートとは何かともに学び、考えてみませんか?

日 時:1月18日(日) 15時から17時
テーマ:運動障がいの特性とその理解
講 師:益子 徹(ましこ とおる)
社会福祉学修士。日本社会事業大学大学院博士後期課程在籍。
場 所:東京都障害者福祉会館
(都営三田線、都営浅草線「三田」駅より徒歩1分・JR線田町駅より徒歩5分)
参加費:1,000円
問合せ:希望する研修会を件名に入れ、本文に参加登録情報を記載の上、
以下のアドレスまで、お送りください。
info@team-ifp.com

■件名
例 「2015年1月の研修会への参加希望」

■参加登録情報
1.名前(ふりがな)

2.連絡先(PCと携帯のアドレス、電話番号)
※資料送付や当日の緊急連絡用に使用します。

3.障がいの有無とその種類
例 有(視覚障がい:弱視、墨字使用)

4.希望する配慮事項
例 拡大資料(20pt・ゴシック体)を希望

補 足:以下ご確認ください。
※インターン向けの研修会となりますので、
十分な情報保障環境を整備できるとまではお約束できません。
適宜、ご相談ください。可能な範囲で環境を整備いたします。
※特に、参加募集の〆切は設けませんが、
参加者の数が使用する教室の定員人数になり締切りとさせていただきます。
※なお、各研修会の後には、講師を囲んで交流会を実施する予定です。

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3.ご案内 <NPO法人コーヒータイム>より パソコン指導員の募集
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当団体とは勤ボラ会を通じて交流のある「NPO法人コーヒータイム」の坂本様より、
視覚障がい当事者向けのパソコン指導員(アルバイト)の募集がありました。
指導員は、できれば視覚障がい当事者の方がよいとのことです。
ご興味のある方は、相羽(info@team-ifp.com)までお知らせください。
以下、アルバイトの雇用条件等です。

【雇用条件】
自  給:850円(3か月)その後は900円。
交 通 費:最高1万円まで。
勤務時間:10時から15時。月~金曜日までの毎日でも、2~3日でも可能。
休  日:土、日、祭日、夏休暇、年末年始。
※各条件については、相談可。

(補足)
受講者は、初心者と高齢者が多い。
iPadを希望する方が2名。
現在パソコンを学習中の方は11名。(全盲、弱視、知的障がいの方が数名ずつ)

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4.実施報告 12月度カジュアルサポート研修会(発達障がいの特徴とその理解)
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皆さまこんにちは。インターン生の秋山です。

12月7日に、発達心理ライフケア協会で活動されている春日 佳奈(かすが かな)さんを講師としてお迎えし
発達障がいセミナーを開催しました。

春日さんの講話は実際に支援活動の中で体験されたことを中心に障害の定義や種類、診断基準や薬物療法、
障がい当事者一人ひとりに合った支援の在り方など多岐にわたる内容でした。
今回そのなかでも特に印象に残ったことを紹介します。

ひとつは、多様で他者から判別しづらい発達障がいに対して、当事者の目線に立ち、数々の工夫や柔軟な考え方を持って
理解することの大切さです。
これは、春日さん自身の身近に発達障がいをお持ちの方がいるからこそ得た理解や実体験がセミナー全体に盛り込まれていて、
当事者の方の良い面に目を向けられていること、そして誰よりも理解しようとしている姿勢に気付いたからです。

もうひとつは、セミナーの中で春日さんがキーワードの一つとして挙げていた「考え方の転換」という言葉です。
一人ひとりの個性が様々であるように、発達障がいゆえの特徴も様々です。それぞれに考え方の転換をしていくと、
忘れやすく注意力散漫になってしまうことは、自分の興味を持つことに抜群の集中力を示せること。
手足がそわそわ動いてしまうことは、直感的行動ができる。
自分の順番まで待ちきれないこと、おしゃべりが止まらないことは、興味のある分野に強い好奇心を持ち、
それを発信できる能力を持つことができるとも考えられます。

こうした時と場合によっては好ましくない状態も「考え方の転換」をすれば、たくさんの長所が見えてくることを教わりました。
春日さんのご発表、それから芸術や発明の分野に携わる方が持つ特異な才能と発達障がいの関連性を示唆する話がいくつかあること
からも、皆と同じにできない(または同じことをしない)部分は、その人だけが持ち得るかけがえのない「強み」になる可能性が
秘められていると思いました。
これに気付いた時、春日さんのおっしゃっていた「考え方の転換」は、あらゆる障がいや個性を前向きに捉える素晴らしさがあると
改めて実感しました。

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5.実施報告 12月度グルメマップづくり ~ランチイベント~
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皆様こんにちは、インターン生の小川原です。
12月7日(日)のお昼に実施した、「グルメマップづくり~ランチイベント~」についてご報告いたします!
今回は一般の参加者5名、スタッフが9名の計14名で、海鮮どんぶり・定食が美味しいお店「源ちゃん」でごちそうになりました。
※本企画の趣旨・今回訪問した「源ちゃん」については、以下のリンク先(メールマガジン10月号の内容の2番)をご確認下さい。
https://team-ifp.com/wp/?p=1215

この企画を通じて、障がいの有無に関わらず一緒に食事をするときに「あったら嬉しいな」と思える様々な工夫や気づきを
見つけることが出きました。

まずは、お店に入る時です。
源ちゃんは小さなお店で、車いすで通るには通路が狭かったのですが、テーブルの配置を変えスペースを十分に確保することで、
車いすユーザーの方が移動や、食事の際に身体の向きを変えることを気兼ねなくできる環境を作ることができました。

つぎに、注文の時です。
視覚障がいのある方が「本日の海鮮丼」を注文しようか悩んでいたときにメニュー表をもとに説明したのですが、
お互いにどんぶりの上にあるネタの美味しさを十分に想像できませんでした。そこで店員さんにネタについて詳細を尋ねたところ、
「本日の海鮮丼のネタの実物」をテーブルまで持ってきてくれたのです。
通常のメニュー表だけでは視覚障がいのある方にとってわかりづらい部分も、実物のお椀に触れたり、実物が近くにある状況で
説明を聞くのでは、食べたいものの決めやすさが大分違ったのではないでしょうか。

また、お店の雰囲気も素敵でした。
店員さんがとても気さくで、「“ピリ辛”ってどれくらい辛いですか?」なんて、ちょっとした質問もしやすかったです。
こうした体験のおかげもあり、各テーブルごとに好きなメニューを注文し、終始穏やかで楽しい時間を過ごすことができました。

今回、障がいのある方と共に歩き、食事をする中で、これまでIFPで経験したセミナーや懇親会での関わりと異なり、
彼らが日頃感じている「不自由さ」に気づき、それに対する工夫を考えることができました。
今回のグルメマップ企画で得たこのような視点は、日頃からもっておきたいものです。

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6.コラム ~かっこいいヘアスタイルは一日にしてならず?~
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皆様、こんにちは。スタッフの鈴木です。

今年も残すところあとわずかです。何事もなく穏やかに一年を終えられるかと思いきや、気付きや発見による変化は
尽きないものですね。
そこで今回は、そんな気づきのひとつ「ヘアスタイル」についてお送りします。

ヘアカットしたばかりのある日のことです。カットして数日ということもあって、日中の髪型は最低限のセットでした。
それでも元々髪質が固いようで、寝癖が強めについてしまったときは、ヘアワックス等で髪型をセットするだけでも一苦労です。
いつものように帰宅し、入浴中に髪を洗い流し、濡れた髪を掻き上げたときです。

ふと浴室の正面にある鏡に映った髪型をみると、自分がセットしてみたかった型が、そこにはありました。
髪が適度に湿っていたためとはいえ、何という幸運!
ここぞとばかりにこの理想とする髪型を、日常でもセットできるようにいろいろと試してみました。
そのときふと思ったのは、この髪型がセットできるように散髪してくれた美容師の方の存在です。

行きつけの美容室でヘアカットしてもらったとはいえ、私の拙い依頼内容から完成形を想像し、とても上手にカットしてくれました。
美容師の方の技術はもちろんですが、その想像力、イマジネーションに脱帽です。
というのもカットした髪が整うのは理解できますが、ヘアワックス等で整えたときにどのように髪質が変わり、
セットできるかは経験しなければすぐに想像できないと思ったからです。

このことから、どのような職業であってもひとりひとりが持てる技術や想像力を存分に発揮できるのは
「お客様に見えない所で学んだ技術、積み上げた経験」があるからこそだと気づきました。
何かを創り、皆さんに届ける活動に身を置いている者の一人として、この気づきを大切にしてこれからも進んでいきます。

そのためには、まず美容師の方との会話において、雑談とファッションやヘアセットの方法等ためになる話との割合が
フィフティー・フィフティーになるようにしないといけない…かもしれません(苦笑)

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7.2015年3月開催 東京ディズニーシー交流企画 成功への道(チラシを作成しました!)
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※本作業の中心となり活躍したインターン生2名による記事をそれぞれ掲載いたします。
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皆様、こんにちは。インターン生の関です。
今年の夏から取り組み、その開催と成功を願っている3月の東京ディズニーシー交流企画。
この大事なイベントの広報をすることになった、私は同じくインターン生である島袋とともに、一カ月チラシ作りに
取り組んで来ました。
学校の授業で学んでいる綺麗にみせるデザインだけではなく、1,000人(※)もの人に「楽しいイベントに来て欲しい」という
気持ちを伝えるデザインに取り組んだのは初めてです。
(※1,000人は、「この位沢山の方に伝わって欲しい!」という私の気持ちを表現した数字です 笑)

この「気持ちを伝える」チラシ作りで困った時、とても沢山の方々のアドバイスに支えられました。
具体的には、「安心して楽しめるイベントということを伝える為に前回の感想を入れてみては?」というアドバイスを下さった
学校の先生。
去年のイベント写真を提供して下さった団体の先輩方や、すっきり読みやすい文字の並べ方を教えてくれた学校の先輩。
そして、スタッフ・インターン生一丸となって、より参加したくなる文章について会議で熱く話し合った時間、などなどです。
その甲斐もあり表も裏も充実した内容のチラシを作ることができました。本当にありがとうございました。

今回のチラシは、みなさんのアドバイス、島袋と私の良い所を組み合わせて作成しました。
この出来事はIFPのロゴマークでもあり、今回のチラシにもイラストとして掲載した「ウサギとカメ(※)の様だな」と思いました。

(※IFPでは、童謡「ウサギとカメ」に出てくる2匹の関係性や、置かれている状況を現代の相互交流の在り方に置き換え、
活動内容に活かしています。「なぜウサギとカメなのか?」「具体的に何をどのように活かしているのか?」といった詳細が
気になる方は、是非イベントやセミナーで団体スタッフに尋ねてみてください!)

東京ディズニーシー交流企画当日も、今回のチラシ作成と同じように、みんなの力が集まり「楽しい」一日になるといいです。

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皆様、こんにちは。インターン生の島袋です。
今回、大学でデザインの勉強をしているということもあり、同大学・インターン生である関と共に
「東京ディズニーシー交流企画」のチラシ作成に携わりました。
チラシ作成はとても楽しく取り組むことが出来ました!
初めのうちは「どんな情報をまとめ、どのようにして盛り込むか?」という苦労もありましたが、スタッフの方々を始め、
大学の先生や同じインターンの仲間からの多くの意見をもとに完成させることができました。
お力添え頂いた方々には本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

また作業を進めていく中では、今回は自分だけでなく他のメンバーと連携して行ったことから「もう少し2人での作業時間を
確保していたら、より作業がスムーズに行えたのではないか」と作業の後半には感じました。
改めて早め早めに連絡を取り合い、スケジュール管理することの重要さを実感しました。

今回のチラシ作成を通じて「誰かと協力して創る楽しさや、そのために自分がどのように行動するべきか」といったことを含め、
多くの貴重な体験をすることができました。

最後になりましたが、チラシを見た方が少しでもこの東京ディズニーシー交流企画に「ドキドキ・ワクワク」を感じ、
興味を持って頂けるようなデザインを目指しチラシを作成しました。
多くの人がこのイベントに興味を持ち、参加しようと思うきっかけが「このチラシを見たからです!」になればいいな
と願っています。

皆様の参加、是非お待ちしております!

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8.編集後記~あるツイッターのつぶやきより~
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鶏肉で有名なファーストフード店のCMソングの「クリスマスが今年もやってくる」というフレーズを聴くと、
とある理由(※)により本メールマガジンの編集長でもある鈴木と共に戦々恐々としている、スタッフの小林です(苦笑)
※とある理由:小林も鈴木も独身ということです…。

きっと皆さんは家族や仲間と楽しいクリスマスを過ごされたと思います、いかがでしたでしょうか?

さて、陽気な(?)クリスマスジョークはここまでにして、本題にまいりましょう。
先日ツイッターを見ていたら、以下のようなつぶやきを見つけました。

-iPhone越しに手話で会話している人がいて、ああそうか、スマホの登場によって
ようやく耳が聞こえない人も「電話」ができるようになったんだな、という、
気付けばごく当然のことに改めて気付いてしまった。-

このつぶやきを見て、ハッとさせられました。
私自身も弱視を抱えていますので、どうしても音声によるコミュニケーションに頼りがちです。
そのため、SkypeやLUNEなどのサービスでも音声通話は利用しても、ビデオ通話は利用しないことが多いのです。
それはビデオ通話についての知識はあっても、自分にあった形での活用方法を見いだせていないからです。
この部分については来年以降改めて、「少しでも多くの発見をする」という私自身の抱負とさせて頂きます。
みなさんもビデオ通話に限らず、障がいがある人とない人の相互理解や交流のためにも、身の回りの様々な機器の有効な機能や、
その機能を活用出来るアイデアを探してみてはいかがでしょうか?

それでは皆様、「良い」または”濃い”お年をお迎えください!

なお、このメールマガジンが配信されている頃の私は、「良い」または”濃い”お年を迎える前祝いとして、
東京ビックサイトで目一杯羽根を伸ばしていることでしょう。

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お問合せなどは、お手数ですが下記よりお願いいたします。
・メールの配信変更・停止:http://www.mag2.com/m/0001613828.html
・IFPへのお問い合わせ  :info@team-ifp.com
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※このメールマガジンは、自由に転送して頂いてかまいませんが、
掲載された内容を許可なく転載することはご遠慮ください。
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IFPメールマガジン 2014年11月号

IFPメールマガジン 2014年11月号

皆様

こんにちは。IFPスタッフの鈴木 康高です。
明日で今年も残り1ヶ月となる今日をいかがお過ごしでしょうか。
もう1ヶ月しかない!? いやいや「まだ1ヶ月もある!」という気持ちで活動します。

そこで今月は、「良かったことを糧として更なる飛躍を!」をテーマにIFP関連情報をお届けいたします。

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もくじ
1.ご案内 青年社会活動コアリーダー育成プログラム「帰国報告会」開催
2.ご案内 勤ボラ会同窓会~冬の会(忘年会)~ 開催
3.【再掲】12月度カジュアルサポート研修会 参加者募集のお知らせ
4.11月度カジュアルサポート研修会(障がい者理解)実施報告
5.発表報告 in「日本福祉教育・ボランティア学習学会 第20回 とうきょう大会」
6.コラム ~ベルトが教えてくれたこと~
7.2014年度インターン生の自己紹介 Part.4
8.2015年3月開催 東京ディズニーシー企画 成功への道(現地研修に行ってきました!)
9.編集後記~ある秋の出来事~
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1.ご案内 青年社会活動コアリーダー育成プログラム「帰国報告会」開催
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皆様、こんにちは。スタッフの高濱です。

この度、内閣府の「青年社会活動コアリーダー育成プログラム」に参加しました。
※内閣府の当事業の詳細については、以下のリンク先をご覧ください。
http://www8.cao.go.jp/youth/kouryu/data/core.html

私は障がい者分野として英国へ派遣されました。
(高齢者分野の方はデンマーク、青少年分野の方はドイツへと、それぞれ派遣されました)
派遣先は英国省庁をはじめ、様々な障がい者のある方への余暇活動を実施している団体、障がい者と健常者が同じ賃金で
働いている事業所、障がいのある子供達の声を政府に届ける団体、地域の入所施設とデイサービスなど多岐に渡りました。

つきましては、日本青年国際交流機構(IYEO)にて、派遣者の帰国報告会が以下の通り行われます。
この報告会を通じて、今回の派遣で私が見聞きしたかけがえのない経験を一人でも多くの方と共有し、
実りある時間を過ごしたいと思っております。
ご興味、ご関心のある方は是非お越しください。

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日 時:平成26年12月7日(日) 13:00~16:00 (受付は12:45~)
場 所:日本青年国際交流機構(IYEO)会議室
住 所:〒103-0013 東京都中央区日本橋人形町2-35-14 東京海苔会館5階
参加費: 無料
参加者: どなたでも参加できます(IYEO会員以外ももちろん参加可能)
申 込: 平成26年12月4日(木)。メールにてIYEO事務局(core@iyeo.or.jp)宛にご連絡ください。
備 考:当報告会の詳細は、以下のリンク先(PDFファイル)でも確認いただけます。
http://www.iyeo.or.jp/ja/schedule/h26/core_report2014_december.pdf

以上、よろしくお願いいたします。

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2.ご案内 勤ボラ会同窓会~冬の会(忘年会)~ 開催
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当団体の理事長・相羽が、以前より厚意にさせて頂いた団体「勤ボラ会」を通じて知り合った皆様と
ともに有志で集まる会(同窓会)を適宜催しております。
つきましては、冬の会(忘年会)の開催が決まりましたので、ご案内いたします。
年齢等に関わらず誰もが気軽に参加できる会となっておりますので、皆様奮ってご参加ください。

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皆様、こんにちは。同窓会有志の相羽・山崎でございます。
夏の会(暑気払い)では、他のイベントと日程が重なり参加できなかった皆様、お待たせいたしました。
勤ボラ会同窓会 冬の会(忘年会)の日程・会場が決まりましたのでお知らせいたします。

今回はIFP御用達のお店を貸し切り、盛大に開催したいと考えております。
以下の詳細をご覧いただき、ぜひお知り合いの方にもお声かけください。

日 時:2014年12月13日(土)17:00~19:00(受付は16:50からです)
会 場:串かつ でんがな 田町店(JR田町駅より徒歩3分。お店への連絡先:03-5484-6300)
http://tabelog.com/tokyo/A1314/A131402/13130046/
参加費:4,000円(料理その他+飲み放題)
申 込:メールにて山崎(noriyoshichan@gmail.com)までご連絡ください。

勤ボラ会 同窓会有志一同

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3.【再掲】12月度カジュアルサポート研修会 参加者募集のお知らせ
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皆様、こんにちは。スタッフの奈良です。
メールマガジン10月号で募集いたしました12月7日に実施のカジュアルサポート研修会の参加について
改めてご案内いたします。
テーマは「発達障がいの特徴とその理解」です。
※時間や講師の方の紹介、申込方法等の詳細は、以下のリンク先(メールマガジン10月号の内容の1番)をご確認ください。
https://team-ifp.com/wp/?p=1215

2014年最後の研修会を是非多くの方と学び、考える時間にしたいと思っておりますので、ご参加お待ちしております。

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4.11月度カジュアルサポート研修会(障がい者理解)実施報告
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皆様こんにちは。インターン生の横山です。

11月2日の研修会では、常磐大学コミュニティ振興学部教授の池田 幸也(いけだ ゆきなり)先生を講師に迎え、
「市民社会をめざそう!障がい者理解は、むりかい?」と題して、障がい者理解をテーマに実施しました。

研修では「平等・公平は本当に目指すべきか」「ユニバーサル・デザインとは」「これからの市民社会の理想の在り方とは」など印象的なテーマも複数登場しました。

中にはセミナーという限られた時間の中では結論を出すのが難しいのでは?と感じるものもありましたが、
身近な関係について話し合うときなどは、席が隣同士の参加者で体験的に学ぶ機会もあり、終始和やかな雰囲気でした。
そして誰よりもこの和やかな雰囲気を作り出していたのは、他ならぬ池田先生ご自身でした。
先生は講演中も紳士的かつ、参加者の性別や年齢(学生と社会人)を分け隔てることなく接してくださる、とても素敵な方でした。

では改めて、今回の研修会の中で特に印象に残った「平等」についてお話させていただきます。
今までの私は「平等」という言葉は、すべての人が幸せになれるという意味もあると思い、この言葉を信頼していました。
しかしセミナーを受講していく中で、平等という言葉を障がいの有無を含めた様々な問題を絡めて使用した場合、
「自分以外のものとの違いを受け入れにくくさせる」側面があるのではないかと考えるようになりました。
「平等」を考えるときは、二つのものを比べ、その違いを理解し、その違いを埋めるようお互いが歩み寄ることが大切です。
そのお互いが歩み寄る過程の中で、場合によっては一方の違いに気づかないことがあります。
池田先生は、このような状況を「弱い」という言葉で表現されていました。
自分と他者との違いを知ることは勇気が要ることだと気づき、私はハッとさせられました。
お互いの違いを考えるときには、違いを考えるうえで出てきてしまう問題に囚われず、出来るだけ「個性」として認め、
気持ちを楽にして考えることが、何よりも大切なのかもしれません。

今回のセミナーに参加したことで、言葉の持つ意味(または印象)にこれまでとは違う「新しい視点」を得られ、
とても充実したものとなりました。

IFPは「障がいの有無に関係なく、全ての人が仲間として暮らしていけるインクルーシブ社会の創造」を活動目的としています。

池田先生のお話を聞いて、また一歩、団体の目指すところに近づけた気がします。
これからもインターンシップ生として活動に精一杯がんばります。

来月以降の研修会にも、皆さん是非お越しください。

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5.発表報告 in「日本福祉教育・ボランティア学習学会 第20回 とうきょう大会」
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この度11月8日、9日に開催された「日本福祉教育・ボランティア学習学会 第20回 とうきょう大会」にて
当団体で実践した内容と成果を研究としてまとめ、発表させていただきました。
つきましては、石阪・井口の両名よりそれぞれ報告いたしますので、是非ご覧ください。
※併せて以下のリンク先(PDFファイル)より、大会の趣旨等もご確認ください。
https://conv.toptour.co.jp/2014/jaass20/yoko02.pdf

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皆様、こんにちは。スタッフの石阪です。

IFPでは、皆さんと楽しんだイベントなどの課題や成果をその都度振り返っています。
そこで出た課題や成果を整理し、次回以降に実施するイベントや、社会に向けて発信する内容の向上といった
「IFPのさらなる前向きな活動」のために活かされています。
学会発表は、イベントで発見した課題や得られた成果の集大成を発信する機会の一つとなっているのです。
(これから「学会」や「発表」という言葉が出てきますが、難しく考えないでくださいね)

今回の発表で私は、IFPで作成した【心のバリアフリーを実現するためのレクリエーション作りブックレット】について発表しました。
(このブックレットは、障がいのある人とない人がレクリエーションなどを共にするときに役立つヒント集のようなものです)

発表には、小中学校の先生、大学生や研究者、社会福祉協議会の職員の方などがいらっしゃいました。
参加された方々の所属や経歴もあって緊張しましたが、私は発表前とその最中は一貫して「この場の皆さんとも
“障がいに関わらず、皆で楽しめることを考えたい”」と強く思うことで、緊張を乗り越え無事発表を終えることができました。

なお発表後には、ブックレットの今後を応援してくださるメッセージを頂戴したり、このメールマガジンへの登録を希望して
くださったりと様々な方から嬉しいご連絡を頂く機会が多くありました。
ブックレットは、皆さんとのイベントを通じて得た情報や想いからできています。
学会発表では、ブックレットの情報を受けとって下さるだけでなく、IFPへの応援、好評をいただき
改めて人との繋がりを持てる嬉しさを噛みしめています。

ブックレットの内容も当日の発表内容も、今後、まだまだ挑戦していける部分があるかと思います。
人と人とをつなげるために、「想いや情報を集約し形にすること」、そして象った情報を「発信する場を得て、最大限に活かすこと」を
大切に実践していきたいです。
今後も頑張りたいと思いますので、応援よろしくお願いいたします。

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みなさん、こんにちは。スタッフの井口です。

ここからは、私が発表を担当した内容について簡単にご紹介します。
大学で「健常者と障がい者の相互理解を目指した授業」を行いその効果について検証しました。
この授業は、障がい者とほとんど関わったことがない学生に対して行いました。
IFPの理念や活動の紹介を通じて、障がいのある人とない人とが「お互いに違いがあるからわかりあえない」ではなく、
「違いがあるけれども一緒に楽しめる」ということを知り、そのことについて一歩踏み込んで考えてもらいました。
授業の効果は、受講生を以下の二つのグループに分けて分析しました。

<障がいについて関心が高かった受講生グループ>
授業前から交流する意欲・行動力はあったが深く関わることに躊躇があった。
しかし、授業で「違いのあるもの同士(この場合は健常者と障がい者)で支え合うことができる」ことを伝え、
実際に交流方法のモデルを示したことで、そのためらいが減った。そのため、今後は交流のイメージを持てるように
授業の内容を工夫することが必要だと判明した。

<障がいについて関心があまり高くなかった受講生グループ>
交流するにあたって「そもそもどうやって関われば良いのか」「自分とはあまり関係がない」という段階にあった。
しかし、受講生と同じ立場の大学生がIFPの交流イベントで「ちょっとした工夫で一緒に楽しめた」という経験の紹介等を通して、
関わってみようという意識の変化が生まれた。
そのため、今後は障がいについて関心が高まるよう受講生に合わせて授業の内容を工夫する必要があると判明した。

このように、障がいについてもともと関心が高かった受講生グループと関心があまり高くなかった受講生グループとでは、
同じ授業を行っても、授業前後で心理面に異なる変化が起こるということが明らかになりました。

また授業の効果とは別に、授業の組み立てについても大切な気づきを得ることができました。
それは「時間の制約がある中で、どんな内容をいかにしてわかりやすく伝えるか」ということです。
今回の授業は1回のみで時間は90分。障がい者とほとんど関わったことがない学生を対象としたものでした。
今後「何をどう伝えるのか」「限られた時間で伝える」ことを求められる機会があったときにはこの経験を活かし、
IFPとして提案できるものがあると思います。
そして「わかりやすく伝える」ことは、伝えたい思いを相手に届けることであり、その難しさを今回の学会発表で、
改めて痛感しました。

これからも、みなさんにIFPという団体の理念や活動をわかりやすく伝えられるよう工夫していきます!
みなさんも私達が発信していく内容の中で、お気づきの点やご意見がありましたら、是非お願いいたします。

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6.コラム~ベルトが教えてくれたこと~
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皆様、こんにちは。スタッフの鈴木です。
季節が秋から冬へと移り変わり、身の回りの物も一年の仕事を終え、次のものたちへ交代していくこともある季節です。
そこで今回は「物の使いやすさ」をテーマにお送りします。

私の腰回りが、食欲の秋のおかげで少し逞しくなったある日のことです。
スーツのベルトが傷んできたこと、先ほどこっそりお伝えした体型の変化もあって、軽くて長持ちしそうなベルトを
新たに購入しました。
購入後とくに試着などはせず、そのまま使用する日までしまっていました。

そして出勤日。真新しいベルトの色艶やしっかりとしたホールド感に、気持ちも引き締まりました。
それから勤務を終え帰宅し、着替えようとしたときです…「ベルトが外れない!?」
買ったばかりだし、朝も特別変わった手順で装着していないのに、なぜだベルトさん?
焦りから、座らずに立って作業したため足元はフラつき、いつも以上に手元が定まらず作業も満足にできない状態で、
いよいよ切断も考えたその瞬間です。
ベルトの中心部分の小さな金具に気づき、試しにそれを手前に押し出してみました。
すると、二段構えになっていたロックが外れ、無事ベルトが外れました。

最初にベルトが外れないときは、「何故、この金具を付けたのか?」と思っていたけれども、
改めて外れたベルトを眺めたり、動かしてみると「この金具も必要だったんだな」と思うようになりました。

ベルトはファッション以外に、衣服の腰回りを支える役目があり、それをよりしっかりしたものにするために、
この金具があったのです。
身の回りのものには、より使いやすくするために、一工夫された部分というものもあります。
でもそうした部分とデザイン性との両立は難しいです。そのため場合によっては一工夫された部分に気づかず、
使用方法がわからないこともあります。
でもこのように一工夫された部分は、製作者が利用者に「より良いものを使ってほしい」という想いを形にしたものだと
考えてみましょう。
すると、利用者として「まずは試す、説明書を読む、誰かに使い方を尋ねる」など、製作者の想いに応えるための行動も
大事だと気づきます。
このように考えるようになってから心なしか、今までよりいろいろな物を大切に扱うようになりました。

なおこの原稿を書くにあたって、ベルトを購入してからの一連の出来事を思い出してみたところ、
ベルトに「何か説明のようなもの」が書かれていたタグ確かに付いていたこと、そしてそれを自分が内容も読まず真っ先に
外してしまっていたことを、この場を借りてお詫びいたします(汗)

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7.2014年度インターン生の自己紹介 Part.4
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皆様、はじめまして。
IFPにインターン生として参加しております、東洋大学ライフデザイン学部
人間環境デザイン学科3年の島袋 英也(しまぶくろ ひでや)と申します。

私は「デザイン」を学ぶ上で、障がいを持つ方々について様々なことを考えるようになりました。
その中で自分自身、障がいを持つ方への心理的な壁、「心のバリア」の存在を特に感じるようになりました。
そんな時に「心のバリアフリー」を掲げるIFPの存在を知り、思い切って飛び込んでみようと思ったのが、
インターン生として参加したきっかけです。

運営側ということで多少の緊張もありますが、色々な方と「楽しい気持ち」や「笑顔」をシェアし、
イベント当日は勿論、前日も楽しみでなかなか寝られないと思って頂けるくらい素敵なイベントにしたいです!

皆様、これからよろしくお願い致します。

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8.2015年3月開催 東京ディズニーシー企画 成功への道(現地研修に行ってきました!)
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皆様こんにちは。インターン生の小川原です。
11月1日に、3月の東京ディズニーシー企画に向けて現地研修を行いました。

私は研修ということで緊張していましたが、「参加する以上、経験豊富なスタッフや他のインターン生との
やり取りから色んな学びを吸収しよう!」という意気込みで参加しました。

ディズニーシーには、誰もが「楽しい」を共有できる工夫がたくさんありました。
まず、ゲストアシスタンスカード。
このカードを申請することで、アトラクションに乗る時にノンステップルートへと案内されたり、
階段の代わりにエレベーターを使うことができます。
その他には、見るのではなく「触って理解する地図」や、お土産屋さんで見つけた、「ゾウが乗っているプールの飛び込み台」を模した
お土産台などがありました。
おもしろいだけでなく障がいのある方々が、気兼ねなく楽しめる仕組み・工夫を見つけることができました。

その他、研修では様々な障がいのある方へのカジュアルサポートとして、ペアになって声を使わず筆談で意思の疎通を量ったり、
目を閉じて介助の体験なども行いました。

特に印象的だったのは、トイストーリーマニアに目を閉じて乗ったことです。
※トイストーリーマニアのアトラクションの詳細は、以下のリンク先をご覧ください。
http://www.tokyodisneyresort.jp/attraction/detail/str_id:aw_toy/

本来は2人で得点を競い合うものですが、1人は視覚を使えないので、フェアな競争はできません。
けれど的を狙って撃つときに「もっと右!」「えっ、この辺??」と声を掛け合うことで、
協力して得点するゲームとして楽しむことができたのです。
「ハンディがあっても自分たちの工夫次第で楽しめる!」と、この体験を通して強く実感しました。

ディズニーシーには様々なバリアフリーの工夫が凝らされていましたが、これらを「すごい」の一言で片づけてしまうのは、
もったいないです。
工夫された環境を活かしつつ、今回学んだカジュアルサポートなども踏まえ、いかに私たちが、誰もが楽しめる空間を
創っていくのかが大事なのだと気づきました。
3月のイベント当日も、より誰もが「楽しい」を共有できるものにしていきたいです。

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9.編集後記~ある秋の出来事~
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皆さんお久しぶりです。スタッフの高江洲です。
この2ヶ月電動車椅子が壊れてしまい、代車に乗っているのですが、今までの愛車よりも速度が遅く、
かつ身体に合っていないこともあり色々と疲れが溜まっている今日この頃です。
しかし、周囲の人からは「(電動車椅子の速度を)飛ばしてるね~」と言われ、普段よりも
スピードを出していないのになぁと思いつつ、イメージの大切さを感じました。

さて、2014年も残り1ヶ月となりました。みなさん、今年はどんな出逢いがありましたか?
私には、小学生の男の子と心が温まる出逢いがありました。

それはある日の仕事の帰り道でのことでした…。
私が交差点で信号を待っているところに、小学生の男の子二人(二人とも二年生くらいでしょうか?)が現れました。
その内の一人は元気が良すぎるくらいにキックボードを乗りこなしながら、「何だろう、コレ?」
という顔で私の方を見ていました。
私にとってこのような状況は、日常茶飯事のため特別気にすることもなく引き続き信号を待っていたら、
キックボードに乗っていた子が突然、私の前を通り過ぎました。
「何をするのだろう?」と思っていたら、その子は信号機のボタンを押してくれたのです。
この子が「車椅子の人だから何かしなきゃ!」と思って行動してくれたことはハッキリと伝わったため、
私は「ありがとう!!」とお礼を言いました。

でも、この男の子が押してくれたボタンは、視覚に障がいのある方が横断するときに音楽等を流すためのボタンだったので、
私にとっては交差点を渡るときの行進曲になってしまいました。

それでもこれから師走も近づき、それぞれが自分自身のことで手一杯になりがちな時期に、
このような出逢いがあったことを通じて、改めて世間の温かさ感じた瞬間となりました。

みなさんにも、私以上に良い出逢いがあることを願っています。

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IFPメールマガジン 2014年10月号

IFPメールマガジン 2014年10月号

皆様

こんにちは。IFPスタッフの鈴木 康高です。
ところどころで寒さを感じるようになった今日この頃。
残り少ない年月を全力で過ごそうという決意と、過ぎゆく時間を惜しむ微かな淋しさを胸に秘めて活動します。

そこで今月は、「冬に向けてのスタートダッシュ!」をテーマにIFP関連情報をお届けいたします。

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もくじ
1.12月度カジュアルサポート研修会 参加者募集のお知らせ
2.12月度グルメマップづくり ~ランチイベント~ 参加者募集のお知らせ
3.ご案内 VOICE SPACEヨコハマ・インスピレーション「波止場の中也、風のなかの賢治」
4.コラム~移動とカジュアルサポート~
5.2014年度インターン生の自己紹介 Part.3
6.10月度カジュアルサポート研修会(精神障がい)実施報告
7.編集後記~子供たちの半分は思いやりでできている~
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1.12月度カジュアルサポート研修会 参加者募集のお知らせ
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皆様、こんにちは。スタッフの奈良 里紗です。
12月のカジュアルサポート研修会は、発達障がいがテーマです。
最近、よく耳にするようになったという方も多いのではないでしょうか。
この機会にぜひ発達障がいのある方へのカジュアルサポートとは何かともに学び、考えてみませんか?

日 時:12月7日(日) 15時から17時
テーマ:発達障がいの特徴とその理解
講 師:春日 佳奈
認定心理士・自閉症スペクトラム支援士・カラーセラピスト
学校や青少年の居場所にて、子どもたちと関わりながら相談業務に当たっている。
また、ご家族のリフレッシュ、地域での啓蒙活動に力を入れ、日々活動している。
内 容:発達障がい支援の最前線で活躍されている春日先生より、私たちにもできる発達障がい者への
カジュアルサポートについて教えていただきます。
場 所:東京都障害者福祉会館
(都営三田線、都営浅草線「三田」駅より徒歩1分・JR線田町駅より徒歩5分)
参加費:1,000円
問合せ:希望する研修会を件名に入れ、本文に参加登録情報を記載の上、
以下のアドレスまで、お送りください。
info@team-ifp.com

■件名
例 「2014年12月の研修会への参加希望」

■参加登録情報
1.名前(ふりがな)

2.連絡先(PCと携帯のアドレス、電話番号)
※資料送付や当日の緊急連絡用に使用します。

3.障がいの有無とその種類
例 有(視覚障がい:弱視、墨字使用)

4.希望する配慮事項
例 拡大資料(20pt・ゴシック体)を希望

補 足:以下ご確認ください。
※インターン向けの研修会となりますので、
十分な情報保障環境を整備できるとまではお約束できません。
適宜、ご相談ください。可能な範囲で環境を整備いたします。
※特に、参加募集の〆切は設けませんが、
参加者の数が使用する教室の定員人数になり締切りとさせていただきます。
※なお、各研修会の後には、講師を囲んで交流会を実施する予定です。

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2.12月度グルメマップづくり ~ランチイベント~ 参加者募集のお知らせ
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皆様、こんにちは。スタッフの若井 瞳です。
今回は、IFPグルメマップづくりの一環である「ランチイベント」についてのご案内です。
障がいの有無に関わらず誰もが気兼ねなく参加し、お互いに工夫しながら食事を楽しむ時間を過ごしてみませんか?
みなさまのご参加を、心よりお待ちしております。

《概要》
日 時:2014年12月7日(日) 10時45分~12時30分頃
場 所:築地食堂 源ちゃん 田町店(東京都田町駅 南改札・北改札口より徒歩5分)
☆お刺身定食や海鮮丼などの海鮮料理から、カツ煮定食や豚キムチ定食などのお肉料理まで、種類豊富なランチメニューのお店です☆
参加費:1,000円(昼食、写真代等)
問合せ:企画への参加希望を件名に入れ、本文に参加登録情報を記載の上、以下のアドレスまで、お送りください。
info@team-ifp.com

■件名
「グルメマップランチへの参加希望」

■参加登録情報
1.名前(ふりがな)

2.連絡先(PCと携帯のアドレス、電話番号)
※当日の緊急連絡用に使用します。

3.障がいの有無とその種類
例 有(視覚障がい:弱視)

■申込み期日
2014年11月23日(日)

《集合時間・場所》
時間:10時45分
場所:JR田町駅 南改札・北改札を出た正面付近
http://www.jreast.co.jp/estation/stations/976.html
(「IFP」という案内プレートを持ったスタッフが待機しています)

《グルメマップづくりイベントの趣旨はコチラ↓》
https://team-ifp.com/wp/?p=1019

《イベント参加者特典について》
本企画に参加頂いた方の中から、事後アンケートに回答してくださる方を、1名募集します。
ご回答頂いた方は、次回実施予定のグルメマップ企画への参加費を「無料」とさせて頂きます。

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3.ご案内 VOICE SPACEヨコハマ・インスピレーション「波止場の中也、風のなかの賢治」
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皆様、こんにちは。
当団体の理事長である相羽と幼い頃からの大切な友人である全盲の箏曲家、
澤村 祐司(さわむら ゆうじ)さんが出演される、横浜でのステージについてご案内いたします。
この機会に、ぜひ新しい詩と音楽の世界を体感されてみてはいかがでしょうか?

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◇SOUND DISCOVERY横浜赤レンガ倉庫1号館倉庫ライブ◇

VOICE SPACEヨコハマ・インスピレーション 「波止場の中也、風のなかの賢治」

波止場に出でて、今日の魂に合ふ、布切屑(きれくず)をでも探して来よう(中原中也)
ほんとうにおれが見えるのか、まばゆい気圏の海の底に(宮澤賢治)

日本で唯一の詩と音楽のコラボレーション集団VOICE SPACEが放つ、
摩訶不思議で、鮮烈な音楽ファンタジー!
横浜を歩く中原中也と、花巻でセロを弾く宮澤賢治。
海風に乗って、吹き寄せる、昭和初年代の二つの魂!

日時: 2014年11月16日(日) 15:30開場 16:00開演
会場: 横浜赤レンガ倉庫1号館3階ホール
※ 交通アクセス詳細は、メール下部をご参照下さい。
〒231-0001 横浜市中区新港 1-1
横浜赤レンガ倉庫 サイト: http://akarenga.yafjp.org/

入場料: 前売3,500円 当日4,000円(自由席)
(未就学児童の入場はご遠慮ください)

☆問い合わせ・申し込み☆
澤村祐司: Tel 090-9012-3861  mail: sawamura.yuji@gmail.com
横浜赤レンガ倉庫1号館: Tel 045-211-1515(10:00~18:00)
岩神六平事務所: http://roppei.jp/
Tel 046-876-0712(留守電対応)
カンフェティ・チケットセンター: http://www.confetti-web.com/
Tel 0120-240-540(平日10:00~18:00)

主催:  詩と音楽のコラボレーション集団VOICE SPACE、
横浜赤レンガ倉庫1号館(公益財団法人 横浜市芸術文化振興財団)
後援: 毎日新聞社、横浜市文化観光局
協力: グローブマーケティング株式会社、グローブ・エモーションズ株式会社

VOICE SPACEはハイブリッドである。
VOICE SPACEはグローバルである。
VOICE SPACEはまたコミカルである。 (谷川俊太郎)

☆VOICE SPACEとは☆
VOICE SPACEは、詩と音楽のコラボレーションの可能性を探求し、新しい日本語エンターテイメントの形を提示するパフォーマンスグループ。
縦横無尽に近代詩・現代詩を読み解き、ポップかつアヴァンギャルドな音楽スタイルで聴衆を言葉と音の果てしない世界に連れ出します。
今回は、横浜を舞台に詩を書いた中原中也と、同時期に花巻にいた宮澤賢治の詩と童話から、魑魅魍魎が跋扈する幻想的な音楽世界を展開します。
第1部に、横浜をうたう中原中也の詩 「秋の一日」を初演。詩人が魂のきれくずを波止場で見つけるまでの歌物語。
その他に、2012年 中原中也賞を受賞した暁方ミセイの詩、2013年 現代詩花椿賞を受賞した藤原安紀子の詩を。
第2部に、2014年1月に東京で初演して大好評を博したVOICE SPACE版『春と修羅』と『セロ弾きのゴーシュ』。
宮澤賢治の詩をめぐる 音楽ファンタジー「おれはひとりの修羅なのだ」の赤レンガ倉庫バージョン。
VOICE SPACEが海辺で風となり、修羅となる演奏会。
VOICE SPACEウェブサイト: http://www.voicespace.jp/

☆赤レンガ倉庫ライブについて☆
SOUND DISCOVERYは、音楽やパフォーマンスで横浜赤レンガ倉庫の歴史を明日へ つなごうとするプロジェクト。
横浜赤レンガ倉庫は、明治政府により新港ふ頭の 建設が始まり、その中で横浜税関の施設のひとつとして造られました。
海外からの 輸入品を一時的に保管して関税手続きを行う「保税倉庫」の役割を担い、
やがてそれらの物資は海外からの文化とともに全国各地へと流通していきました。
横浜 赤レンガ倉庫のこうした歴史と役割を明日につないでいくために、若手のアーティストたちが集まり、
倉庫のユニークな空間を活用して新しい音楽の発信に取り組むプロジェクトがSOUND DISCOVERYです。

☆出演/制作☆
出演: 中村裕美(作曲・ピアノ)  小田朋美(作曲・ピアノ)
小林沙羅(ソプラノ)  薬師寺典子(ソプラノ)  吉成文乃(メゾソプラノ)
渡辺元子(尺八)  澤村祐司(箏・三味線)  石井千鶴(鼓)
豊田耕三(アイリッシュフルート)  大石俊太郎(サックス)
古川麦(ギター)  関口将史(チェロ)
※やむを得ぬ事情により、内容や出演者が変更となる場合がございます。
監督: 佐々木幹郎
仮面・映像: ししやまざき
脚本: 早坂牧子
デザイン: 佐藤賢太郎
制作: 首藤はる那 荒井風香 横浜赤レンガ倉庫1号館
制作協力: 岩神六平事務所

チラシ 表 画像: http://cocoronet.me/sites/default/files/voice-t.JPG
チラシ 裏 画像: http://cocoronet.me/sites/default/files/voice-b.JPG

☆赤レンガ倉庫への交通アクセス(澤村独自の調査によるものです)☆
1 みなとみらい線、馬車道(6出口)、日本大通り(1出口)より、徒歩10分
2 桜木町駅・馬車道駅より、市内観光スポット周遊バス「あかいくつ」
Cルートにて 赤レンガ倉庫 下車、徒歩3分
(バスは約15分間隔、桜木町駅は4番乗場から発車)
3 横浜市営バス270系統にて 赤レンガ倉庫 下車、徒歩3分
(横浜駅東口 1番乗場発は15:03。お帰りは18:30と19:30発)
4 日出町駅・桜木町駅より、100円バスにて 赤レンガ倉庫 下車、徒歩3分
(日の出町駅発は15:15。お帰りは19:00発)
(桜木町駅 4番乗場発は15:23。お帰りは19:00発)
5 羽田空港より、リムジンバスにて 赤レンガ倉庫 下車、徒歩3分
(羽田第2 10番乗場発は14:20。お帰りの 赤レンガ倉庫発は18:30と19:30)
6 横浜駅東口(ベイクオーター)より 水上バスにて 赤レンガ倉庫 下車 徒歩3分
(横浜駅発は15:05、お帰りは18:20と19:10)

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4.コラム ~移動とカジュアルサポート~
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皆様、こんにちは。スタッフの鈴木 康高です。
最近は外出をして汗をかくこともなく、むしろ日の光や暖かさに感謝しています。
そうなると、普段よりもゆっくりと移動する機会も増えてきます。
そこで今回は「移動」をテーマにお送りします。

平日は移動時間の短縮や身体への負担を考慮して、移動しています。
具体的には、とりあえず歩ける道を選んだり、公共交通機関を使っています。
実はこの「とりあえず歩ける」というのが、少々やっかいなのです。
というのも、このような道は便利なので、自分以外にも利用する人もいますし、自転車も通るので、
すれ違うのに十分な道幅が確保できていなかったり、路面がでこぼこしていることもあります。
それでもこの道を選んだのは自分なので、できるかぎり自分が転んだりしないよう、また周囲に気を配るようにしています。
そうするとこで、一見ただ移動しているだけに見えるかもしれませんが、自分の中の危機管理センサーが
研ぎ澄まされている(感じもする)ので、いいリハビリにもなります。

しかし、リハビリ込みの移動ばかりではさすがにいろいろと疲れてしまいますので、
到着時間を気にしなくてよい時は、いつもよりゆっくりとしたペースで、いろいろな道を利用するようにしています。

これらの道は、目的地まで遠回りになることが多いです。
でも、遠く大変なだけではありません。
道幅が十分に確保されているだけでどれだけ安全・安心に移動できるのか改めて気がついたり、いつもと違う路面の感触に
驚いたり、普段は通り過ぎてしまっていた景色やお店を見つけて嬉しくなったりと、いろいろな気づきや楽しみがあります。

平日の移動もゆっくりとした時間が取れたときの移動も、同じように体力を使うので、親しい人は私の身体を気遣い
「休んでいたほうがいいよ」など声をかけてくれますし、自分でも無理をしたかな?と思うこともあります。
でも、前者と後者では速度も目的もまったく異なるため、実は身体も気持ちもリフレッシュされているのです。

そして何より、移動の大変さを理解した(理解してもらった)うえで、自分の住んでいる街や、
主体的に案内できる場所があるというのは嬉しいことです。
今後は、こうした移動の中で見つけた場所や出来事を、皆さんにもお伝えしていきたいと思います。

でも、とっておきの場所を見つけたときは、大切な人をエスコートするときのために秘密にしておこうかな…
と、ほんの少しだけ思ったのはココダケの話です(笑)

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5.2014年度インターン生の自己紹介 Part.3
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※今回も、インターン生2名の自己紹介を掲載しています。
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皆様、はじめまして。
IFPインターン生の國學院大學法学部法律学科3年の秋山 慎吾(あきやま しんご)と申します。

私は、3月に行われるディズニーシーでのイベントでは、障がいをお持ちの方とのふれあいを
大事にしたいと考えています。

当日は様々な障がいをお持ちの方が参加されますので、
私も含めて「みんなが等しく楽しめるような雰囲気で1日を過ごしたい」という一心で
これから障がいに関する知識を含め、沢山のことをIFPで学んでいきます。

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皆様、はじめまして。
インターン生の國學院大學法律学部3年の小野田 麗華(おのだ れいか)です。

私がIFPで勉強したいと思ったのは、これから卒業して社会に出ると、通勤やその他の機会で、
今まで以上に障がいのある方との出会いがあると考えたからです。

団体の運営ミーティングや、研修会の内容はとても充実していて、楽しみながら深く学んでいます。

この学びを活かして東京ディズニーシーのイベントを、よりよいものにしていきたいです。
これからよろしくお願いいたします。

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6.10月度カジュアルサポート研修会(精神障がい)実施報告
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皆さん、こんにちは。スタッフの小川 友理です。
10月5日の研修会は、当団体のスタッフでもある大石 甲を講師に迎え、「精神障がい」をテーマに行いました。
“精神障がい“という言葉だけを聞くと、どうしても身構えてしまうところがあります。
それは運動や視覚といった他の障がい以上に、見た目だけでは当事者の方の状況等を判断することが難しい、
という「障がいの特性」によるものだと考えていました。

このような考えによって、ある一定のイメージが先行してしまいがちな精神障がいに対する私の中のイメージが、
研修会で言われたある一言によって少しずつ変わっていきました。
その言葉は研修中に何度も使われ、とても印象的でした。

その言葉とは…「精神障がいの人が過ごしやすい環境は、誰にとっても過ごしやすい」です。

この言葉を聴いた後に行われたグループワークでは「精神障がいを持つ方とのグループ行動で必要な配慮には
どのようなものがあるか」について話し合いました。
その結果、「ゲームをするときや話題をふるときは“誰もがルールを理解でき、楽しめるもの”を取り入れる」という、
とても大切な共通項を見つけることができました。
(ゲームの例としては、皆さんご存知の「じゃんけん」などが挙げられました!)

今回の研修会を通じて、精神障がいに対するイメージが変化したのはもとより、「自分自身の性格に対する思い、
周囲と自分との感じ方の違いによる戸惑い、周りの環境に対する悩みや苦しみ」といった内面的な部分の出来事は、
障がいの有無に関わらず誰でも起こることなのだと改めて気づきました。

そして、このような出来事に対して自分の中で感情に折り合いをつける方法や、お互いに気を配りながら生きていくために考え、
行動していくとこで、誰にとっても過ごしやすい環境が広がっていくはずです。
私もIFPのスタッフとして、イベントやカジュアルサポートを通じて、このような環境を広めて行きたいと思っています。

来月以降の研修会にも、皆さん是非お越しください。

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7.編集後記~子供たちの半分は思いやりでできている~
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みなさん、こんにちは。スタッフの吉川 祐未です。
台風も去り、ぐっと冬に近づいてきましたね。
そんな季節の移り変わりを感じたときに、ふと社会人になってもう半年がたってしまったと気付きました。
社会人の1年があっという間に過ぎてしまう、というのは本当ですね。

さて私が就職したのは、保育園や学童を運営する会社です。
まだ1年目なので現場研修も多く、たくさんの子供たちに会う機会があります。
そこでのちょっとした出来事を話そうと思います。

ある学童クラブへ行ったとき、松葉杖をついて歩く子がいました。
その子はある場所の景色についてとても興味を持ち、友達に何度も尋ねていました。
その景色とは、ガラスを通すとキラキラ見えるものなのですが、松葉杖をついて上るには無理な段差の上にありました。
これに対して他の子供たちがどうするのか見ていると、紙と色鉛筆で見た景色を再現しようと描き始めました。
見ることができない友達にいかに伝えるか、楽しさを共有するかが大切で、彼らにとってみれば障害は関係ないのです。
椅子が邪魔そうならどかしたり、出入りしやすい席を空けておいたりする姿を見て、つくづくそう感じました。

大人は大きなサポートをしようと意気込んでしまいがちですが、 “ちょっとした思いやり”のような
小さなサポートの積み重ねが友達との友情を強くしていっているのでしょう。

子供たちを見て、このままずっと“ちょっとした思いやり”を忘れず大人になってほしいと思う、今日この頃です。

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