2011年9月、スタッフ向けに聴覚障がいのある方との接し方、サポート方法などについて内部セミナーを開催しました。その際のインターンの方の感想をご紹介します。
國學院大学 小野美幸さんの感想
聴覚障がいセミナー感想
いままで私は障がいをもつ方と積極的に関わることができずにいました。関わる機会が少なかったことと、コミュニケーションのとりかたに不安を覚えていたということからです。
しかし今回、IFPの聴覚障がいセミナーを受け
- 「筆談をする時は単語だけでなく、文章にして書いて欲しい」
- 「聴覚障がいは大きい声で話しても聴こえない」
- 「聴覚障がいによって上手く話せないということもある」
- 「自分でできることはできるだけ本人にやらせてほしい」
など、障がいに対する知識から障がいを持つ方が望む補佐の仕方やコミュニケーションのとりかたを直接学ぶことによって、障がいを持つ方をより近くに感じ、積極的に関わっていくことができるように感じました。
思いやることからの自然な補佐を心がけていきたいとおもいます。
インターン:ふくながさん の感想
私は、今回の聴覚障がいセミナーに参加して多くのものを得ることができました。
講師の中村さんは、実際に聴覚障がいを持っている方でした。初めてのセミナーということもあり、とても緊張していたのを覚えています。
しかし、セミナーが始まった途端、中村さんの明るさに呆気にとられました。にこにこしながら「私は障がいとか気にしてません」とおっしゃっていました。IFPの皆さんもそうなのですが、
なんて明るい方々なのだろうと!その瞬間思わず私も笑顔になってしまいました。
初めに会長である相羽さんが、「IFPスタッフをやる意義とは」「障がいがあろうとなかろうと、本質的には同じ人間なのに、互いにいざ関わろうとするとうまく関われない。こんな社会を何とかしたいとずっと思っていました。」と、おっしゃっていました。
私は今までの生活で見過ごしていたかもしれませんが、なかなか関わる場というものがなかった気がします。しかしこの団体に出会えたことにより、こういった素敵な方々と関わる機会に巡り合えました。なので、IFPのインターンに参加して良かったなと改めて思うことができました。ありがとうございます。
もちろん知識を得ることもできましたが、それ以上に得たものがあったので、これを感想とさせて頂きました。
IFPより
IFPではこのようなセミナーや、障がいがある人とない人の相互交流を促進するためのイベントを開催しております。興味がありましたら、どうぞご参加ください。
今後のイベントについてはこちらをご参照ください。
お問い合わせ:info@team-ifp.com