IFPメールマガジン 2015年3月号

皆様

こんにちは。IFPスタッフの鈴木 康高です。
春を彩る様々な花のつぼみが膨らみ、咲く瞬間が待ち遠しい日々。いかがお過
ごしですか?

そこで今月はIFPの活動に「彩りを添える」情報をお届けいたします。

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もくじ
1.実施報告 第8回ディズニーシーイベント「バックグラウンドアドベンチャー in TDS」
2.ご案内  南米サウンドスケープ展
3.コラム  ~話を聞く姿勢~
4.編集後記 “奈良的ディズニーランドの苦手ポイント”と“ディズニーシーでの初体験”
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1.実施報告 第8回ディズニーシーイベント「バックグラウンドアドベンチャー in TDS」
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皆様、こんにちは。インターン生の秋山です。

3月7日に東京ディズニーシーで行われたIFP主催の「バックグラウンドス
トーリーinTDS」に参加しました。私がインターンとしてIFPに加わってから
ずっと企画や運営に携わってきたプロジェクトだったので、当日は行きの電車
の中で今日1日が上手くいくかの緊張と9カ月頑張ってきた集大成のイベント
がはじまる感慨が入り混じる不思議なテンションでそわそわしていたことを覚
えています。

突然ですが、毎年IFPで開催されるこのイベントを終えた今の僕が改めて感
じたことを書こうと思います。それはこのイベントやはり「すごい」というこ
とです。
ではそのすごさがどういう部分にあるのかというのが3つあります。まず1つ
に「健常者・障がい者の垣根なく全ての人が楽しめるユニバーサルイベントで
あること」、2つ目に「ディズニーシーの世界観が味わえる内容であること」、
3つ目「短い時間の中で盛り沢山の企画をマネジメントすること」です。
一つ一つの要素を見れば当たり前ではないかと思うかもしれませんが、これら
三つの要素が歪な形をしているとして、それがそれぞれ重なり合った少ない部
分だけを抽出してイベントにするという工程がとても大変で、今振り返るとま
さに汗と努力の結晶だったと思うのです。
結果としては、忙しいスケジュールのなか、みんなが集合して全体で楽しむ晩
餐会では全員が分け隔てなく話しているのも見えたし、TDSの裏話も解説し
つつ途中のレクもグループの人達はノリノリでパーク内を探検していましたの
で、まさに大成功だったと僕は思っています。

このイベントの最後に、同じグループだった視覚障がいの高校生のもとへ行っ
て個人的に「今日はどうだった?」と感想を聞いた時、満面の笑みで楽しかっ
たです!と言ってくれた瞬間に一番やりがいを感じました。その時、参加して
くれる皆様の笑顔がなによりもIFPの動力源になっていて、そのおかげでI
FPはどんな努力も惜しまないのだと気付かされました。

最後に、参加者の皆様のおかげで自分の人生のなかでこのTDSイベントがか
けがえのない思い出となりました。ありがとうございました!

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2.ご案内  南米サウンドスケープ展
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皆様、こんにちは!インターン生の小川原です。
この度は、私が先日参加した南米スタディツアー主催の「サウンドスケープ展」
について告知いたします。

私は、2月末~3月始めにかけて17人の大学生と共に南米のペルーとボリビ
アを訪れました。「地球の声を聴く」というテーマを掲げ、地球の裏側という
未知の世界に飛び込んだ数日間。有名なマチュピチュやウユニ塩湖の絶景はも
ちろんですが、風景以外にも、日本では味わうことのできない自然の音や声を
たくさん聞くことが出来ました。

ここで体験や感動を、日本にいる多くの人に伝えたい!
しかし、写真(視覚)だけでは、それらを充分に伝えきれない…。
そこで、今回このような展覧会を実施することになりました。

サウンドスケープとは、「音風景」のことです。今回の展覧会は、視覚を遮断
した映画館のような暗闇の中で、椅子に座ってゆっくりと音を楽しんでもらい
ます。
この音は、実際に現地で採取してきたマチュピチュやウユニ塩湖の生の音です。
五感が研ぎ澄まされた空間で聴いていただければ、きっと皆さんの心の中に素
敵な風景が映し出されることでしょう。
南米に行ったことがない人、五感を使い南米を体感したい人は、ぜひお越しく
ださい。

またサウンドスケープ展は、ぜひ多くの視覚障がい者の方々に来ていただきた
いと思います。そのため当日はゆっくり楽しめるよう、視覚障がい者の方用に
は別枠で時間を設けましたので、どうぞお気軽にご参加ください。
ご興味のある方は、以下をご覧ください。

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日程:4月12日(日)
*午前10時~12時:視覚障がい者、特別招待者限定
*午後12時~17時:一般
入場料:500円
場所:代々木上原 space8
詳しい行き方:
東京メトロ千代田線・小田急線の改札を背に直進し、北口1番から外に出ます。
駅を背に正面の信号のない小さな横断歩道を渡り、ファミリーマートがある
方向へ右折します。
ファミリーマートを通過すると、すぐに交差点に差し掛かります。
「吉田クリニック」と書かれたグリーンの看板、「フラワー薬局」と書かれ
たピンクの看板が縦に並んでいるのが目印です。
左折して細い通路に入り、最初に差し掛かった十字路の右手にあるのがspace8です。

当日は外でスタッフがお待ちしています。道がわかりづらければお迎えに上が
りますので、遠慮なくご連絡ください。

コンテンツ:サウンドスケープ展(1回 約15分)
*別コーナーにてお土産販売、写真展示もございます。
申込: http://goo.gl/forms/nxiHMnYSSp
お問い合わせ: nanbeistudytour.soundscape@gmail.com

主催:MOTIproject http://motiproject.net/
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3.コラム ~話を聞く姿勢~
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皆様、こんにちは。スタッフの鈴木です。

心そわそわ、お鼻むずむずな春をいかがお過ごしですか?
このように心も身体も忙しい時期ですが、式典など話を聞く機会が多いものです。
そこで今回は、「話を聞く姿勢」についてお話しします。

式典等、話を聞くときは背筋を伸ばし、両手脚を揃え、顔は話し手のほうに向
けます。ここでひとつ難題が…それはこうした「姿勢を保持する」ことです。
私自身脳性麻痺という障がいのため立つこと、姿勢の保持が難しく身体全体が
フラつきます。そのため、相手には緊張感や集中力に欠ける印象を与えてしま
います。
そこでこの点について、ある場所と伝え方で解決しています。
まず場所は、「自分の近くに掴まれる、背中を預けられる場所をキープするこ
と」です。このときのポイントは、こうした場所に最初から自分の身体を密着
させないことです!なぜなら最初から密着させると安心できますが、自分も他
の方と同じく背筋を伸ばして話を聞くと緊張感が違います。

続いて伝え方ですが、これは先に紹介した場所に関連します。姿勢を保持する
際に活用する壁や柱は、会場の隅や後ろが多いです。
それに気づき、せっかくだから前のほうで聞いてはどうか?と声を掛けてくれ
る方がいます。着席の場合はこの申し出を受け、最前列という名の「特等席」
で参加します(笑)
しかし立っている場合は難しいです。そこでまずこのような場面を「自分が障
がいのために出来ること、出来ないことは何かを考え、それを相手に分かりや
すく伝える機会」と捉えます。
そしてどうすれば自分だけで対応可能かを伝え、お互いが気兼ねなく参加でき
るよう次回以降へ繋げます。

このように自分の身体と心の姿勢を整えることで、安心して色々な方の話に集
中できます。
そして見聞きした話は、今後本メールマガジンや当団体のセミナー等で皆さん
とシェアしたいと思いますので、よろしくお願いします。

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4. “奈良的ディズニーランドの苦手ポイント”と“ディズニーシーでの初体験”
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皆様、こんにちは。スタッフの奈良です。

今回の編集後記では、“奈良的ディズニーランドの苦手ポイント”と“ディズ
ニーシーでの初体験”を二つご紹介します。

まず、奈良的ディズニーランドの苦手ポイントについてです。
それは“パレードによる通行止め”があることです。
先日、久しぶりにランドへいったのですが、人ごみをかきわけてかきわけて歩
いていった先が行き止まり、または通行止めだったりで、いきたい方向へ行く
ことができません。おまけに私は弱視(視力が弱い)ゆえに、遠くがよく見え
ません。まさに、五里霧中な中の移動となりました。ランドもパレードの時間
をあらかじめ調べて計画的に移動しないといけないなぁと痛感した一日でした。

一方、シーでは嬉しい初体験も。
ホテルミラコスタのレストランで食事をすると20時からスタートするファン
タズミックというショーをテラスから見ることができます。今回、ipadをテラ
スの柱に固定して拡大機能を使ってショーをみました。いつもはぼんやり強い
光が見えていて、その形が何なのかはわかりませんでした。ファンタズミック
ももう何十回と見ていたのですが、今回、初めてipadを使って見ることでこん
なに素敵なショーだったんだ!と知ることができました。

奈良のとある一日の出来事から学んだことは2つ。
1.ランドにいくときにはパレードの時間を事前に調べて効率的に動けるよう
に計画をたてましょう(いきあたりばったりはNG)
2.いつものお出かけにipad等を持っていくといつもは“見えない”と諦めて
いたものが“見える”ものへとかわる感動を味わえるかも!?
ということです。1は障がいの有無に関わらず、2は視覚障がいに限らず、障
がいのある人とお出かけをするときには思わぬデバイスが役立つかも?という
発見のご紹介でした。

これから春爛漫の季節、ぜひ、色々なところへお出かけしてみてくださいね!

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IFPメールマガジン 2015年2月号

皆様

こんにちは。IFPスタッフの鈴木 康高です。
なかなか気候が落ち着かないながらも、少しずつ暖かくなる日差しによって心
も身体も春仕様になりつつあります。

そこで今月はそんな暖かな日差しに背中を押され「見た、聞いた、考えた活動」
をテーマにIFP関連情報をお届けいたします。

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もくじ
1.実施報告 1月度カジュアルサポート研修会(運動障がいの特性とその理解)
2.2015年3月開催 東京ディズニーシー交流企画 成功への道(Bestな会場はココか!?)
3.コラム  ~ディズニーとの思い出~
4.編集後記 ~指文字のないしょばなし~
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1.実施報告 1月度カジュアルサポート研修会(運動障がいの特性とその理解)
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皆さま、こんにちは。インターン生の関です。
1月18日のカジュアルサポート研修会は「運動障がいの特性とその理解」を
テーマに、IFPスタッフでもある、益子 徹(ましこ とおる)さんを講師に
迎えました。益子さんにはご自身の経験を元に、運動障がいについてとても丁
寧にお話しいただきました。

益子さんのお話を聞いて、今まで私の中にあったカジュアルサポートについて
実際にどうすれば正解なのか?という疑問に対して、カジュアルサポートは小
さなことから始められるのね!と気づくと同時に、自分の手に届く存在に変わ
りました。

カジュアルサポートに必要なことは、やはりコミュニケーションです。
相手の気持ちを聞くことだけでなく、自分の気持ちを伝えることも忘れない、
バランスのとれた相互のやりとりです。研修会の中で運動障がいは人によって
重さや得意・不得意なことが異なること、障がいのため自身の考えと体の動き
が上手く一致しないことがあると改めて気づきました。そんな時に先のことを
見据えたコミュニケーション、お互いによかったと思い自然にできる行動はカ
ジュアルサポートにもなります。そのためには初めて会う人にも、分からない
ことは自分から勇気を持って聞く。上手くいかなくても大丈夫です。聞くこと
から相手を理解し自分を知ってもらい、お互いの共通の話題へと繋がります。
カジュアルサポートは、交流のきっかけだけでなく今後サポートがない関わり
を、より良くする可能性を秘めたものだと思いました。

最後に研修会の参加者同士カジュアルサポートについて話し合う中で「まずは
自分のことを大切にしてください」という言葉が出て、思わずじんわりと暖か
い気持ちになりました。東京ディズニーシーのイベントでは、お互いを大切に
しつつ、相手を想う「ありがとう」「楽しいね」「嬉しかったよ」…そんな言
葉が沢山溢れる1日にしたいです!

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2.2015年3月開催 東京ディズニーシー交流企画 成功への道(Bestな会場はココか!?)
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皆さま、こんにちは。スタッフの吉川です。
1月号に引き続き、晩餐会(交流会)のメイキングの紹介です。

先日、とある場所の下見に行ってきました。
それはディズニーシーから徒歩5分ほどの場所にある舞浜総合体育館。この体
育館の2階にある「カフェ・絆」が今年の会場です!!
これまでのディズニーシー内のレストランでの晩餐会との最たる違いは、会場
を貸し切り、参加された皆さん一人ひとりと交流できることです!
普段ディズニーによく行くぞという方も、なかなか近隣の施設まで足を運ばれ
ないのではないでしょうか。かくいう私も、初めてでした。
大きな窓に、高い天井。とても穏やかな空気の流れる店内でした。

当日は温かい軽食やドリンクを食べながら、1日の冒険をゆったり振り返るの
はいかがでしょうか。

また今年は交流会会場の変更だけでなく、交流会を「晩餐会」、イベントを
「冒険」と呼び方を変えるなど、よりディズニーならではの雰囲気を感じてい
ただけるようにしました。ぜひ一日を通してお楽しみください。

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3.コラム  ~ディズニーとの思い出~
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皆様、こんにちは。スタッフの鈴木です。

今月は節分やバレンタインといったイベントが盛りだくさんでしたが、皆さん
それぞれ楽しく過ごせたでしょうか。IFPでも来月は東京ディズニーシーで
イベントを行います。今年も趣向を凝らしたものとなっておりますので、ぜひ
お楽しみください。
そこで今回は、「ディズニーとの思い出」をお話しします。

IFPのイベント会場となる東京ディズニーシーは学生になってから遊びに行
ったので、ディズニーの素晴らしい世界観に対する耐性(きっとすごいものを
見せてくれる、という期待感)が出来ていたので落ち着いて楽しめたのですが、
生まれて初めて東京ディズニーランドにいったときの衝撃は凄かったです。
ゲートを潜る前から聴こえる優雅なBGMと英語のアナウンスから感じる「い
つもとは違う何か」。そしてゲート通過後に見えたシンデレラ城で興奮は最高
潮!しかしこのときは、この興奮をどう表現すればいいのかわからず、口をパ
クパクさせ、周囲をキョロキョロしていました。
目に見えるもの、触れるもの、聴こえてくるものいずれも刺激的でしたが、実
は同時に不安も感じていました。それはディズニーの世界観が凄く、もしここ
で家族とはぐれたら、この不思議な世界でひとりぼっちになってしまうという
ものでした。
楽しみたいけれども「未知のものに飛び込む勇気」が、この頃の私にはちょっ
ぴり足りなかったのですね。

そんな私の不安を和らげてくれたのは家族と、パーク内で出会ったディズニー
キャラクターの存在でした。家族は焦らずゆっくりとパーク内を移動し、私の
傍にいてくれました。そしてミッキーを始めとしたキャラクター達は、私に気
づくと笑顔とともに両手を広げて、「君もこっちにおいでよ!」ともいえるメ
ッセージとともに握手やハグをしてくれました。この瞬間ようやく、ミッキー
達ディズニーランドの主役と同じ世界の住人(一員)になれた気がしました。

一緒にいてくれる人または迎えてくれる人との交流は楽しい気持ちになるだけ
でなく、不安な気持ちを和らげてもくれるのでしょう。
今年は皆さんとイベントでどのような気持ちを共有できるか、今からとても楽
しみです。

そうだ!久しぶりにイベント当日は、小さい頃に買ってもらったミッキーの形
をした風船を買おうかな?

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4.編集後記 ~指文字のないしょばなし~
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みなさん、こんにちは。スタッフの井口です。
まだまだ寒い日が続いていますが、私の地元水戸では梅の花がちらほらと咲き
出し、少し早い春の訪れを告げてくれています。

私は、地域の小学校に通う難聴の学生のサポートをしています。
そこで今回はお話しが大好きな難聴の女の子、Aちゃんのエピソードを紹介します。

小学校高学年の女の子といえば、ないしょばなしが好きなお年頃。
当然Aちゃんもないしょばなしに興味津々で、「私もないしょばなしがしたい
な」とのこと。
私がないしょばなしの魅力を尋ねると「授業中にこっそり教えてもらえるのが
いいよね」と応えてくれました。
でも、やはり小さい声だと相手が何を言っているのかわからないので、お話し
に加わることに躊躇いがあるようでした。

ある日、Aちゃんのクラスで「指文字」が紹介されました。
指文字は、指で五十音を1文字ずつ表せるサインです。
普段手話を使っていないAちゃんは、これを機に指文字を覚えることにしました。
すると、クラスの女の子の間にも指文字が瞬く間に広がっていきました。

そんな女の子の指文字ブームから数日後、友達とこっそりと何かをやっている
Aちゃんの姿がありました。
なんと…指文字でないしょばなしをしていたのです!
そして授業中に周りの音が大きく聞こえにくいときには指文字でスラスラとお
話しし、ついには指文字でのお話に夢中になって、「そろそろ先生に怒られち
ゃうぞ」と私が声をかけるくらいにまで立派に成長していました。Aちゃん、
皆、授業中の私語はほどほどにね(笑)

友達とお話ししたい!という思いから、自然と生まれた「指文字のないしょばなし」。
子ども達の自然な振る舞いはいつも、大切なことは何か?と問いかけてきます。

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