コラム::2010-11 BBQ大実験!

NSAでは、毎回のイベント後に、参加者のみなさまにアンケートを送って、ご意見をいただいています。
そして、今年行われた、とあるイベントのアンケートに、こんな希望が寄せられました。

「キャンプがやりたい。」
・・・なぬ?

NSAでは今まで、ディズニーや高尾山、ビストロ等「環境が整備された所」でのイベントを行ってきました。
それは、参加者のみなさまに「介助の必要な場面を極力減らし、介助者―被介助者という関係ではなく、友達関係を築いてもらう」という目的があってのことです。

しかし・・・キャンプなんて・・・ハードル上がりまくりジャマイカ。

でも、とりあえずやってみよう。ということで・・・

みんなでバーベキューができるか実験

実験開始!

キャンプの中身というと、「バーベキュー、キャンプファイヤー、大自然の中でのオリエンテーリング」だと思っているので、今回、NSAスタッフだけでバーベキューをやってみました。

実は、スタッフもバーベキュー経験があまりなく、遊びに行くのも基本インドアなのです。

今回選んだ場所は、東京の北の方にある、「舎人(とねり)公園バーベキュー広場」。

都内にあるバーベキューができる公園の中では、段差の有無や混み具合などの点で、一番いいと思われる所です。

日暮里から「日暮里・舎人ライナー」というモノレールに乗って15分です。

日暮里舎人ライナー車内の風景です。

公園に到着したら、レンタル機材を受け取って、セッティングします。

この公園では、テーブルやコンロや小物、食材も炭も、全部レンタルで用意してくれています。

セッティング中。コンロを組みたてています。
テーブルでも準備をすすめています。

全部セッティングできたら、いよいよ火を付けます。

コンロに着火剤を投入しています。

この日は、炭に火を着けるために「着火剤」という燃料を使ったので、簡単に火が着きました。

火が着いたら、ひたすら焼いて食べます。

野菜を串にさして焼いています。
肉を焼いています。
ソーセージを焼いています。

この写真だと、食材がみんな串に刺さって焼かれています。

この、刺す作業、焼く作業は、今現在NSAに参加されている視覚・聴覚・運動障がい、どの方でもできそうでした。

三枚目の写真のソーセージ、とてもおいしかったです。炭火は最高です。

それから、ソーセージの隣で焼かれているのは、市販のポップコーンです。

コンロの中央にポットがあります。まわりでマニュマロを焼いています。
焼マシュマロ。美味しそう!

食後には、残り火でマシュマロを焼き、お湯を沸かして紅茶も淹れました。

この時間は非常にのんびりと、みんなで過ごすことができました。

NSAメンバーでは初めてのバーベキューということで、色々慌ただしくなる場面もありましたが、時間と「自分も何かやるぞ!」という気持ちがあれば、うまくできそうな雰囲気でした。

また何度か挑戦してみようと思います。

最後に集合写真を撮って解散です。

参加者全員の集合写真です。

※NSAは、NPO法人IFPの前身団体の名称です。


IFPより

IFPではこのようなセミナーや、障がいのある人とない人の相互交流を促進するためのイベントを開催しております。興味がありましたら、どうぞご参加ください。

info@team-ifp.com までお問い合わせください。