IFPメールマガジン 2015年6月号

皆様

こんにちは。IFPスタッフの鈴木 康高です。
雨が続くと少し気持ちがしょんぼりしますが、街を行きかう傘を花に見立ると、
色とりどりの花が咲いているようで気持ちも元気になります。
こんな風に天気や季節に併せた楽しみを見つけながら、毎日を過ごしていきた
いですね。
それでは、今月もIFP関連情報をお届けいたします。

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もくじ
1.2015年度「インターンシッププログラム」のお知らせ
2.WEBマガジン「Plus-handicap(プラス・ハンディキャップ)」のご紹介
3.コラム ~メロンとスイカと心身の変化~
4.編集後記 ~ある雨の日の気づき~
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1.2015年度「インターンシッププログラム」のお知らせ
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こんにちは、スタッフの小川です。
今回はインターンシッププログラムのお知らせです。
2015年度もIFPではインターン生を募集しています。

IFPのインターンシップとは、8月のオリエンテーションから2月に行われ
る集大成の東京ディズニーシーイベントまで、セミナーやワークショップで各
障がいや企画作りを学びながら障がい者と健常者の互いの関わり方を理解し、
実践できる人材を目指すプログラムです。

私も2013年度のインターンを経て現在スタッフとして活動していますが
相手の立場に立つことの難しさ、イベントを作る大変さ、
期日や約束を守ることの大切さなど、社会に出る上でも必要な様々な要素を
インターンを通して学ぶことができました。

7月31日(金)まで募集しておりますので、興味のある方は下記の問合せ先まで
お気軽にご連絡ください。【問合せ先:info@team-ifp.com】(担当:小川)
たくさんのインターン生に出会えることを楽しみにしています。

<<インターンシッププログラム概要>>
・対象:都内在学の障がい学生及び健常学生(各10名程度)
・期間:2015年8月から2016年3月末日
・頻度:月1回の活動を中心に12日間実施 (計60時間、大学の4単位に相当します)
・費用:20,000円(講座受講料、ワークショップ参加費等)
・会場:主に、東京都障害者福祉会館(〒108-0014 東京都港区芝五丁目-18-2)
http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/syoukan/

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2.WEBマガジン「Plus-handicap(プラス・ハンディキャップ)」のご紹介
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皆様、こんにちは。六月の雨で思うように外出ができず、思いがけず空いた時
間をどう使おうか…なんてどこかマイナスなきっかけでネットサーフィンをし
ませんでしたか?
このように気持ちを切り替えたいときに読んでみて欲しいWEBマガジン
「Plus-handicap(プラス・ハンディキャップ)」をご紹介します。

(↓プラス・ハンディキャップの公式ページはコチラ)
http://plus-handicap.com/

こちらは「生きづらさ」に焦点を当てたWEBマガジンです。
毎日の生活の中でいろいろなことに思いをめぐらせ、つまずくことは障がいの
有無に関わらず、どんな人にもあると思います。
そんなときは、ひとつのものをトコトン突き詰めてみるか、たくさんのものに
触れその中から自分に合ったものを見つけることが効果的です。

今回ご紹介するWEBマガジンの内容は先に述べた後者の効果にあてはまり、
様々な内容を自分のペースで読むことができます。
また各記事のライターの方の紹介ページもあり、その方たちの多岐に渡る経歴
を知るだけでも十分ですし、一つひとつの記事で自身が感じる生きづらさを挙
げ、その都度答えを得る、新たな目標を掲げ活動を宣言する内容には、爽快感
があります。(←これからジメジメする季節にもピッタリですね!)

皆さんもこのページの内容をワンクリックするたびに「プラスになっていく」
何かを感じ、毎日を自分らしく過ごしてみてください。

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3.コラム ~メロンとスイカと心身の変化~
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皆様、こんにちは。スタッフの鈴木です。

六月は暑かったり雨が降り肌寒かったりと、変化が多くせわしない印象があり
ました。
そこで今回は「変化」をテーマにお話します。

先日、青果売り場でメロンとスイカを見かけました。どちらも好きな果物なの
で嬉しいのと同時に、もうメロンやスイカが食べられるのかと驚きました。
少し前までは、お店に並ぶ食べ物の入れ替えも季節を感じるバロメーターのひ
とつでしたが、今はだいたいのものが季節に関係なく手に入ります。
これは日本の気候風土やこれまでの製法だけでなく、品種改良や輸入といった
様々な方法を利用して、多くの人に沢山の食べ物を食べて欲しい、生産者の方
の「変化」を求めた想いの結果だと思っています。

実は私の身体にも変化を求めた想いの結果が刻まれています、それは学生時代
の「手術」跡です。
手術前の私の下肢は今よりも緊張が強く、左右の股関節は内側に入り込み、両
足は常につま先立ち(または歩き)でした。ですが手術後に両足のかかとをつ
けて立ち、第一歩を踏み出せたときは衝撃でした。そしてある程度重心が安定
したことで、これまで長時間立つときの疲れを気力でカバーしていたのが、自
分は今どの位のことが出来ていて、今以上のことをするにはもっと気力を込め
るのか、それとも何か自分の身体をフォローしてくれる道具が必要なのか、と
いう「予測を立てて、物事に対応するための選択肢を増やせるようになったこ
と」が、最初の大きな変化でした。

この変化に慣れても、その時々で身体の調子は異なります。そのため自分だけ
では対応できない、あきらめられないときは誰かに声をかけ「相手に何をして
欲しいのか。それをしてもらうことで自分は何ができるのかをわかりやすく伝
えること」は二番目の変化として大切だと、日々実感しています。
そして日々実感と書いたとおり、この二番目の変化についての具体的な方法は
現在も思考錯誤中です。
ですが可能な限り(上手く伝えられないショックから立ち直れる限り)主体的
に声を上げ、経験を増やすことが最良の道だと信じています。

そんな絶賛試行錯誤中のスタッフ・鈴木が今後どう変化するか気になる方は、
ぜひIFPのイベントや、セミナーにご参加ください!メロンとスイカを準備
して、お待ちしています(笑)

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4.編集後記 ~ある雨の日の気づき~
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こんにちは!スタッフの小川原です。
6月に入り、梅雨らしいジメッとした日が続いていますね。歩くだけでうっす
らと汗をかいたり、高校生が夏の制服を着ていたりと、初夏の訪れをいたると
ころで感じています。

今日は、ある雨の日の気づきについてお話します。
私は雨が苦手だと思うことはそんなにありませんが、実は雨の日の大学が少し
苦手です。なぜなら雨が降ると構内のところどころが滑りやすくなるからです。
一人で歩いていて転倒…なんて恥ずかしい思いをしたことも(笑)
そんなある日授業が終わって教室を出ると、濡れていた廊下がすっかり乾いて
いることがありました。その時は何故だろうと不思議でしたが、廊下でモップ
がけをする清掃員のおじさんを見かけ、ハッとしました。
急ぎ足で歩く学生達の中、立ち止まってモップをかけるおじさんの姿が初めて
目に止まりました。その時はただすれ違っただけでしたが、誰に見られずとも
さり気なく学生達の生活を支えるその姿が、私にはとても印象に残りました。

この清掃員のおじさんのように、私たちの日々の中には「気づかない内にされ
ている気遣い」が、きっとたくさんあるでしょう。それに気づけると、なんだ
かとても幸せな気持ちになれます。そして反対に、自分が「気づかない内にし
ている気遣い」もあるのかもしれません。

清掃員のおじさんのおかげで、梅雨なのにどこか爽やかな気持ちになれました。
今度お会いしたら、ただ一言「ありがとうございます」と言えたらいいなぁと
思います。

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IFPメールマガジン 2015年5月号

皆様

こんにちは。IFPスタッフの鈴木 康高です。
5月も終わり、これから急な暑さや雨による気温の変化で大変なときがあるか
もしれません。
そんなときは、大空を元気に泳いでいた鯉のぼり思い出し、その元気を分けて
もらいながら過ごしていきましょう。
それでは、今月もIFP関連情報をお届けいたします。

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もくじ
1.新人スタッフからのご挨拶
2.参加報告 ~サウンドスケープ展に行ってきました~
3.公共施設のご紹介(スポーツ編)
4.コラム ~子どもの成長とかしわ餅~
5.編集後記 ~映画の座席とお供の話~
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1.新人スタッフからのご挨拶
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皆様、こんにちは。
2015年度よりIFPのスタッフとして活動する、小川原 薫(おがわはら かおる)です。

私は、2014年度にIFPのインターンシップに参加しました。活動中は様々な人の
立場に寄り添い物事を考え、自分自身を見つめ直すことができました。
また活動中にIFPで出会った、心のバリアフリーという考えを通じて「障がい者
と健常者が友達になるにはどうすればよいのか…」という問いを抱くようにな
りました。
この問いは内容が漠然としているためすぐに答えを出せず、活動した数か月は
考えあぐねることもありました。
それでも、インターンシップはとても楽しく充実していました。

今後はスタッフとして引き続きこの問いに向き合い、自分なりに心のバリアフ
リーを楽しみながら体現していきますので、よろしくお願いします。

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2.参加報告 ~サウンドスケープ展に行ってきました~
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皆様、こんにちは。スタッフの鈴木です。

皆さんは海外に行って何をしたいですか?語学学習や美しい景色を見たい等、
様々だと思います。
そんな中で「地球の声を聴く」というテーマで南米ペルーとボリビアでツアー
を行った、MOTI Projectのメンバーによる「サウンドスケープ展」に参加しました。
(ツアーの詳細は、以下の主催団体の公式ページをご覧ください)
http://motiproject.net/project/201502nanbeistudytour

展覧会は現地でも有名なマチュピチュやウユニ塩湖の絶景を写真だけでなく、
現地で録音した音でも紹介するものでした。全10トラックからなる日常生活
(自然・人・街)の音も、「海外」という言葉や現地に滞在したメンバーの方
のコメントを併せて聴くと新鮮で、短いながらもここが日本であることを忘れ
てしまいそうな時間を過ごせました。

またこちらの展覧会では、メンバーの方が企画の準備段階で知った、現地の景
色以外に注目すべき「ゴミ問題」について現状報告会も同時開催されました。
ゴミ問題の中心はボリビアの首都ラパスで、この問題が観光の要となる現地の
動植物の生態系に影響を及ぼしているそうです。この問題のポイントは「問題
の進行が緩やかなため、現地の人々の関心が薄い」ところです。観光地ゆえに
観光客のマナーが原因かと思いきやそれだけではなく、ボリビアという国が発
展途上の最中であり、輸入製品の適切な処理や再利用の知識、習慣化やその資
金不足が原因です。またこうした生活環境ながらも、環境問題による人体への
深刻な影響がないことも関係しています。問題と捉えつつも、その優先順位を
低くしなければならない現状への歯がゆさは、現地の方も、メンバーの方も共
通のものだったようです。
ゆえに現地でも少しずつこの問題解決に対する動きがあり、その中にこの若く、
熱意を持ったメンバーの方が関わる機会を得られたことはボリビアだけでなく
日本にとっても大きな意味があるので、メンバーの方には折を見てまたこの問
題に触れてもらいたいです。

今回の展覧会に参加して、あまり海外旅行をしない(英語が苦手だからできない 笑)
私のような人には、日本にいながら海外の観光地の光と影に、視覚と聴覚で触
れられた貴重な機会となりました。またIFPのおける障がいの有無に関わらず交
流するときの、「お互いを知らないから、どう関わればよいかわからず戸惑っ
てしまう。だから知り合い行動することから始めよう!」という部分にも通じ
るものがあり、知識と行動の大切さを改めて感じました。

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3.公共施設のご紹介(スポーツ編)
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皆様、こんにちは。照りつける太陽によって流れる汗はどこかスッキリしない
ものですが、スポーツで流す汗は別ですよね?そこで、障がいの有無に関係な
く利用できるスポーツ施設「東京都障害者総合スポーツセンター」をご紹介します。
(↓東京都障害者総合スポーツセンターの公式ページはコチラ)
http://www.tokyo-mscd.com/index.html

こちらの施設では水陸のスポーツ用の競技場を使って、各大会や体験会が幅広
く行われています。
もちろん個人の利用も可能で、競技場は運動場から室内温水プール、卓球場か
らテニスコートにアーチェリー場があります。(都民としてオリンピックで注
目されたアーチェリー場まで用意されているのは、高ポイントです!)

そしてスポーツで良い結果を出すのに欠かせない、トレーニングルームもあります。

また集会室、印刷室、図書室及び録音室といった施設もあるので、この施設で
大会を開催し、休憩時間には作戦会議をし、試合後には参加者に号外のような
「広報紙」の即時配布も可能かもしれません。(団体運営スタッフとして、こ
ちらも高ポイントです!!)

さらに車椅子の方が利用しやすい宿泊施設や、刻み食などの相談にも応じてく
れるレストランもありますので、チームメイトと交流する際には気兼ねなく、
楽しい時間が過ごせるはずです。

交通は池袋駅、王子駅からそれぞれ車椅子用のリフト付き送迎バスもあります
ので、アクセスにも便利です。

ぜひ仲間やご家族の方とスポーツを楽しむ際に、利用してみてください。

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4.コラム ~子どもの成長とかしわ餅~
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皆様、こんにちは。スタッフの鈴木です。

五月は休日もあり、いつもとは違う瞬間を経験した方もいたのではないでしょうか?
私も思わずハッとした瞬間がありましたので、ご紹介します。

五月五日は端午(たんご)の節句ということで、かしわ餅を食べました。お餅
をひとくち口に入れた瞬間、母に「葉も食べるの?」と尋ねられました。噛ん
だときに特に嫌な感じ(造花特有のビニールのような感触など)がなかったの
で、頷いてそのまま食べ続けました。そして食べながら「小さいころは口に入
れてはいけないものを間違って口にしたら、今みたいに軽く尋ねられるのでは
なく、慌てて止められていたなぁ…」と昔を懐かしんでいました。
そしてこの出来事から、今まで沢山の人に様々なことを、その時々の年齢に合
わせた内容で声掛けされていたことを思い出しました。

入学前は両親から「厳しくも、ひとつずつ丁寧に教えられ」、学生時代は同級
生から「周囲との違いをいじられながらも、克服するために言葉を交わし」、
現在は色々な方から「成果を出す(独力でできることを増やす)ため、叱咤激
励される」ようになりました。
小さいころより成長できたかも?というのは〇〇式といった人生の節目や、卒
業証書や資格証のように、他人から見てわかるものを手に出来たときに実感できます。
でもそれだけではなく、日常親しい人と交わす言葉の内容や仕草の変化から、
誰に何をどのように行うか(伝えるか)を考え、行動することも自分なりに成
長を実感できる大切な瞬間だと気づきました。

現在、大人と呼ばれる年齢になりました。これからの出会い、これまで出会っ
た人と再会したときに、自分がどんなふうに変わっていけるか緊張しつつも、
楽しみです。

ちなみに母にも尋ねられた、かしわ餅の葉を食べていた理由ですが…
小さいころに聞いた「かしわ餅の葉を食べると、賢くなる」という話を、今で
も信じているからです(笑)

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5.編集後記 ~映画の座席とお供の話~
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みなさんこんにちは。スタッフの高江洲です。

私はよく映画に行き、劇場の車椅子スペースで観賞します。
この車椅子スペースについて、利用するたびに思っていることが二つあります。

その一、スペースが固定のため「好きな場所で観られない」こと。
その二、スペースが用意されているだけでドリンクやポップコーンなどを置くホ
ルダーが無いため「食べたり、飲んだりしながら観られない」こと。

とはいえ、全席満員の大人気作品でも「車椅子スペースが空いていれば入場できる」
という良い点もあります。
でもやっぱり、ポップコーンを食べながら観たいなとも思います。

みなさんも映画館を利用していて「コレがあれば良いのに…」というものを探す
など、作品だけでなく映画館全体を楽しんでみてください。

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IFPメールマガジン 2015年4月号

皆様

こんにちは。IFPスタッフの鈴木 康高です。
今年は温かくも強い風の影響で、色とりどりの花がよく風に舞っていました。
それは普段目に見えない風に、春を感じさせる色が着いたようでとても綺麗
でした。
私達の活動には、どんな風が吹くのか(吹かせられるか)今からとても楽し
みです。

それでは、今月もIFP関連情報をお届けいたします。

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もくじ
1.参加報告 青年社会活動コアリーダー育成プログラム
2.コラム  ~目標に向かって、キックオフ!~
3.予 告  参加・活動報告の情報発信
4.編集後記 ~失敗?コミュニケーション~
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1.参加報告 青年社会活動コアリーダー育成プログラム
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皆様、こんにちは。スタッフの高濱です。
このたび私は、平成26年10月12日~21日まで、内閣府主催「青年社会
活動コアリーダー育成プログラム」に派遣され、英国の障がい者分野の取り組
みを視察してきました。
つきましては、派遣の概要と学んだことを報告いたしますので、以下のIFP
ホームページのリンク先をご覧ください。

(リンク)プロジェクト紹介 ? 国内外のネットワーク構築 ?【報告】英国の視察を終えて
https://team-ifp.com/wp/?p=1281

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2.コラム  ~目標に向かって、キックオフ!~
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皆様、こんにちは。スタッフの鈴木です。

四月は何かと新しいことを始める機会が多い時期です。少しでも良いスタート
を切りたいですよね?そのために大切だと言われるのが「目標」。
そこで今回は、「目標」についてお話しします。

先日プロサッカー選手の三浦和良、カズ選手が試合に出場し最年長ゴールを決
めました。試合後にカズ選手は「48歳でグラウンドに立てることだけに満足
はしていない」とコメントしていました。
私もIFPは大学生の頃からの活動を経て、経験者になりました。そのため自
身の役割の変化もあり、最近はインターンの学生さんや、イベントで出会った
方と直接交流できなくても、参加希望の連絡を聞いたり、当日にお顔を拝見で
きただけでも満足でした。でもこの満足は、今まで他のスタッフや、参加者の
方との交流があったから感じられたのです。今も変わらず私にこうした気持ち
を与えてくれる人達に対して、カズ選手のように「自分に出来ることで、きち
んと応える」ようにしたいです。
IFPは「心のバリアフリーを広め、障がいの有無に関係なく、全ての人が仲
間として暮らしていけるインクルーシブ社会の創造」を目的にイベントやセミ
ナーを行っているので、その当日に行動で示すことが一番早く確実なのですが、
いかんせん私自身が脳性麻痺のために動きに制限があり、納得のいくものを示
すまで時間がかかります。そこでメールマガジンのように文字で、またイベン
トでは声で「一つでも多く伝える」ことを目標にします。

今年のイベントでは、その内容のほかに「鈴木が何をするのか?」ということ
にも注目してみてください。
…と自らハードルを上げてしまった鈴木の運命はカズ、いやいや神のみぞ知る
といったところでしょう(苦笑)

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3.予 告  参加・活動報告の情報発信
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皆様、こんにちは。
IFPではこれまで参加した、活動したものを本メールマガジンで適宜報告し
てきましたが、今後はホームページとも連携し、情報を発信していきます。

現在、昨年実施の地域密着型の交流イベント「グルメマップづくり」の最新情
報を鋭意制作中です!

今後お出かけや、「何か楽しい、新しいことをしたいな」と思ったときはぜひ
当団体のホームページをご覧ください!!

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4.編集後記 ~ドンマイ!コミュニケーション~
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みなさんこんにちは。スタッフの高江洲です。
今年の4月は暖かくなったり、寒くなったり外出するときの洋服を選ぶのが大変
でしたね。

外出といえば、私はよく電動車椅子で電車に乗って出掛けるのですが、先日ちょ
っとしたハプニングがありました。
それは帰宅するために電車に乗ろうと有人改札に行った際の、駅員さんとの会話
です。

駅員「どちらの駅で降りますか?」

私「○○駅までお願いします」

駅員「わかりました…あの~車椅子は必要ですか?」

私「えっ!?…(真顔で)の、乗ってますけど!(内心笑いそうになる)」

駅員「あっ、すみません。(車椅子で電車に乗るために、ホームと乗車口の橋渡
しをする)板は必要ですか?(汗)」

私「お願いします」

おそらく駅員さんは車椅子への対応を意識したため、真っ先に「電動車椅子」に
目がいき、つい口から出てしまったのでしょう。
「そんなに意識しなくても大丈夫なんだけどな」と思いつつも、「でも誰でも無
意識で声に出して、あとから“しまった!?”と思うことはあるよなぁ…」など
と考えながら帰りました。

みなさんも、このような体験はありますか?
そんなときは気にせずドンマイ、ドンマイです!

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IFPメールマガジン 2015年3月号

皆様

こんにちは。IFPスタッフの鈴木 康高です。
春を彩る様々な花のつぼみが膨らみ、咲く瞬間が待ち遠しい日々。いかがお過
ごしですか?

そこで今月はIFPの活動に「彩りを添える」情報をお届けいたします。

∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴
もくじ
1.実施報告 第8回ディズニーシーイベント「バックグラウンドアドベンチャー in TDS」
2.ご案内  南米サウンドスケープ展
3.コラム  ~話を聞く姿勢~
4.編集後記 “奈良的ディズニーランドの苦手ポイント”と“ディズニーシーでの初体験”
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1.実施報告 第8回ディズニーシーイベント「バックグラウンドアドベンチャー in TDS」
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皆様、こんにちは。インターン生の秋山です。

3月7日に東京ディズニーシーで行われたIFP主催の「バックグラウンドス
トーリーinTDS」に参加しました。私がインターンとしてIFPに加わってから
ずっと企画や運営に携わってきたプロジェクトだったので、当日は行きの電車
の中で今日1日が上手くいくかの緊張と9カ月頑張ってきた集大成のイベント
がはじまる感慨が入り混じる不思議なテンションでそわそわしていたことを覚
えています。

突然ですが、毎年IFPで開催されるこのイベントを終えた今の僕が改めて感
じたことを書こうと思います。それはこのイベントやはり「すごい」というこ
とです。
ではそのすごさがどういう部分にあるのかというのが3つあります。まず1つ
に「健常者・障がい者の垣根なく全ての人が楽しめるユニバーサルイベントで
あること」、2つ目に「ディズニーシーの世界観が味わえる内容であること」、
3つ目「短い時間の中で盛り沢山の企画をマネジメントすること」です。
一つ一つの要素を見れば当たり前ではないかと思うかもしれませんが、これら
三つの要素が歪な形をしているとして、それがそれぞれ重なり合った少ない部
分だけを抽出してイベントにするという工程がとても大変で、今振り返るとま
さに汗と努力の結晶だったと思うのです。
結果としては、忙しいスケジュールのなか、みんなが集合して全体で楽しむ晩
餐会では全員が分け隔てなく話しているのも見えたし、TDSの裏話も解説し
つつ途中のレクもグループの人達はノリノリでパーク内を探検していましたの
で、まさに大成功だったと僕は思っています。

このイベントの最後に、同じグループだった視覚障がいの高校生のもとへ行っ
て個人的に「今日はどうだった?」と感想を聞いた時、満面の笑みで楽しかっ
たです!と言ってくれた瞬間に一番やりがいを感じました。その時、参加して
くれる皆様の笑顔がなによりもIFPの動力源になっていて、そのおかげでI
FPはどんな努力も惜しまないのだと気付かされました。

最後に、参加者の皆様のおかげで自分の人生のなかでこのTDSイベントがか
けがえのない思い出となりました。ありがとうございました!

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2.ご案内  南米サウンドスケープ展
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皆様、こんにちは!インターン生の小川原です。
この度は、私が先日参加した南米スタディツアー主催の「サウンドスケープ展」
について告知いたします。

私は、2月末~3月始めにかけて17人の大学生と共に南米のペルーとボリビ
アを訪れました。「地球の声を聴く」というテーマを掲げ、地球の裏側という
未知の世界に飛び込んだ数日間。有名なマチュピチュやウユニ塩湖の絶景はも
ちろんですが、風景以外にも、日本では味わうことのできない自然の音や声を
たくさん聞くことが出来ました。

ここで体験や感動を、日本にいる多くの人に伝えたい!
しかし、写真(視覚)だけでは、それらを充分に伝えきれない…。
そこで、今回このような展覧会を実施することになりました。

サウンドスケープとは、「音風景」のことです。今回の展覧会は、視覚を遮断
した映画館のような暗闇の中で、椅子に座ってゆっくりと音を楽しんでもらい
ます。
この音は、実際に現地で採取してきたマチュピチュやウユニ塩湖の生の音です。
五感が研ぎ澄まされた空間で聴いていただければ、きっと皆さんの心の中に素
敵な風景が映し出されることでしょう。
南米に行ったことがない人、五感を使い南米を体感したい人は、ぜひお越しく
ださい。

またサウンドスケープ展は、ぜひ多くの視覚障がい者の方々に来ていただきた
いと思います。そのため当日はゆっくり楽しめるよう、視覚障がい者の方用に
は別枠で時間を設けましたので、どうぞお気軽にご参加ください。
ご興味のある方は、以下をご覧ください。

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日程:4月12日(日)
*午前10時~12時:視覚障がい者、特別招待者限定
*午後12時~17時:一般
入場料:500円
場所:代々木上原 space8
詳しい行き方:
東京メトロ千代田線・小田急線の改札を背に直進し、北口1番から外に出ます。
駅を背に正面の信号のない小さな横断歩道を渡り、ファミリーマートがある
方向へ右折します。
ファミリーマートを通過すると、すぐに交差点に差し掛かります。
「吉田クリニック」と書かれたグリーンの看板、「フラワー薬局」と書かれ
たピンクの看板が縦に並んでいるのが目印です。
左折して細い通路に入り、最初に差し掛かった十字路の右手にあるのがspace8です。

当日は外でスタッフがお待ちしています。道がわかりづらければお迎えに上が
りますので、遠慮なくご連絡ください。

コンテンツ:サウンドスケープ展(1回 約15分)
*別コーナーにてお土産販売、写真展示もございます。
申込: http://goo.gl/forms/nxiHMnYSSp
お問い合わせ: nanbeistudytour.soundscape@gmail.com

主催:MOTIproject http://motiproject.net/
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3.コラム ~話を聞く姿勢~
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皆様、こんにちは。スタッフの鈴木です。

心そわそわ、お鼻むずむずな春をいかがお過ごしですか?
このように心も身体も忙しい時期ですが、式典など話を聞く機会が多いものです。
そこで今回は、「話を聞く姿勢」についてお話しします。

式典等、話を聞くときは背筋を伸ばし、両手脚を揃え、顔は話し手のほうに向
けます。ここでひとつ難題が…それはこうした「姿勢を保持する」ことです。
私自身脳性麻痺という障がいのため立つこと、姿勢の保持が難しく身体全体が
フラつきます。そのため、相手には緊張感や集中力に欠ける印象を与えてしま
います。
そこでこの点について、ある場所と伝え方で解決しています。
まず場所は、「自分の近くに掴まれる、背中を預けられる場所をキープするこ
と」です。このときのポイントは、こうした場所に最初から自分の身体を密着
させないことです!なぜなら最初から密着させると安心できますが、自分も他
の方と同じく背筋を伸ばして話を聞くと緊張感が違います。

続いて伝え方ですが、これは先に紹介した場所に関連します。姿勢を保持する
際に活用する壁や柱は、会場の隅や後ろが多いです。
それに気づき、せっかくだから前のほうで聞いてはどうか?と声を掛けてくれ
る方がいます。着席の場合はこの申し出を受け、最前列という名の「特等席」
で参加します(笑)
しかし立っている場合は難しいです。そこでまずこのような場面を「自分が障
がいのために出来ること、出来ないことは何かを考え、それを相手に分かりや
すく伝える機会」と捉えます。
そしてどうすれば自分だけで対応可能かを伝え、お互いが気兼ねなく参加でき
るよう次回以降へ繋げます。

このように自分の身体と心の姿勢を整えることで、安心して色々な方の話に集
中できます。
そして見聞きした話は、今後本メールマガジンや当団体のセミナー等で皆さん
とシェアしたいと思いますので、よろしくお願いします。

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4. “奈良的ディズニーランドの苦手ポイント”と“ディズニーシーでの初体験”
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皆様、こんにちは。スタッフの奈良です。

今回の編集後記では、“奈良的ディズニーランドの苦手ポイント”と“ディズ
ニーシーでの初体験”を二つご紹介します。

まず、奈良的ディズニーランドの苦手ポイントについてです。
それは“パレードによる通行止め”があることです。
先日、久しぶりにランドへいったのですが、人ごみをかきわけてかきわけて歩
いていった先が行き止まり、または通行止めだったりで、いきたい方向へ行く
ことができません。おまけに私は弱視(視力が弱い)ゆえに、遠くがよく見え
ません。まさに、五里霧中な中の移動となりました。ランドもパレードの時間
をあらかじめ調べて計画的に移動しないといけないなぁと痛感した一日でした。

一方、シーでは嬉しい初体験も。
ホテルミラコスタのレストランで食事をすると20時からスタートするファン
タズミックというショーをテラスから見ることができます。今回、ipadをテラ
スの柱に固定して拡大機能を使ってショーをみました。いつもはぼんやり強い
光が見えていて、その形が何なのかはわかりませんでした。ファンタズミック
ももう何十回と見ていたのですが、今回、初めてipadを使って見ることでこん
なに素敵なショーだったんだ!と知ることができました。

奈良のとある一日の出来事から学んだことは2つ。
1.ランドにいくときにはパレードの時間を事前に調べて効率的に動けるよう
に計画をたてましょう(いきあたりばったりはNG)
2.いつものお出かけにipad等を持っていくといつもは“見えない”と諦めて
いたものが“見える”ものへとかわる感動を味わえるかも!?
ということです。1は障がいの有無に関わらず、2は視覚障がいに限らず、障
がいのある人とお出かけをするときには思わぬデバイスが役立つかも?という
発見のご紹介でした。

これから春爛漫の季節、ぜひ、色々なところへお出かけしてみてくださいね!

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IFPメールマガジン 2015年2月号

皆様

こんにちは。IFPスタッフの鈴木 康高です。
なかなか気候が落ち着かないながらも、少しずつ暖かくなる日差しによって心
も身体も春仕様になりつつあります。

そこで今月はそんな暖かな日差しに背中を押され「見た、聞いた、考えた活動」
をテーマにIFP関連情報をお届けいたします。

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もくじ
1.実施報告 1月度カジュアルサポート研修会(運動障がいの特性とその理解)
2.2015年3月開催 東京ディズニーシー交流企画 成功への道(Bestな会場はココか!?)
3.コラム  ~ディズニーとの思い出~
4.編集後記 ~指文字のないしょばなし~
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1.実施報告 1月度カジュアルサポート研修会(運動障がいの特性とその理解)
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皆さま、こんにちは。インターン生の関です。
1月18日のカジュアルサポート研修会は「運動障がいの特性とその理解」を
テーマに、IFPスタッフでもある、益子 徹(ましこ とおる)さんを講師に
迎えました。益子さんにはご自身の経験を元に、運動障がいについてとても丁
寧にお話しいただきました。

益子さんのお話を聞いて、今まで私の中にあったカジュアルサポートについて
実際にどうすれば正解なのか?という疑問に対して、カジュアルサポートは小
さなことから始められるのね!と気づくと同時に、自分の手に届く存在に変わ
りました。

カジュアルサポートに必要なことは、やはりコミュニケーションです。
相手の気持ちを聞くことだけでなく、自分の気持ちを伝えることも忘れない、
バランスのとれた相互のやりとりです。研修会の中で運動障がいは人によって
重さや得意・不得意なことが異なること、障がいのため自身の考えと体の動き
が上手く一致しないことがあると改めて気づきました。そんな時に先のことを
見据えたコミュニケーション、お互いによかったと思い自然にできる行動はカ
ジュアルサポートにもなります。そのためには初めて会う人にも、分からない
ことは自分から勇気を持って聞く。上手くいかなくても大丈夫です。聞くこと
から相手を理解し自分を知ってもらい、お互いの共通の話題へと繋がります。
カジュアルサポートは、交流のきっかけだけでなく今後サポートがない関わり
を、より良くする可能性を秘めたものだと思いました。

最後に研修会の参加者同士カジュアルサポートについて話し合う中で「まずは
自分のことを大切にしてください」という言葉が出て、思わずじんわりと暖か
い気持ちになりました。東京ディズニーシーのイベントでは、お互いを大切に
しつつ、相手を想う「ありがとう」「楽しいね」「嬉しかったよ」…そんな言
葉が沢山溢れる1日にしたいです!

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2.2015年3月開催 東京ディズニーシー交流企画 成功への道(Bestな会場はココか!?)
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皆さま、こんにちは。スタッフの吉川です。
1月号に引き続き、晩餐会(交流会)のメイキングの紹介です。

先日、とある場所の下見に行ってきました。
それはディズニーシーから徒歩5分ほどの場所にある舞浜総合体育館。この体
育館の2階にある「カフェ・絆」が今年の会場です!!
これまでのディズニーシー内のレストランでの晩餐会との最たる違いは、会場
を貸し切り、参加された皆さん一人ひとりと交流できることです!
普段ディズニーによく行くぞという方も、なかなか近隣の施設まで足を運ばれ
ないのではないでしょうか。かくいう私も、初めてでした。
大きな窓に、高い天井。とても穏やかな空気の流れる店内でした。

当日は温かい軽食やドリンクを食べながら、1日の冒険をゆったり振り返るの
はいかがでしょうか。

また今年は交流会会場の変更だけでなく、交流会を「晩餐会」、イベントを
「冒険」と呼び方を変えるなど、よりディズニーならではの雰囲気を感じてい
ただけるようにしました。ぜひ一日を通してお楽しみください。

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3.コラム  ~ディズニーとの思い出~
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皆様、こんにちは。スタッフの鈴木です。

今月は節分やバレンタインといったイベントが盛りだくさんでしたが、皆さん
それぞれ楽しく過ごせたでしょうか。IFPでも来月は東京ディズニーシーで
イベントを行います。今年も趣向を凝らしたものとなっておりますので、ぜひ
お楽しみください。
そこで今回は、「ディズニーとの思い出」をお話しします。

IFPのイベント会場となる東京ディズニーシーは学生になってから遊びに行
ったので、ディズニーの素晴らしい世界観に対する耐性(きっとすごいものを
見せてくれる、という期待感)が出来ていたので落ち着いて楽しめたのですが、
生まれて初めて東京ディズニーランドにいったときの衝撃は凄かったです。
ゲートを潜る前から聴こえる優雅なBGMと英語のアナウンスから感じる「い
つもとは違う何か」。そしてゲート通過後に見えたシンデレラ城で興奮は最高
潮!しかしこのときは、この興奮をどう表現すればいいのかわからず、口をパ
クパクさせ、周囲をキョロキョロしていました。
目に見えるもの、触れるもの、聴こえてくるものいずれも刺激的でしたが、実
は同時に不安も感じていました。それはディズニーの世界観が凄く、もしここ
で家族とはぐれたら、この不思議な世界でひとりぼっちになってしまうという
ものでした。
楽しみたいけれども「未知のものに飛び込む勇気」が、この頃の私にはちょっ
ぴり足りなかったのですね。

そんな私の不安を和らげてくれたのは家族と、パーク内で出会ったディズニー
キャラクターの存在でした。家族は焦らずゆっくりとパーク内を移動し、私の
傍にいてくれました。そしてミッキーを始めとしたキャラクター達は、私に気
づくと笑顔とともに両手を広げて、「君もこっちにおいでよ!」ともいえるメ
ッセージとともに握手やハグをしてくれました。この瞬間ようやく、ミッキー
達ディズニーランドの主役と同じ世界の住人(一員)になれた気がしました。

一緒にいてくれる人または迎えてくれる人との交流は楽しい気持ちになるだけ
でなく、不安な気持ちを和らげてもくれるのでしょう。
今年は皆さんとイベントでどのような気持ちを共有できるか、今からとても楽
しみです。

そうだ!久しぶりにイベント当日は、小さい頃に買ってもらったミッキーの形
をした風船を買おうかな?

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4.編集後記 ~指文字のないしょばなし~
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みなさん、こんにちは。スタッフの井口です。
まだまだ寒い日が続いていますが、私の地元水戸では梅の花がちらほらと咲き
出し、少し早い春の訪れを告げてくれています。

私は、地域の小学校に通う難聴の学生のサポートをしています。
そこで今回はお話しが大好きな難聴の女の子、Aちゃんのエピソードを紹介します。

小学校高学年の女の子といえば、ないしょばなしが好きなお年頃。
当然Aちゃんもないしょばなしに興味津々で、「私もないしょばなしがしたい
な」とのこと。
私がないしょばなしの魅力を尋ねると「授業中にこっそり教えてもらえるのが
いいよね」と応えてくれました。
でも、やはり小さい声だと相手が何を言っているのかわからないので、お話し
に加わることに躊躇いがあるようでした。

ある日、Aちゃんのクラスで「指文字」が紹介されました。
指文字は、指で五十音を1文字ずつ表せるサインです。
普段手話を使っていないAちゃんは、これを機に指文字を覚えることにしました。
すると、クラスの女の子の間にも指文字が瞬く間に広がっていきました。

そんな女の子の指文字ブームから数日後、友達とこっそりと何かをやっている
Aちゃんの姿がありました。
なんと…指文字でないしょばなしをしていたのです!
そして授業中に周りの音が大きく聞こえにくいときには指文字でスラスラとお
話しし、ついには指文字でのお話に夢中になって、「そろそろ先生に怒られち
ゃうぞ」と私が声をかけるくらいにまで立派に成長していました。Aちゃん、
皆、授業中の私語はほどほどにね(笑)

友達とお話ししたい!という思いから、自然と生まれた「指文字のないしょばなし」。
子ども達の自然な振る舞いはいつも、大切なことは何か?と問いかけてきます。

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