IFPメールマガジン 2015年9月号

皆様

こんにちは。IFPスタッフの鈴木 康高です。
9月になり実りの秋の到来です。IFPにも「インターン生」という名の新し
い実が加わり、その活動がより一層活き活きとしてきました。今後の活躍にご
期待ください!

それでは、今月もIFP関連情報をお届けいたします。

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もくじ
1.2015年度インターン生の自己紹介 Part.1
2.【午前も研修会実施!】10月度 カジュアルサポート研修会のご案内
3.11月度 カジュアルサポート研修会のご案内
4.8月度 カジュアルサポート研修会実施報告
5.東京ディズニーシー交流イベント2015スタッフレポート ~1.真夏の大調査~
6.編集後記 ~立ち話~
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1.2015年度インターン生の自己紹介 Part.1
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皆様、はじめまして。
インターンシップに参加しております、国学院大学3年の坂本 万里菜(さかもと まりな)
と申します。
IFPに興味を持ったきっかけは、大学の授業でIFPの活動について知りま
した。普段、障がいのある方を見ても声をかけられず、どのように接してよい
のかわからなかったので、IFPを通して思い込み(偏見)などをなくして心
のバリアフリーを目指したいと思いました。
初回の説明会で印象に残った出来事は「うさぎとかめ」の物語です。健常者と
障がい者に例えてこの物語を考えたときに、『どの競技だったら「うさぎ」も
「かめ」も公平に戦うことができるのか』、というとても興味深い内容でした。
健常者も障がい者もそれぞれ得意・不得意があるのでお互いができないことを
サポートすることが大切だと思いました。

インターンシップでは、毎回の講義で学んだことを生かし、皆が楽しめるディ
ズニーシーのイベントを仲間と協力して盛り上げて行きたいと思います。

これからどうぞよろしくお願いいたします。

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2.【午前も研修会実施!】10月度 カジュアルサポート研修会のご案内
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皆様、こんにちは。

メールマガジン8月号で募集いたしました10月4日に実施のカジュアルサポ
ート研修会は午前と午後にそれぞれ実施することになりました。ついては改め
てご案内いたします。

●日程
10月4日(日)

●時間/内容
【午前の部】10時~12時「視覚障がいに配慮した教材・教具のつくり方セミナー」
【午後の部】15時~17時「精神障がいの理解と私にできる関わり」

●場所
東京都障害者福祉会館
http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/syoukan/

●交通機関
JR田町駅 三田口(西口)  徒歩約5分。都営地下鉄三田駅 徒歩約1分。

●講師
【午前の部】相羽 大輔(当法人理事長 愛知教育大学助教 )
【午後の部】大石 甲(元IFPスタッフ。精神保健ボランティア、就労継
続支援B型事業支援員などを経て、現職は障害者雇用の常勤研究員。専門は精
神障害者雇用。精神保健福祉士、産業カウンセラー、キャリアコンサルタント、
障害科学修士。)

是非多くの方と学び、考える時間にしたいと思っておりますので、ご参加お待
ちしております。

また、同日2講座開催に伴い以下の内容に変更がありますので、ご確認ください。
●参加費
【2講座参加】2,000円
【1講座のみ参加】1,000円

●申込方法
件名に「10月度カジュアルサポート研修会への参加希望 2講座」もしくは「10月
度カジュアルサポート研修会への参加希望 1講座(午前または午後のみ)」と入
力し、本文に参加登録情報を記載の上、以下のアドレスへ、お送りください。

■申込先アドレス
info@team-ifp.com
■件名
例「10月度カジュアルサポート研修会 2講座への参加希望」
■参加登録情報
1.名前(ふりがな)
2.連絡先(PCと携帯のアドレス、電話番号)
※資料送付や当日の緊急連絡用に使用します。
3.障害の有無とその種類
例:有(視覚障害:弱視、墨字使用)
4.希望する配慮事項
例:拡大資料(20pt・ゴシック体)を希望

●補足
以下ご確認ください。
※インターン向けのセミナーのため、十分な情報保障環境の整備はお約束できません。
適宜、ご相談ください。可能な範囲で環境を整備します。
※申し込み期日:参加者数が定員になり次第、締切らせていただきます。
※なお各研修会後に、講師との交流会を実施予定。

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3.11月度 カジュアルサポート研修会のご案内
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11月もIFPでは、カジュアルサポート研修会を行います。
日程は11月8日の15時から19時までで2つの内容について、当法人理事
長・相羽、そして昨年に引き続き常磐大学コミュニティ振興学部の池田教授に、
それぞれ講演いただきます。
いずれも多くの学びが得られる内容となっておりますので、どうぞお気軽にご
参加ください!

●日時
11月1日(日)

●時間/内容
【15時~17時の部】「障がい者の雇用について」
【17時~19時の部】「地域で生きる障がい者・健常者の今を知ろう」

●講師
【15時~17時の部】相羽 大輔(当法人理事長 愛知教育大学助教)
【17時~19時の部】池田 幸也(常磐大学コミュニティ振興学部 教授。福祉教
育・ボランティア学習の専門家)

●参加費
【2講座参加】2,000円
【1講座のみ参加】1,000円

●申込方法
件名に「11月度カジュアルサポート研修会への参加希望 2講座」もしくは「11
月度カジュアルサポート研修会への参加希望 1講座(15時からまたは17時から
のみ)」と入力し、本文に参加登録情報を記載の上、info@team-ifp.comまで、
お送りください。

※また「場所(交通機関)」「申込時の件名」「参加登録情報の記載内容」は、
上記「10月度 カジュアルサポート研修会のご案内」と同様ですので、そち
らをご確認ください。

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4.8月度 カジュアルサポート研修会実施報告
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8月2日に実施しましたカジュアルサポート研修会について報告します。
今回は視覚・聴覚・運動障がいについての入門編であり、報告は参加したイン
ターン生・竹内へのQ&A方式でお送りしますので、ご覧ください。
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【Q1.研修会はどのような内容でしたか?】
A1.視覚・聴覚・運動の障がいについての研修を受けました。それぞれ障が
いの種類や特徴について説明を受け、どのようにコミュニケーションをすれば
いいのか、どのようなサポートを必要としているのかを学びました。

【Q2.今回、障がい者に対するサポートについて新たに学んだ、あるいは
発見したことは何ですか?】
A2.今回の活動で、障がいを持つ人とのコミュニケーションの仕方について
新たに学ぶことができました。視覚障がいの人に物を渡す際、何を渡すのかを
最初に伝えることや、挨拶をするときには、まず○○さんと声を掛け、必ず自
分の名前を名乗るということを学びました。目が見えにくい(見えない)のだか
ら、コミュニケーションをとる際には、周りの状況など様々な情報を言葉など
視覚以外の方法で伝えることが大事なのだと感じました。

【Q3.今回の活動の中で、障がい者とのコミュニケーションで気づいたこ
とがあれば、どんな些細なことでもよいので教えてください。】
A3.今回の活動において、障がい者とコミュニケーションをとることがほと
んど出来なかったです。次回の活動ではコミュニケーションをとりたいです。
せっかく研修でコミュニケーションの仕方を学んでも、実践できなければ意味
がないと思います。

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5.東京ディズニーシー交流イベント2015スタッフレポート ~1.真夏の大調査~
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こんにちは!スタッフの小川原です。今回は、来年2月実施予定のIFP恒例
行事、「東京ディズニーシー交流イベント」についてお伝えします!

IFPでは、毎年の年度末にディズニーシーでの交流イベントを開催していま
す。誰もが楽しめる「冒険とイマジネーションの海」の世界観を活かしたレク
リエーションを通し、多くの方と交流を深めています。

イベントに向けて始動したのは、連日の猛暑が落ち着いた8月の下旬。現地で
の下見を行いました。曇り空の下、汗でズボンが脚に張り付く鬱陶しさにも負
けず、新たなディズニーシーの魅力を探ってきました!

前半はスタッフの奈良と共に、下調べした興味深いスポットを巡りました。デ
ィズニーシーは各テーマポートに独自の世界観があり、それにちなんだストー
リーが至るところに散りばめられています。実際に見聞きし、物には手や足で
触れ、様々な方法でその魅力を体感しました。今年も新発見の連続で、「ここ
は○○○?だからこんな色なんだね」「この○○○、何かな?この辺にたくさ
んあるね」など、知っているとちょっと面白いスポットがたくさん見つかりま
した。

そして後半は、今年度のレクで重要となる「写真スポット探し」も行いました。
写真スポットを見つけ色々なポーズを実践しましたが、ここではスタッフ一同
大活躍!飛び跳ねたりぶら下がったり、面白い写真を撮るのに夢中で特にスタ
ッフの市川は電動車いすを巧みに操り、希望したポーズを次々にこなしてくれ
ました。写真撮影は終始笑顔が絶えず、「これはイベント参加者も一緒に楽し
めるに違いない!」と確信した小川原でした。

さあ、イベント当日まであと5ヶ月!現在、レクリエーションも作成中です。
キーとなるのは「謎解き」と「写真」。当日は寒い時期の開催となりますが、
寒さも吹き飛ぶホットなイベントになるよう、引き続き企画に励みます!
どうぞお楽しみに!!

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6.編集後記 ~立ち話~
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皆様、こんにちは。スタッフの鈴木です。

誰が言ったか、7月から続いた編集後記の「痛い話シリーズ」も第三弾です。
そこで今回は「ながら立ち」というものをご紹介します。

私は脳性麻痺ですが、車椅子や杖を使わずに立てて、歩けます。しかし左右の
バランスよく姿勢を保持するのは難しく、身体を支える力がごく一部にかかり
過ぎて、その部分が痛みます。
それをよく感じるのが、電車やバス等公共交通機関での待ち時間や移動時間で、
その具体的なシュチエーションと内容は以下のとおりです。
A.列に並ぶ時:手すり等がなく立つ為に全身が緊張する。
B.乗車後に立つ時:つり革や手すりをしっかり握るので手足にいつも以上に
力が入る。
C.タイミングよく座席が空いた場合:自分が今立っている場所から多少距離
があると、立っていた疲れと緊張から解放された両足が生まれたての小鹿のよ
うにプルプルしてしまい、たどり着けないこともある。

そこでこのA~Cを解消するために実践しているのが「ながら立ち」です。
これはその名のとおり「立ちながら、立つ以外にも自分の意識が向くように別
のことをしよう!」というものです。
その具体的な内容は読書かスマートフォンです。片手での読書(操作)はバラ
ンスの保持が難しいので、1.両足でしっかり立てる場所の確保する。
2.両手で本を持てる、または背中を預けて操作できて姿勢が安定する。
この2つの利点によって、以前なら身体の痛みのため長く感じていた時間も
「もう(乗り物が)来た、着いた!」と感じ気持ちがずいぶん楽です。
また友人等誰かと一緒のときは、相手から「こちら側のほうが立ち(歩き)やすいよ?」
と1人の時には気づけなかった情報の提供、「何かあれば肩掴まっていいよ?」
等の声掛けがある、そしてこれらの声掛けをしてもらえるよう自分からもアク
ションを起こすだけで、とてもリラックスした気持ちで待ち時間や移動時間を
過ごせます。そしてその後の会話のきっかけも掴みやすいです。
(もう少し話したいけど、外出でお互いに疲れしまっているときは特に…笑)

待ち時間や移動時間に感じる時間の長さや疲れに個人差はありますが、有意義
に活用できた時間(事柄)が1つでも増えると嬉しいものです。そしてこの時
間で得たものを今後の生活に活かすぞと思いながら、今日も電車に揺られてい
ます。

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