IFPメールマガジン 025

皆様

ハッピーハロウィン!!お菓子、仮装の準備はバッチリですか?楽しいハロ
ウィンにしてくださいネ★
それでは、今月もIFP関連情報をお知らせいたします!

<もくじ>
1.澤村祐司さん出演団体「VOCIE SPECE」の公演を観てきました!
2.【コラム】大阪でバリアフリー調査をしながら癒されてきた話
3.編集後記

1.澤村祐司さん出演団体「VOCIE SPECE」の公演を観てきました!
9月に開催された詩の朗読と演奏の団体「VOCIE SPECE」に、IFPでもセミナー
講師としてご協力頂いている澤村祐司さんが参加されているとの情報を聞き
つけ、東京公演を観てきました。
VOCIE SPECEは、東京芸術大学音楽学部の卒業生を中心としたピアノ・箏・鼓・
アイリッシュフルート・チェロ・ギターの演奏家、ソプラノ・テノールの歌
手の方々等が参加されており、参加メンバーの紹介だけでも普段聴く機会が
多くない楽器や音声でわくわくしました。そして団体発足・公演のテーマで
ある「詩と音楽のコラボレーション」ですが、とても良かったです。色々と
良かったのですが、一番良かったのは「詩に対する感想が変わった」ことです。
谷川俊太郎さん、中原中也さんといった著名な方の詩に触れたのは、学校の
授業のみだったので、読んでみて「何かいいな!」と思ったものもあれば、
「えっ、ここで終わるの!?」と、どうにも終わり方に納得、共感できないも
のもありました。でもこの公演で朗読、音楽、そして照明が付いたことで「詩
の内容に合うかもしれない情景を想像」したり、自分の黙読では唐突に思え
た「詩の終わりに力強く鳴る締めの一音が印象的だったり、その終わりまで
の朗読の抑揚でとても気持ちが盛り上がった」のです。詩と音楽の楽しむ方
法が一つ増えたようで嬉しかったです。
またきっとVOCIE SPECEさんの公演があるハズです、皆さんの最寄りの地域で
公演があった時には、是非観に行ってみてください!
最後に澤村さんにスポットを当てたプチ感想を…。これまでは澤村さんの箏
によるキリッとした公演を観てきたのですが、今回は諸先輩方や他のメンバ
ーさんとご一緒だったので、演奏の合間のトークで褒められて照れたり、緊
張する姿をいじられたり、と等身大の澤村さんを舞台で見られて微笑ましく
なりました。そして何と言っても澤村さんの超個人的なスキルだと思ってい
た「声真似」が、朗読シーンで役になりきるため活用されていることに驚い
て、大笑いしたい口を慌てて手で押さえ込みました(笑)
<参考> VOCIE SPECE公式HP https://www.voicespace.info/

2.【コラム】大阪でバリアフリー調査をしながら癒されてきた話
お久しぶりです、市川洋介です。
10月に入り、ようやくギラギラとした暑さから解放され、どこかに出かける
のにいい季節になりました。みなさんは、旅行などの計画を立てていますか。
「旅行」と言えば、私達IFPスタッフも8月31日から9月1日にかけて、大阪に
旅行してきました。
今回の旅行は、毎年「みんなでユニバーサルスタジオジャパン(以下:ユニバ)
に行きたいね」と話して企画するのですが、なかなかスタッフのタイミング
が合わず実現できませんでした。
なぜ、ユニバに行きたかったのかというと、ユニバの障害者割引を始めとす
る、パーク内のバリアフリーを体験したかったからです。
そのため、今回の大阪旅行は念願で行く前から楽しみにしていました。
今回、行きは新幹線、帰りは飛行機でいきました。
その理由は、交通費の違いです。行きは朝が早いなどの個々の事情で新幹線
にしましたが、帰りは時間に余裕があったので障害者割引の料金より安かっ
た【早割】料金の飛行機にしました。
飛行機での様子は最後に書きますが、まずは行きの新幹線の様子からです。
新幹線では、車椅子のまま座れる席があるので今回はそこにしましたが、他
には個室みたいな部屋も用意されていて、横にもなったりできるので切符の
購入とともに【みどりの窓口】で相談してみてください。
ところで、IFP一行では「出発から酒」が決まりなので、お酒を片手に朝食を
いただきました。「これから、ユニバに行くんだよね?」と心の中で何度も
自問自答するほど飲みました。そのせいか、大阪に着くのがあっという間で
したし、半分眠たくてうとうとしながらユニバに向かいました。そのユニバ
に向かう際、電車の案内を頼みましたが、東京より親切に感じました。これ
も大阪の文化なのかなと思いました。
無事ユニバに着きましたが、 依然お酒が入ったままで、みんなハイテンシ
ョンでした。ユニバにも「ゲストサポート・パス」といって、わかりやすく
いうと東京ディズニーシー・ランドの「アシスタントカード」のようなもの
があったのですが、乗る時間になってもアトラクションの建物内の待合所で
待たされ、忘れ去られてしまったというハプニングがありました。道も少し
でこぼこ感があり、エリアも狭かったので人混みで進みづらかったです。そ
れでも、スパイダーマン、ジョーズ、ハリーポッターのアトラクションに乗
れて楽しかったのですが、アトラクション自体が激しくて頭がガンガンぶつ
かりました。
夜までユニバで遊んだ後に梅田の東横インに泊まりました。そのホテルには
「ハートフルルーム」があって、比較的大きめの部屋、トイレなどがあった
ので泊まりやすかったです。東横インなら一つは設置されていると思うので、
旅行する際は調べてみて下さい。
夕飯は、ホテルに向かいながらアーケード内にある店を探して行きました。
途中ど真ん中に自転車が止めてあったりしてすごく面白かったです。やっぱ
り大阪に来たら串カツを食べないと!ということで、串カツ屋さんに行きま
した。
2日目は、大阪巡りということで「グリコの看板」がある所まで、アーケー
ドの中を通りながら食べ歩きました。吉本新喜劇の建物を観たりして大興奮
でしたが、人の混み具合が半端ではなくて前に進むだけで大変でした。最後
に、本場のお好み焼きを食べましたが、店員さんが焼いてくれたので「大阪
の人ってみんな作れるんだなぁ」と感じました。
帰りは飛行機でしたが、きれいなお姉さん達に対応してもらいました。私が
利用している電動車椅子や荷物等は預けて、貸し出された空港専用の車椅子
に乗り換えました。空港専用の車椅子は、なんと後輪が外れる仕組みになっ
ていて機内まで行くことができ、座席の側まで近づけることができます。
なんといっても、丁寧すぎる車椅子の押し方で私が戸惑うほどでした。普段
教えている側の私はその時に基礎を見直さないといけないなぁと思いました。
今回、大阪に行ってみて思ったのはいろんな店があって面白い街だなぁと思
ってますます好きになりました。

3.編集後記
今回配信のIFPメールマガジンはいかがだったでしょうか。
配信日がハロウィンということで、ふと「かぼちゃって凄く固いけど、楽に
切れる専用の道具あるのかな?」と検索したところ、バリアフリーな物より
も、色々豪快に切れそうな形状や刃渡りの道具が出てきてびっくりしました。
オバケより怖いです、皆さんもかぼちゃの調理に限らず、料理の際は手元に
注意してくださいね。
それでは、次号もお楽しみに。