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カジュアルサポート研修会:クロスディスアビリティーについて【2月18日】

事例から学ぶ理論と実践!!

TDSでの交流イベント直前ということもあり、異なる種類の障害特性を踏まえながら、イベント当日にいらっしゃる参加者の方々の交流をどのようにコーディネートするのかをテーマに研修会を実施しました。IFPでは、クロスディスアビリティーの視点をとても大切にしています。これは、ひとつのグループの中に、障害のある参加者の方が複数いらっしゃり、その障害種も、視覚、聴覚、運動と多様であるとき、視覚障害の方に配慮するだけではなく、他の障害種の方にもきちんと配慮を提供しようという考え方です。

例えば、交流会当日、ランチをしながらレクリエーションに取り組む際、聴覚障害の方には、グループメンバーの口や表情が見える座席を用意すると同時に、運動障害の方には、比較的お店の出入りやトイレへの移動がスムーズなるよう動線に配慮した座席を用意しますね。視覚障害の方には、食事等の作業スペースを広めにとれるよう位置を工夫します。また、視覚障害の人には、グループメンバーに指示語(コソアド言葉など)を使わないで会話をしてもらったり、必要に応じて指示語の補足説明をしてもらう必要があるでしょう。聴覚障害の方には、グループメンバーに、重要な情報は文字(筆談や携帯等)で伝える工夫、複数人が同時に話さないといった工夫をしてもらうことが必要になります。そうした雰囲気が自然にできるようコーディネートする側は気をつけなくてはならないのです。

当日は、このクロスディスアビリティーの視点を持って、グループコーディネートができるようになるために、奈良里紗先生(当法人の事務局長、筑波大学大学院人間総合科学研究科博士後期課程 大学院生)を講師に事例検討会を行いました。

研修会の感想

東洋大学 宮澤一平

  今回のこの研修は、今まで学んだことを活かし視覚、聴覚、運動、知的・発達・精神の障害のある方への対応の仕方を事例を用いて検討するという今迄の総括の意味を含めた研修だった。

 最初に、二人一組になり事例を与えられ、それについて検討するというもの。その次に、各グループでその案を発表するというものだった。私は今までの研修を休んだことがなかったのでうまく対応できると考えていたが、思いのほか忘れていることも多くペアの方に助けてもらうという場面も多々あった。また、研修を受け、考えを改めたにも関わらず間違った対応を取ろうとしてしまうことがあり、今回の研修を受けたことにより、的確な対応が取れるという自信が生まれた。

 また、実地研修を行ったことにより、実際に動いているときにはどのようなことが大変なのか、どのようなことが問題になるのかを詳しく知ることができた。私はTDSに参加することができないため実際に披露する場はなくなってしまったが、実地研修を行うことにより本番の時の対応に違いが出てくると思った。

 機会があれば、今迄の研修で培った知識などを活かせるといいなと思った。

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