IFPメールマガジン 2016年2月号

皆様

こんにちは。IFPスタッフの鈴木 康高です。
徐々に春が近づいてきたように感じるこの頃、いかがお過ごしですか?

それでは、今月のIFP関連情報を元気にお届けします。

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もくじ
1.【ご案内】4月度カジュアルサポート研修会
2.Mission of TDS~知られざる物語を解き明かせ!~実施報告(イベント当日編)
3.1月度 カジュアルサポート研修会実施報告
4.チャレンジド・ヨガに参加してきました!
5.コラム ~障害平等研修(DET)を受けてきました~
6.編集後記 ~立ち止まってはいられない~
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1.【ご案内】4月度カジュアルサポート研修会
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2016年もIFPでは、カジュアルサポート研修会を行います。
日時は4月3日(日)15時から17時で、講師は当法人の事務局長です。
当法人が考えるサポートの在り方について学べます。
どうぞお気軽にご参加ください!

●テーマ
カジュアルサポートワークショップ
~あなたにとって私にとって心地よいサポートのあり方を考える~

●内容/講師
内容:IFPでは、専門家が行うサポート(介助)ではなく、友達や同僚がで
きるサポートをカジュアルサポートと呼んでいます。障がいのある人とない人
がともに社会 で生活をするにあたってこのカジュアルサポートはなくてはな
らないものですが、その具体的な内容はなんなのか?ワークショップ形式でと
もに考えます。

講師:奈良 里紗。筑波大学大学院特別支援教育学修士、現在、同大学博士課程
に在籍。NPO法人IFP事務局長。

●参加費:1,000円

●申込方法
件名に「4月度カジュアルサポート研修会への参加希望 」と入力し、本文に
参加登録情報を記載の上、以下のアドレスへ、お送りください。

■申込先アドレス
info@team-ifp.com

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2.Mission of TDS~知られざる物語を解き明かせ!~実施報告(イベント当日編)
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こんにちは。スタッフの奈良です。
今年で9回目となるIFPのディズニーイベントが今年も開催されました。
※イベントの内容はコチラ→https://team-ifp.com/wp/?p=1446

今年はグループ行動を開始して間もなく冷たい雨が…。雨が降るといやな気持
になることが多いのですが、2月20日の雨は特別な雨でした。
なぜかって?それは雨が降るとディズニーの混雑が緩和されること、そしても
う一つは雨 が降ることでいつも以上にカジュアルサポートをする機会、される
機会が必然的にできたと思うからです。カッパの着脱やお互いの傘の持ち合い
など、雨が降らないとできないことがいっぱいありました。

何より、グループ行動から戻ってきた参加者一人ひとりがとても素敵な笑顔と
賑やかな会話が絶えない、そんな様子を見て今年も皆さんに楽しい一日を体験
してもらえてよかったぁ~と心から感じることができました。

これからFinal Missionと題した参加者限定交流会が残っていますので、当日ど
んなMissionに挑戦したか等は3月のメルマガでお伝えします。
今回イベントにご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
感想や要望等がございましたら、ぜひIFPまでお寄せください(info@team-ifp.com)。
今回都合により参加できなかった皆様、来年こそはぜひいらしてくださいね。

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3.1月度 カジュアルサポート研修会実施報告
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1月12日に実施しましたカジュアルサポート研修会についてインターン生の
鈴木 美季子がレポートします。
1月はTDS直前ということもあり、いつもよりサポートについて実践的に学
ぶ機会が多かったようです。
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今までの研修会で学んだことを実践的に活かす内容だったのですが、あまり上
手くできませんでした。

頭では聴覚障がいの方は大人数での会話が苦手で会話についていけないことが
あること、視覚障がいの方はあそこなどの指示語表現ではわからないことを理
解していても、いざ、自分が他の人同士の交流を促進できるように実践する立
場になると、いろいろなところに気を配って行動することがあり、難しいと感
じました。

その難しさもあって課題はあったものの、障がいのある人とない人が交流する
ときには、お互いのことを知り合うことや出来事を共有すること(例えば視覚
障がいの方にとって、わかりやすい位置の伝え方を交えて話す等)が大切なの
ではないかという気づきも得ることができました。

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4.チャレンジド・ヨガに参加してきました!
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こんにちは!スタッフの小川です。
1月23日、私を含めインターン、スタッフの計4人は“チームIFP”として
「チャレンジド・ヨガ」にサポートスタッフで参加してきました。
このチャレンジド・ヨガとは、ゆっくり!安全に!そして楽しく!をモットー
に視覚障がい者向けに開催されているヨガ教室です。

声で見本を学ぶ→みんなで練習→完成ポーズの披露の3STEPで、ひとつひとつ
のポーズを習得していきます。
参加者が手を取り合って一丸となるポーズもあり、自分自身や周りの人とも向
き合える楽しくてあっという間なひとときでした。

私はこの教室では、サポートスタッフ(※インストラクターの先生の補助とし
て 参加者の方の送迎や会場準備から、参加者の方のヨガのポーズを補助する
スタッフ)だったので、「肘を伸ばした方が気持ちいいですよ」などと、先生
のポーズや、自分自身の身体で確認しながら見えにくい参加者の方々をサポー
トしました。
とはいっても、私はヨガに関しては素人。
ポーズが独特で、何より身体の固い私は、今まで正直ヨガはあまり得意ではな
かったのですが、そんな私でも参加者同様に見よう見まねでやってみたり、参
加者と手をつなぎペアで行うヨガを通して「あぁ、楽しいな、気持ちいいな」
という感覚を参加者とも共有できました。
体が硬く動かしにくい、見えにくいといった「〇〇しにくい」部分は、突きつ
めれば他の方と過ごすことで解消できる大差のないものかもしれません。

服装や道具はコントラストを意識して、具体的な言葉で伝えれば(説明)障が
いも年齢も性別も関係なしに誰にとってもわかりやすくて、楽しめる。IFPが
推進しているカジュアルサポートにも通じるものや活かせることがたくさんあ
りました。
三寒四温で春の兆しが見え始めた今日この頃、体も心も解放出来るヨガを始め
てみるのはいかがでしょうか。

以下「チャレンジド・ヨガ」Facebookページアドレスです。
https://www.facebook.com/events/540061689491056/?fref=ts

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5.コラム ~障害平等研修(DET)を受けてきました~
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先月に続き、スタッフの益子です。
先日障害平等研修を受けてきたので、今月はこちらの紹介をしたいと思います。
この研修はイギリスで考案された研修であり、障害当事者がファシリテーター
となって進める研修プログラムです。

僕が今回研修を受け、特に印象的だったものの中に、あるDVDがあります。
このDVDでは、ある男性が会社内で障害者雇用に対する対策を考えてくるよ
うに会議で言われるところから始まります。

最初は大した仕事ではないし、さっさとやってしまおうと言わんばかりの様子
でしたが夜中にPCに向かって作業をしていると、途中で爆睡してしまう。
気づいたら主人公は夢の中。夢の中では障害を持たない自分が異端であり、
「健常者なのになぜ道を歩いているの?」「あなた、健常者なのね可哀そうに…」
「大丈夫、健常者なのだから遅刻してきてもいいのよ、焦らずね」などといわ
れる奇妙な事態を体験していくという内容のもの。

これ、奇妙ですよね。健常者だから遅刻をしてもよい、健常者だから道を歩い
てはいけない、健常者だから可哀そう。どれも差別や偏見に満ちた体験だと思
います。
その世界で異端であることは確かに不便なこともあるかもしれません。
しかし、障害を持つから不幸なわけではないのですし、○○障害(健常者)だ
からこうなんだ、という勝手な思い込みは結局その人を見ていることには成り
得ないということに改めて気づく体験でした。
この研修に関心のある方は3月19日に大田でも行われるようですので是非ご
参加ください。
詳しくはこちら(https://www.facebook.com/events/862809617170780/)です。

それではみなさん、花粉が多く嫌な時期ではありますが、
今週も世のため人のため、お金のために?(笑)気合をいれていきましょう!

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6.編集後記 ~立ち止まってはいられない~
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皆様、こんにちは。スタッフの鈴木です。
あっという間に1年も2ヶ月が過ぎました。
ディズニーシーでの大きなイベントを終えて、ホッと一息をつき改めて活動を
振り返ってみると団体の内と外、その内容や規模に関わらず本当に多くのイベ
ントの存在を知りました。
そしてその数だけ、活動した人の想いも様々だということも。

ディズニーシーやヨガ教室でも、ゆっくりと楽しみたい人もいれば、目一杯身
体を動かし交流して楽しみたい人もいる。
些細な交流から大切なことに気づき、一枚のDVDから熱い気持ちを取り戻し
た人もいる。

こうした出来事を自分自身が体験したり見聞きすると、「こんな刺激的な一日
があるのか!?」と本当に驚きます。
そして、たとえその時間や場所が気に入っていたとしてもそこに立ち止まるだ
けでなく、一歩ずつ進むことの大切さを感じました。

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