<<IFP一行、高尾山へ>>
突然ですが問題です。
10月3日は何の日でしょうか?
…正解は、語呂合わせで「登山の日」だそうです。
偶然にもそんな「登山の日」に、私たちIFPでは総勢17名で高尾山に登ってきました。
当日は京王電鉄「高尾山口駅」に集合。
まずはケーブルカーに乗って山の中腹をめざします。
ここから運動障がいと視覚障がいの2グループに分かれます。各講師にカジュアルサポートのポイントを教わった後は、実際に車いすに座ってみるだけでなく、押したり操作したりしました。また視野の狭まるメガネを装着しながら移動する、視覚障がいを持つ方のガイドをするなど様々な体験を行いながら頂上を目指しました。
いつもより少しだけ息が切れるのが速いかも?と思いながら車いすを押して坂道を登ったり、足元が見えづらく不安な中たどり着いた頂上で食べた昼食は格別です!
この一日を通して感じたことはふもとにあるレストランで、おいしい料理を囲みながら参加者全員で共有しました。普段何も考えずに歩いている道でも車いすだと揺れることがわかり、段差などの状況をわかりやすく伝えることの大切さを学んだ、などインターン生も現場に出て体験してみることで知れたことがたくさんあったようです。
私も高尾山が好きで何度も登ってきましたが、今回研修会を企画する中で初めて知る気付きがたくさんありました。例えばいつも使っていたお手洗いに誰でもトイレが併設されていたこと、どのルートも意外と階段が多かったことなどです。そして今回の研修を終えた頃にはますます高尾山が好きになりました。
豊かな自然を味わいつつ、「車いすに乗っていたら」「この景色を言葉で伝えるなら」と考えてみると、普段とは違う景色や気づきに出会えるかもしれません。