IFPメールマガジン 003

皆様

こんにちは。IFPスタッフの鈴木です。
厳しい暑さが続きますが、皆様、おかわりないでしょうか。
IFPメールマガジン7月号をお届けします。

<もくじ>
1.まだまだ参加者募集中!公開シンポジウム「障害者差別解消法と合理的配慮」~平等な愛し方とは?~
2.スタッフおすすめのバリアフリー情報
3.コラム ~プロの仕事~
4.編集後記

1.まだまだ参加者募集中!公開シンポジウム「障害者差別解消法と合理的配慮」~平等な愛し方とは?~

8月6日(日)15:00より「障害者差別解消法と合理的配慮」をテーマ
に公開シンポジウムを行います。

必要だと感じながらも、どうしても難しく感じてしまう「合理的配慮」。
今回はそのテーマについて、友情や恋愛といった身近な事例を紹介し、シン
ポジスト・コメンテーターの方々とともに情報交換形式で行いますので、障
害者差別解消法や合理的配慮をもっと身近に感じてもらえること間違いなし
です!
皆様お誘い合わせのうえ、奮ってご参加ください。

シンポジウムへの申込方法は、以下の団体公式HPよりご確認ください。
https://goo.gl/mLCBTS

2.スタッフおすすめのバリアフリー情報

今月号は、「Meets Smile(ミーツスマイル)」という理容室を取り上げます。
「笑顔に出会える場所」をコンセプトに、どんなお客様でも分け隔てなく利
用できる場所を創られています。店内は入り口から理容スペースまでノンス
テップで、広いスペースが確保されています。理容スペースは専用の椅子だ
けでなく、車椅子のままでの利用もできるようになっています。

最近はわずかなスペースを利用したお店(例えばテーブルや椅子が収納式で
ある等)も多いですが、こちらのお店であれば、車椅子利用であっても十分
なスペースが確保されているので安心して利用することができますね。
この夏にイメージチェンジを考えてる方は、ぜひお店に足を運んでみてはい
かがでしょうか?

店舗情報
店名:Meets Smile (ミーツ スマイル)
住所:東京都清瀬市松山1-16-9 下田ビル102
最寄駅:西武池袋線「清瀬駅」
電話:042-497-8946
店舗URL:https://www.meets-smile.com/

3.コラム ~プロの仕事~

皆様、お久しぶりです。スタッフの高江洲です。

なかなかイベント当日にお会いできないので、レアなスタッフ通称「レアキ
ャラ」になってしまいましたね(笑)。
それでも何度か担当したコラムを通じて、また皆様と交流できると思うと嬉
しいです。

さて、今回はプロの仕事だと感じたことをお話しします。
先日仕事帰りに家の近所の某ハンバーガー屋に行きました。店員さんに「ご
注文はいかがなさいますか?」と聞かれて、少し迷ってから、「チーズバー
ガーください」と伝えました。
でも私の指が指していたのは「普通のハンバーガー」でした。
注文時にたまたまぼんやりしていたのか、脳性麻痺ゆえの不随運動のどちら
か、はたまた両方が原因はわかりませんが何ということでしょう。食べるこ
とが好きな私が、食べたいものを正確に伝えられないとは…。
しかし店員さんは、はてなマークを浮かんでいるような表情になったりせず、
「チーズバーガーですね!」と返してくれました。
お客の私にミスを気にさせることなく対応をしてくれたことに、プロの仕事
と感心しました。

障がいゆえに必要以上に他の人から注目を集めることもあるので、何かあっ
たときに、その事柄の大小に関わらず落ち着いた対応してもらえると、こち
らも安心して本来やりたかったことをやれたり、伝えたかったことが伝えら
れるので良いですね。
お伝えしたいことがハンバーガーひとつから少し大げさになりましたが、日
常の出来事から何かに気づく感覚をこれからも大事にしたいです。

4.編集後記

今月のIFPメールマガジンはいかがだったでしょうか。
もし、週末の予定があいている!という方がいらっしゃいましたら、暑気払
いも兼ねてIFPのシンポジウムに遊びにきてくださいね。

それでは、次号もお楽しみに。

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IFPメールマガジン 002増刊号

皆様

こんにちは。IFPスタッフの鈴木です。

今回は増刊号として、2017年8月度IFP主催の公開シンポジウムにつ
いてご案内いたします。
当日はスタッフ一同、皆様とともに過ごす時間を楽しみにしております。

公開シンポジウム
テーマ:「障害者差別解消法と合理的配慮」~平等な愛し方とは?~

障害者差別解消法が施行され1年が経ちました。学校や職場では、障がいの
ある方から意思の表明があった場合に合理的配慮を提供しなくてはならない、
あるいは、提供できるよう努力しなくてはならなくなりました。ただ、合理
的配慮は、それを提供する側(事業者)が過度な負担にならない範囲、合理
的と考えられる範囲のなかで提供されるもので、意思の表明をすれば何でも
提供してもらえるものではありません。このため、障がいのある方とその周
囲が納得できる形を模索する必要があります。
実はIFPにも、合理的配慮をお願いする方や、それを提供する周囲の方か
ら「どこまでが合理的なのか?」といったお悩みも寄せられています。
皆さんも、こうした問題で悩んだことはありませんか? 合理的配慮と聞く
と、どうしても難しく感じますよね。

そこで、IFPでは合理的配慮をもっと身近に感じられたらと思いこのシン
ポジウムを企画いたしました。合理的配慮で大切なのは、障がいのある方と
ない方の無理のない関係性です。これを考えるために、学校の友人関係、
職場の人間関係、恋人との恋愛関係、夫婦・親子との家族関係など、日常の
対人関係を取り上げます。

なお当日は、シンポジストから友情や恋愛に関わる身近な事例を紹介いただ
き、コメンテーターから法律の専門的な解説をいただく情報交換形式で進行
していきます。
障害者差別解消法や合理的配慮をもっと身近に感じてもらえる機会にしてい
ただければ幸いです。

以下概要となりますので、お誘い合わせのうえ是非お気軽にご参加ください。


主催:特定非営利活動法人Inclusive Fellowship Promotion
日時:2017年8月6日(日)15:00~17:00
場所:東京都障害者福祉会館(都営三田線、都営浅草線「三田」駅より徒歩1分・JR線田町駅より徒歩5分)
http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/syoukan/
参加費:社会人1,000円、学生500円

シンポジスト(2名)
A.榎戸礼子(結婚・恋愛)
視覚障がい者の婚活や恋活をサポートする活動を行っている。これまで何組
ものカップルを仲人してきた経験から、結婚や恋愛における合理的配慮とは
何か、を一緒に考え深めたいと思っている。

B.益子徹(職場・学校での人間関係や友人関係)

日本社会事業大学大学院生(社会福祉士・評価士)。車椅子ユーザーや、ろ
う・難聴者との関わりを支援者として、友人関係として長年続けつつ、ろう
・難聴者の就労、福祉プログラム評価研究などを行っている。

コメンテーター(1名)
C.中村彰宏(法的解説)
大学卒業後、東京労働局(公共職業安定所)に就職。その後真の権利擁護の
ためには司法的手段が必要なことを実感し、法科大学院進学。平成27年司法
試験合格。現第70期司法修習生。

締切:2017年7月31日(月)午前12時まで
※定員20名になり次第、受付終了とさせていただきます。

参加申込
IFP事務局(info@team-ifp.com)宛に、【必要事項】をメールでお申し込み
ください。
※お申し込み後、1週間以内に受付完了メールを送信いたします。万が一受付
完了メールが届かなかった場合には、お手数ですが再度メールにてお申し込
み願います。

必要事項
お名前:

ふりがな:

性別(男・女)

携帯電話番号:

参加形態:(社会人・学生)

障がい:(有・無)

以下、障がいのある方は記入をお願いします。

障がいの内容:
例 視覚障がい点字使用等・聴覚障がい手話使用

必要な配慮があれば教えてください。
1.事前資料送付希望する・しない
※シンポジウム3日前までにメールにて送信いたしますので、資料送付先メ
ールアドレスを教えてください。

2.最寄駅(JR田町駅)から会場までの誘導

3.手話通訳

4.その他

ご案内は以上になります。

IFPメールマガジンは、まぐまぐを使用した配信専用のシステムで送信し
ております。
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IFPメールマガジン 002

皆様

こんにちは。IFPスタッフの鈴木です。

暑い!5月なのに暑い、かと思えば雨が…。こうコロコロと天気が変わると
何となくモヤモヤしますが、そんな気持ちを晴らせるようIFP関連情報を
お届けします。

<もくじ>
1.スタッフおすすめのバリアフリー情報
2.コラム ~理事長、レゴランドを語る~
3.編集後記

1.スタッフおすすめのバリアフリー情報

皆様、こんにちは。こちらでは、スタッフが見聞きした情報でコレは!と思
ったものをご紹介します。
興味ご関心のある方は、ぜひリンク先をクリックしてみてください。

palette ibu.(パレット イブ)
http://ibucuddly.wixsite.com/ibucuddly
こちらは、重度の障がいを持った子供にもっとカンタンにかわいい洋服をき
せられないかという想いから「病児服」を作成された会社です。

また作成された洋服がかわいいだけでなく「着脱がシンプル」というのは、
障がいゆえに身体が動かしにくい子ども(それをサポートする大人)にとっ
ても良いと思います。

洋服は、当団体でも障がいのあるスタッフが着脱の難しさや動きやすさ、生
地の触り心地等をコラムでお話したこともあるくらい生活に密着したもので
す。

子どもたちへの優しさと、アイディアに溢れた洋服の世界を覗いてみません
か?

※palette ibu.にはブログとFacebookがございます。
ブログはコチラ→http://ibukiday.exblog.jp/
Facebookはコチラ→https://www.facebook.com/ibucuddly

2.コラム ~理事長、レゴランドを語る~

みなさん、こんにちは。理事長の相羽です。
この4月に、日本初となるレゴのテーマパークであるレゴランドが私の地元、
名古屋にオープンしました。場所は名古屋駅からあおなみ線というモノレー
ルに乗った終点の駅(金城ふ頭)にあり、名古屋駅からだとおよそ30分で
す。既に行ったという方もいらっしゃるかもしれませんが、これから行って
みたい方は、ぜひ今回の情報をチェックしてみてください。
最近では、障がいのある方向けのアクセシビリティサービスを提供するテー
マパークも当たり前に増えつつあります。実は、レゴランドもそうしたサー
ビスを提供しており、今回は、チケット割引やアトラクションに関わるサー
ビスをご紹介します。

A.チケット割引
レゴランドの1日フリーパスは、大人6,900円、子ども5,300円と
ちょっと高めですね。ですが、各障害者手帳をお持ちの方は、付添者が1名
無料になり、実質、チケット料金が半額になります。関東など、遠方の方は、
このサービスを利用したらお得に楽しめますね。
ただ、年間パスポートが大人17,000円、子ども13,300円となっ
ているため、6回は行くだろうという方の場合なら、こちらを買った方がお
得です。東海エリア在住の方には、この点の見極めが難しいですね。

B.アシストアクセスパス
ディズニーリゾートでいうところのゲストアシスタンスカードがこの「アシ
ストアクセスパス」です。サービス内容は、アトラクションの待ち時間分の
時間を、別の場所で待機でき予め指定された予約時間になったら、そのアト
ラクションが利用できます。ただ、ディズニーリゾートと異なり、障がい種
別に選べるオプションはありません。

C.その他のアクセシビリティサービス
車いすレンタル(500円)や車いすのまま利用できるアトラクションもわ
ずかですが設置されています。ただ、レンタルできる車いすは1種類のみ、
車いすのまま利用できるアトラクションもシアター系のものに限られており、
さほどサービスが手厚いという感じではありません。

今までご紹介してきた感じでは、入場料金が割引になり、「アシストアクセ
スパス」があるくらいかな?と思われるかもしれませんね。この点について
は、障がいのある利用者が増え、レゴランドにサービスを要望していけば、
変わってくると期待しています。

料金やアクセスなどお堅い話が続いてしまいましたが、最後にお楽しみポイ
ントもご紹介します。レゴランドは、小さなお子さんのいらっしゃるご家族
からすると、ディズニーリゾートやUSJよりも楽しめる要素があります。
例えば、ジェットコースターは105cmの身長があれば、乗車できます。
これは、他遊園地と比較し、低身長の設定となっています。また、パーク内
にはアスレチックのような遊具がたくさんあります。転んでも痛くない床材
が敷かれていたり、日よけがついたアスレチックエリアも常設されています。
「近くの公園に行く感覚」で通えるテーマパークは、小さなお子さんのいら
っしゃるご家族からすると最高です。
そして、レストランのメニューはアレルギーのあるお子さんでも安心して食
べられるものが準備されています。子ども向けのテーマパークとは聞いてい
ましたが、まさに、子どもにアクセスしやすいサービスがたくさんあるなぁ
と、感激しました。
アクセシビリティについて考えるとき、「障がい」という観点もありますが、
こういう観点も大切だなぁと改めて思います。

開園から様々な意見のあるレゴランドですが、相羽としてはぜひ、みなさん
の目で確かめていただきたいテーマパークだと思っています。

※レゴランドジャパンの公式HPはコチラ→https://www.legoland.jp/

3.編集後記

皆さん、こんにちは鈴木です。
今回のメールマガジンは如何でしたでしょうか?
今回は偶然にも「子ども」がキーワードとなる記事が続きました。これは私達
の活動を通じて、これから子ども達が過ごす未来が明るく、より良いものにな
って欲しいという気持ちの表れかもしれません。
これからも、そんな未来を実現出来るよう活動していきます。

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IFPメールマガジン 001

皆様

こんにちは。IFPスタッフの鈴木です。

このメールマガジンが配信されている頃には、大型連休が始まっているでし
ょう。
移動や行列等の待ち時間、パーティー料理創作の隙間時間に、是非IFP関
連情報をご覧になってみてください。

∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴
もくじ
1.お知らせ ~メールマガジンの件名変更~
2.スタッフおすすめのバリアフリー情報
3.コラム ~遊ぶときに大切なことはナニ?大人になった今もう一度本気で考えてみた~
4.編集後記
∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴

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1.お知らせ ~メールマガジンの件名変更~
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いつもIFPメールマガジンをご覧頂き、誠にありがとうございます。

今回の配信より、件名を○月号形式から「ナンバリング形式」に変更いたし
ます。

これまで同様定期配信は継続しますが、皆様にお届けしたい内容をより広く
柔軟に配信したいという想いから、このようになりました。

件名が変わっても皆様への想いは変わりません。
これからもIFPメールマガジンを、どうぞよろしくお願いいたします。

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2.スタッフおすすめのバリアフリー情報
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皆様、こんにちは。こちらでは、スタッフが見聞きした情報でコレは!と思
ったものをご紹介します。
興味ご関心のある方は、ぜひリンク先をクリックしてみてください。

ココロのバリアフリー計画 店舗検索サイト
http://www.heartbarrierfree.com/
こちらは、認定NPO法人「ココロのバリアフリー計画」(※1)で作成さ
れたサイトです。障がいのある方がお店を選ぶ判断材料となるようにエリア
・条件・バリアフリー(※2)から検索が可能です。検索できるお店のカテ
ゴリーは飲食店・趣味・美容・ショッピング・生活・冠婚葬祭と多岐にわた
っています。

カテゴリーをクリックしてお店を知るだけでも、自分の中の世界がまた一つ
広がること間違いなしです!

(補足)
※1.認定NPO法人「ココロのバリアフリー計画」公式HP
http://www.heartbarrierfree.org/
「ココロのバリアフリー計画」の理事長・池田君江様については、2017
年4月10日(月)の朝日新聞夕刊にもインタビュー記事が掲載されていま
した。

※2.バリアフリー検索の項目は、入口段差無し・階段無し・エレベーター
有り・店内段差無し・トイレ段差無し・トイレ手すり有り」となっていました。

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2.コラム ~遊ぶときに大切なことはナニ?大人になった今もう一度本気で考えてみた~
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こんにちは、市川です。

読者の皆さんは、「普段」友達と遊びたいと思い立ったときに何を一番優先
して考えながら誘いますか。
みんなが楽しく遊べること?みんなが本当に遊びたいこと?といった考えが
あると思いますが、どちらも大切で間違っていないです。
その中でも、私が友達と遊ぶときは後者の考え方が良いなぁと感じています。
なぜなら、自分にできないことが徐々に見つかると、
「本当はやりたいのにできないことがあるから見ているだけにしよう」
「本当はこんなところに行きたいのに負担がかかるからやめておこう」とい
ったことが少なからず障がいのある方の抱える悩みの一つだと思います。
そういう悩みを長年抱え込むと、障がいの程度に関わらずできる遊びに対し
ても、つい遠慮がちになり、避けるときもあると思います。

しかし、みんなが遊びたいモノなら既存のルールは関係なく、一からルール
を考えて遊ぶのが友達として本気で遊ぶことではないでしょうか。
実体験ですが、車椅子を利用している私が鬼ごっこに参加すると、移動速度
が遅いため真っ先に狙われ、タッチされて終わっていました。
それではつまらないので、友達の中で話し合った結果、
・私に近づいたら早歩きになる。
・私をタッチする際は、5秒間数えてタッチする。
というルールが作られました。
それでも、私は心の中にはいつも「みんなは楽しいんでいるのかな」という
気まずさがあり、なんともいえない気持ちだった記憶があります。

読者の皆さんも「子どもの頃の遊びだったから純粋な心で向き合うことがで
きた話」と思われているかもしれません。
私もそうかなと思う部分もある反面、子どもの頃も大人になった今も居心地
が良いというだけで友達と遊んでいないと思います。そう思えるのは、
「この人をもっと知りたい」
「自分自身の存在をアピールしたい」
「お互いの状況が知りたい・確認したい」
「悩みを打ち明けたい」
といった意図が遊びの中に込められているからかもしれません。
だからこそ、みんなが本当に遊びたいことをやれるように、お互いのことを
思いながら考えて、工夫して目一杯遊ぶのです。
その中で、少しばかりの気遣いで友達を元気づけられる瞬間が訪れる遊びと
いうものは一見シンプルで当たり前のように見えますが、素敵だと思います。

私が願うカジュアルサポートとは、ここで書いたような「少しばかりの気遣
いをうまく使えたら遊びだけではなく、仕事も生活も豊かになれるもの」だ
と確信していますが、そのサポートを拡げていくための道のりは、まだまだ
遠いです。

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3.編集後記
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皆さん、こんにちは鈴木です。
今回のメ―ルマガジンはいかがだったでしょうか?
まだ4月だというのに太陽の光が眩しく暑かったある日のことです。また暑
くなるのかぁ…とうんざりしていた私に聞こえた「もう新緑の季節なんだね」
という声。

その声を聞いた後改めて街路樹を見てみると、確かにあちこちが緑色になっ
ていました。そしてその緑の葉の裏や隙間から見える太陽の光が眩しい、暑
いだけではなく、何となくキレイなものに見えてきました。

自分とは違う反応から気づかされることの大切さと、たった一言であっさり
気持ちが変わってしまう自分の単純さに呆れた(苦笑)、そんな一幕があり
ました。

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IFPメールマガジン 2017年3月号

皆様

こんにちは。IFPスタッフの鈴木です。

桜の開花宣言の時期に合わせて何か宣言をしよう!と考えましたが、訪れる
春の陽気にウトウトと…。

気を取り直して、IFP関連情報をお届けします。

∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴
もくじ
1.またまた特別企画~スタッフおすすめのバリアフリー情報~
2.コラム ~継続の秘訣は素敵な仲間~
3.編集後記
∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴

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1.またまた特別企画~スタッフおすすめのバリアフリー情報~
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前回のメールマガジンに引き続き、スタッフが見聞きした情報でコレは!と思
ったものをご紹介します。
興味ご関心のある方は、ぜひそれぞれのリンク先をクリックしてみてください。

A.Media116
http://www.media116.jp/
こちらは、「障がいのある方」の日常に関わる様々な情報を、分かりやすく
発信するライフスタイルメディアで、仕事・おでかけ・スポーツ・エンタメ・
社会・その他、のカテゴリーで様々な情報が紹介されています。

なお、おでかけの項目ではIFP(旧団体NSAも含む)でもイベントを行
った「高尾山」が紹介されています。本メールマガジン読者で高尾山イベン
トに参加頂いた方は、その時の様子を思い出しながら記事を読んでみると、
楽しさアップ間違いなしです!

B.障害者手帳で行こう!~全国版~
http://shogaisha-techo.fanweb.jp/
こちらは、全国津々浦々で障害者手帳や療育手帳や精神障害者保健福祉手帳
などの手帳で、無料サービスや割引のある施設の情報や、その他障がい者へ
の減免制度などをまとめられている情報サイトです。

情報は都道府県・施設の種類からでも検索でき、身近な施設としては「映画
館」も紹介されています。

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2.コラム ~継続の秘訣は素敵な仲間~
===========================================

皆様、今年度最後にして最初の登場ではないか?忘れ去られているかもしれ
ないスタッフの奈良です。
春を迎えるとなんだか新しいことをはじめたくなったり、今年はどんなこと
をしようかなとウキウキ・ワクワクしませんか?私は毎年のようにこの季節
になるとふわふわした気持ちになります。

でも、今日は前を見るのではなく、後ろを振り返ってみました。
そうしたら、IFPの活動をもう10年以上続けていることに気が付きました。
三日坊主常習犯の私の人生の中で、こんなに長く続けられた活動はないなぁ~と。
そこで、なぜ、続けることができたのか考えてみました。色々な理由が思い
浮かんでは消えていき、最後に残ったのは「仲間」の存在でした。私は弱視
難聴という障がいがあるので、人とコミュニケーションをとるときに相手が
ちょっとした配慮をしてくれないとうまく会話ができません。先日も、ある
活動に参加したとき、見えない資料に基づき話が進み、周囲が騒がしく何も
聞き取ることができず、一緒に活動した人も声が小さくて何を言っているの
か聞き取れず、ただ、その場に私の物理的な存在としての肉体があるだけで
心は活動に参加できませんでした。
IFPに最初に出会ったとき、障がいがあるから声をかけるとか、障がいが
ないから放っておくとかではなく、私自身、読めない文字媒体のものがあっ
たり、会場は騒がしい場所だったりしたのにもかかわらず、スタッフも参加
者もみんながお互いのことを気遣い、声をかけあっている様子があり、参加
者の輪の中に入っている実感が持てました。
もちろん私にとっては、自分が居やすい十分な環境整備がされていることが
ベストです。でも、ベストな環境でなくても、ベストな交流をすることがで
きる、そんなことをIFPは私に教えてくれました。

新しいことをはじめたくて仕方のない気持ちをIFPの活動にむけて、来年
度、素敵な皆様と当団体のイベントでお会いできることを楽しみにしています!

===========================================
3.編集後記
===========================================

皆さん、こんにちはスタッフの鈴木です。
今回のメ―ルマガジンはいかがだったでしょうか?
この時期は、真新しい服に身を包んだフレッシュマン&ウーマンを見かけま
す。
「形だけではダメだよ」と先輩方からお小言を言われることもあるかもしれ
ませんが、きちんとした服装によって「気持ちが引き締まる」こともありま
す。それは彼・彼女らの表情や態度、身にまとう空気からも伝わってきます。

私たちも、一緒にいる人たちの気持ちにプラスに作用するようなフレッシュ
さを忘れず活動していきます。

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