IFPメールマガジン 2017年1,2月合併号

皆様

こんにちは。IFPスタッフの鈴木です。

2017年最初のメールマガジンです。今年もIFPをどうぞよろしくお願
いいたします。

それでは今回もIFP関連情報をお届けします。

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もくじ
1.特別企画~スタッフおすすめのアート系バリアフリー情報~
2.コラム ~相羽、正月に点滴打ったってよ!?~
3.編集後記
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1.特別企画~スタッフおすすめのアート系バリアフリー情報~
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こちらはスタッフが見聞きした情報でコレは!と思ったものをご紹介します。
興味ご関心のある方は、ぜひそれぞれのリンク先をクリックしてみてください。

A.アクセシビリティ公演情報サイト
http://ta-net.org/event/
こちらでは、公演内容の種類から利用したいサポートなど、自分の希望する
条件を絞り込んで検索できます。

検索してみたところ「バリアフリー能」という公演を見つけました。
こちらは、3月18日(土)の手話通訳・点字テキストつきのお能のイベン
トのようで、大変珍しい取り組みだと感じました。お能を見たことがないけ
れど、関心のあるそこのアナタ、是非如何でしょうか。
※バリアフリー能の詳細はコチラ→ http://ta-net.org/event/496

B.Muse Company(ミューズ・カンパニー)
http://ta-net.org/event/496
こちらは、障害の有無や年齢、性別、民族の違いに関わらず、誰もが自らと
そのコミュニティのアイデンティティを表現する活動を提供すると共に、新
しいアートと社会の在り方を探求されている団体です。
2月18日(土)・19日(日)には、『パワポル』『les gens de Tokyo (東京の人々)』
Integrated dance company 響-Kyo 第4回公演をされたようです。
車椅子を扱った芸術表現、ダンスなどはどれも面白そうですね。
公演の詳細はコチラ→ https://stage.corich.jp/stage/80583

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2.コラム ~相羽、正月に点滴打ったってよ!?~
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みなさん、こんにちは。理事長の相羽です。
久しぶりに、コラムの担当になりました。何をお伝えしようかと思いました
が、今回は相羽の冬休みについてご報告します。
冬休みはクリスマス、年越し、お正月とイベントづくしでしたね。相羽も年
を越すまでは、忘年会に勤しみ、とっても幸せな日々を送っておりました。

ところが元旦早々、アンラッキーでした。相羽は十数年ぶりに強い喘息(ぜ
んそく)発作を引き起こし、ここ最近まで毎日病院に通っていました。相羽
が住んでいる地域では、あまり大きな病院がなく、日帰り入院できる病院は
あっても、宿泊できる病院はなかったので、毎日通院することにしました。

喘息は、動物アレルギーや季節の変わり目、風邪によっても引き起こされます。
ほとんどの治療法は、吸入をして気管支を拡張したり、免疫力を下げてアレ
ルギー反応を抑えたり、炎症を抑える薬や抗生物質を飲むことです。
いつもは相羽も薬と吸入で症状が改善するのですが、今回は大変でした。毎
日、点滴、点滴、点滴のオンパレードです。みなさん、注射は好きですか?
好きな人がいたら、ちょっと危ない人だなぁ、と思ってしまいますよね(笑)
看護師さんが点滴の針を入れてくれるのですが、毎日通っていると、傷つい
ている血管も増え、打てるところが限られてきます。そうすると針が上手く
入らないこともあって、腕のバンソウコウが一つ、二つ…と増えていきます。
そうなると状況がわかっていながらも、ついつい看護師さんに恨めしい顔を
してしまいます。

まぁ、そんなことは横に置いておきまして、ロービジョンの相羽が病院で点
滴をしているときに一番困ることって何だと思いますか?

それは、点滴がどのくらいで終わるのかという目途がわからないことです。
透明な点滴のパックの残量が全く見えないのです。片手でスマホや単眼鏡を
使ってみましたが、透明なパックに、透明な液体を見分けるのは難しかった
です。更に点滴中は、ベットに横になるので、色素がないアルビノの相羽に
は上を向いたときの照明がめちゃくちゃ眩しいのです。
「点滴、いつ終わるのかなぁ、眩しいなぁ。」と憂鬱な顔をしていたら、看
護師さんがやってきて、何も言わずカーテンを閉め、照明を暗くしてくれま
した。そして「あと半分ですね。○分くらいで終わりますよ。もう少し待っ
ててくださいね。」と声と掛けてくれました。

「今、欲しかった情報はまさにそれ!!」と、素晴らしいカジュアルサポー
トに相羽は感激しました。

このようなことがあると、例え、それが点滴の針を打つのがあまり上手では
なかった看護師さんであっても「白衣の天使」に見えてくるのだから不思議
なものです。(まぁ白衣の天使を見て喜ぶのは、喋るときにピンポンを押す
IFPスタッフの○○くんくらいなものでしょうけれども…。)
ひと月の間ですが、改めて様々な気づきを得られた通院生活でした。
とはいえ、やはり「しばらく病院には行きたくないなぁ」とも思った相羽な
のでした。

みなさん、まだまだインフルエンザ等が流行っていますので、くれぐれもご
無理などなさらないよう、ご自愛ください。

また、IFPでお会いできるのを心から楽しみにしております。

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3.編集後記
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皆さん、こんにちはスタッフの鈴木です。
今回のメ―ルマガジンはいかがだったでしょうか?
「まだまだ寒さも残る~」など冬を感じる挨拶で書きだそうと思っていたの
ですが、いつの間にか暖かくも悲しい、鼻がムズムズする季節になってきた
ようです。

季節が追いつけ追い越せという勢いで日々変わっていくように、私たちも少
しずつ、でも着実に良い方向に変わっていけると良いですね。

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