IFPメールマガジン 2014年11月号

IFPメールマガジン 2014年11月号

皆様

こんにちは。IFPスタッフの鈴木 康高です。
明日で今年も残り1ヶ月となる今日をいかがお過ごしでしょうか。
もう1ヶ月しかない!? いやいや「まだ1ヶ月もある!」という気持ちで活動します。

そこで今月は、「良かったことを糧として更なる飛躍を!」をテーマにIFP関連情報をお届けいたします。

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もくじ
1.ご案内 青年社会活動コアリーダー育成プログラム「帰国報告会」開催
2.ご案内 勤ボラ会同窓会~冬の会(忘年会)~ 開催
3.【再掲】12月度カジュアルサポート研修会 参加者募集のお知らせ
4.11月度カジュアルサポート研修会(障がい者理解)実施報告
5.発表報告 in「日本福祉教育・ボランティア学習学会 第20回 とうきょう大会」
6.コラム ~ベルトが教えてくれたこと~
7.2014年度インターン生の自己紹介 Part.4
8.2015年3月開催 東京ディズニーシー企画 成功への道(現地研修に行ってきました!)
9.編集後記~ある秋の出来事~
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1.ご案内 青年社会活動コアリーダー育成プログラム「帰国報告会」開催
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皆様、こんにちは。スタッフの高濱です。

この度、内閣府の「青年社会活動コアリーダー育成プログラム」に参加しました。
※内閣府の当事業の詳細については、以下のリンク先をご覧ください。
http://www8.cao.go.jp/youth/kouryu/data/core.html

私は障がい者分野として英国へ派遣されました。
(高齢者分野の方はデンマーク、青少年分野の方はドイツへと、それぞれ派遣されました)
派遣先は英国省庁をはじめ、様々な障がい者のある方への余暇活動を実施している団体、障がい者と健常者が同じ賃金で
働いている事業所、障がいのある子供達の声を政府に届ける団体、地域の入所施設とデイサービスなど多岐に渡りました。

つきましては、日本青年国際交流機構(IYEO)にて、派遣者の帰国報告会が以下の通り行われます。
この報告会を通じて、今回の派遣で私が見聞きしたかけがえのない経験を一人でも多くの方と共有し、
実りある時間を過ごしたいと思っております。
ご興味、ご関心のある方は是非お越しください。

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日 時:平成26年12月7日(日) 13:00~16:00 (受付は12:45~)
場 所:日本青年国際交流機構(IYEO)会議室
住 所:〒103-0013 東京都中央区日本橋人形町2-35-14 東京海苔会館5階
参加費: 無料
参加者: どなたでも参加できます(IYEO会員以外ももちろん参加可能)
申 込: 平成26年12月4日(木)。メールにてIYEO事務局(core@iyeo.or.jp)宛にご連絡ください。
備 考:当報告会の詳細は、以下のリンク先(PDFファイル)でも確認いただけます。
http://www.iyeo.or.jp/ja/schedule/h26/core_report2014_december.pdf

以上、よろしくお願いいたします。

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2.ご案内 勤ボラ会同窓会~冬の会(忘年会)~ 開催
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当団体の理事長・相羽が、以前より厚意にさせて頂いた団体「勤ボラ会」を通じて知り合った皆様と
ともに有志で集まる会(同窓会)を適宜催しております。
つきましては、冬の会(忘年会)の開催が決まりましたので、ご案内いたします。
年齢等に関わらず誰もが気軽に参加できる会となっておりますので、皆様奮ってご参加ください。

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皆様、こんにちは。同窓会有志の相羽・山崎でございます。
夏の会(暑気払い)では、他のイベントと日程が重なり参加できなかった皆様、お待たせいたしました。
勤ボラ会同窓会 冬の会(忘年会)の日程・会場が決まりましたのでお知らせいたします。

今回はIFP御用達のお店を貸し切り、盛大に開催したいと考えております。
以下の詳細をご覧いただき、ぜひお知り合いの方にもお声かけください。

日 時:2014年12月13日(土)17:00~19:00(受付は16:50からです)
会 場:串かつ でんがな 田町店(JR田町駅より徒歩3分。お店への連絡先:03-5484-6300)
http://tabelog.com/tokyo/A1314/A131402/13130046/
参加費:4,000円(料理その他+飲み放題)
申 込:メールにて山崎(noriyoshichan@gmail.com)までご連絡ください。

勤ボラ会 同窓会有志一同

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3.【再掲】12月度カジュアルサポート研修会 参加者募集のお知らせ
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皆様、こんにちは。スタッフの奈良です。
メールマガジン10月号で募集いたしました12月7日に実施のカジュアルサポート研修会の参加について
改めてご案内いたします。
テーマは「発達障がいの特徴とその理解」です。
※時間や講師の方の紹介、申込方法等の詳細は、以下のリンク先(メールマガジン10月号の内容の1番)をご確認ください。
https://team-ifp.com/wp/?p=1215

2014年最後の研修会を是非多くの方と学び、考える時間にしたいと思っておりますので、ご参加お待ちしております。

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4.11月度カジュアルサポート研修会(障がい者理解)実施報告
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皆様こんにちは。インターン生の横山です。

11月2日の研修会では、常磐大学コミュニティ振興学部教授の池田 幸也(いけだ ゆきなり)先生を講師に迎え、
「市民社会をめざそう!障がい者理解は、むりかい?」と題して、障がい者理解をテーマに実施しました。

研修では「平等・公平は本当に目指すべきか」「ユニバーサル・デザインとは」「これからの市民社会の理想の在り方とは」など印象的なテーマも複数登場しました。

中にはセミナーという限られた時間の中では結論を出すのが難しいのでは?と感じるものもありましたが、
身近な関係について話し合うときなどは、席が隣同士の参加者で体験的に学ぶ機会もあり、終始和やかな雰囲気でした。
そして誰よりもこの和やかな雰囲気を作り出していたのは、他ならぬ池田先生ご自身でした。
先生は講演中も紳士的かつ、参加者の性別や年齢(学生と社会人)を分け隔てることなく接してくださる、とても素敵な方でした。

では改めて、今回の研修会の中で特に印象に残った「平等」についてお話させていただきます。
今までの私は「平等」という言葉は、すべての人が幸せになれるという意味もあると思い、この言葉を信頼していました。
しかしセミナーを受講していく中で、平等という言葉を障がいの有無を含めた様々な問題を絡めて使用した場合、
「自分以外のものとの違いを受け入れにくくさせる」側面があるのではないかと考えるようになりました。
「平等」を考えるときは、二つのものを比べ、その違いを理解し、その違いを埋めるようお互いが歩み寄ることが大切です。
そのお互いが歩み寄る過程の中で、場合によっては一方の違いに気づかないことがあります。
池田先生は、このような状況を「弱い」という言葉で表現されていました。
自分と他者との違いを知ることは勇気が要ることだと気づき、私はハッとさせられました。
お互いの違いを考えるときには、違いを考えるうえで出てきてしまう問題に囚われず、出来るだけ「個性」として認め、
気持ちを楽にして考えることが、何よりも大切なのかもしれません。

今回のセミナーに参加したことで、言葉の持つ意味(または印象)にこれまでとは違う「新しい視点」を得られ、
とても充実したものとなりました。

IFPは「障がいの有無に関係なく、全ての人が仲間として暮らしていけるインクルーシブ社会の創造」を活動目的としています。

池田先生のお話を聞いて、また一歩、団体の目指すところに近づけた気がします。
これからもインターンシップ生として活動に精一杯がんばります。

来月以降の研修会にも、皆さん是非お越しください。

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5.発表報告 in「日本福祉教育・ボランティア学習学会 第20回 とうきょう大会」
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この度11月8日、9日に開催された「日本福祉教育・ボランティア学習学会 第20回 とうきょう大会」にて
当団体で実践した内容と成果を研究としてまとめ、発表させていただきました。
つきましては、石阪・井口の両名よりそれぞれ報告いたしますので、是非ご覧ください。
※併せて以下のリンク先(PDFファイル)より、大会の趣旨等もご確認ください。
https://conv.toptour.co.jp/2014/jaass20/yoko02.pdf

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皆様、こんにちは。スタッフの石阪です。

IFPでは、皆さんと楽しんだイベントなどの課題や成果をその都度振り返っています。
そこで出た課題や成果を整理し、次回以降に実施するイベントや、社会に向けて発信する内容の向上といった
「IFPのさらなる前向きな活動」のために活かされています。
学会発表は、イベントで発見した課題や得られた成果の集大成を発信する機会の一つとなっているのです。
(これから「学会」や「発表」という言葉が出てきますが、難しく考えないでくださいね)

今回の発表で私は、IFPで作成した【心のバリアフリーを実現するためのレクリエーション作りブックレット】について発表しました。
(このブックレットは、障がいのある人とない人がレクリエーションなどを共にするときに役立つヒント集のようなものです)

発表には、小中学校の先生、大学生や研究者、社会福祉協議会の職員の方などがいらっしゃいました。
参加された方々の所属や経歴もあって緊張しましたが、私は発表前とその最中は一貫して「この場の皆さんとも
“障がいに関わらず、皆で楽しめることを考えたい”」と強く思うことで、緊張を乗り越え無事発表を終えることができました。

なお発表後には、ブックレットの今後を応援してくださるメッセージを頂戴したり、このメールマガジンへの登録を希望して
くださったりと様々な方から嬉しいご連絡を頂く機会が多くありました。
ブックレットは、皆さんとのイベントを通じて得た情報や想いからできています。
学会発表では、ブックレットの情報を受けとって下さるだけでなく、IFPへの応援、好評をいただき
改めて人との繋がりを持てる嬉しさを噛みしめています。

ブックレットの内容も当日の発表内容も、今後、まだまだ挑戦していける部分があるかと思います。
人と人とをつなげるために、「想いや情報を集約し形にすること」、そして象った情報を「発信する場を得て、最大限に活かすこと」を
大切に実践していきたいです。
今後も頑張りたいと思いますので、応援よろしくお願いいたします。

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みなさん、こんにちは。スタッフの井口です。

ここからは、私が発表を担当した内容について簡単にご紹介します。
大学で「健常者と障がい者の相互理解を目指した授業」を行いその効果について検証しました。
この授業は、障がい者とほとんど関わったことがない学生に対して行いました。
IFPの理念や活動の紹介を通じて、障がいのある人とない人とが「お互いに違いがあるからわかりあえない」ではなく、
「違いがあるけれども一緒に楽しめる」ということを知り、そのことについて一歩踏み込んで考えてもらいました。
授業の効果は、受講生を以下の二つのグループに分けて分析しました。

<障がいについて関心が高かった受講生グループ>
授業前から交流する意欲・行動力はあったが深く関わることに躊躇があった。
しかし、授業で「違いのあるもの同士(この場合は健常者と障がい者)で支え合うことができる」ことを伝え、
実際に交流方法のモデルを示したことで、そのためらいが減った。そのため、今後は交流のイメージを持てるように
授業の内容を工夫することが必要だと判明した。

<障がいについて関心があまり高くなかった受講生グループ>
交流するにあたって「そもそもどうやって関われば良いのか」「自分とはあまり関係がない」という段階にあった。
しかし、受講生と同じ立場の大学生がIFPの交流イベントで「ちょっとした工夫で一緒に楽しめた」という経験の紹介等を通して、
関わってみようという意識の変化が生まれた。
そのため、今後は障がいについて関心が高まるよう受講生に合わせて授業の内容を工夫する必要があると判明した。

このように、障がいについてもともと関心が高かった受講生グループと関心があまり高くなかった受講生グループとでは、
同じ授業を行っても、授業前後で心理面に異なる変化が起こるということが明らかになりました。

また授業の効果とは別に、授業の組み立てについても大切な気づきを得ることができました。
それは「時間の制約がある中で、どんな内容をいかにしてわかりやすく伝えるか」ということです。
今回の授業は1回のみで時間は90分。障がい者とほとんど関わったことがない学生を対象としたものでした。
今後「何をどう伝えるのか」「限られた時間で伝える」ことを求められる機会があったときにはこの経験を活かし、
IFPとして提案できるものがあると思います。
そして「わかりやすく伝える」ことは、伝えたい思いを相手に届けることであり、その難しさを今回の学会発表で、
改めて痛感しました。

これからも、みなさんにIFPという団体の理念や活動をわかりやすく伝えられるよう工夫していきます!
みなさんも私達が発信していく内容の中で、お気づきの点やご意見がありましたら、是非お願いいたします。

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6.コラム~ベルトが教えてくれたこと~
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皆様、こんにちは。スタッフの鈴木です。
季節が秋から冬へと移り変わり、身の回りの物も一年の仕事を終え、次のものたちへ交代していくこともある季節です。
そこで今回は「物の使いやすさ」をテーマにお送りします。

私の腰回りが、食欲の秋のおかげで少し逞しくなったある日のことです。
スーツのベルトが傷んできたこと、先ほどこっそりお伝えした体型の変化もあって、軽くて長持ちしそうなベルトを
新たに購入しました。
購入後とくに試着などはせず、そのまま使用する日までしまっていました。

そして出勤日。真新しいベルトの色艶やしっかりとしたホールド感に、気持ちも引き締まりました。
それから勤務を終え帰宅し、着替えようとしたときです…「ベルトが外れない!?」
買ったばかりだし、朝も特別変わった手順で装着していないのに、なぜだベルトさん?
焦りから、座らずに立って作業したため足元はフラつき、いつも以上に手元が定まらず作業も満足にできない状態で、
いよいよ切断も考えたその瞬間です。
ベルトの中心部分の小さな金具に気づき、試しにそれを手前に押し出してみました。
すると、二段構えになっていたロックが外れ、無事ベルトが外れました。

最初にベルトが外れないときは、「何故、この金具を付けたのか?」と思っていたけれども、
改めて外れたベルトを眺めたり、動かしてみると「この金具も必要だったんだな」と思うようになりました。

ベルトはファッション以外に、衣服の腰回りを支える役目があり、それをよりしっかりしたものにするために、
この金具があったのです。
身の回りのものには、より使いやすくするために、一工夫された部分というものもあります。
でもそうした部分とデザイン性との両立は難しいです。そのため場合によっては一工夫された部分に気づかず、
使用方法がわからないこともあります。
でもこのように一工夫された部分は、製作者が利用者に「より良いものを使ってほしい」という想いを形にしたものだと
考えてみましょう。
すると、利用者として「まずは試す、説明書を読む、誰かに使い方を尋ねる」など、製作者の想いに応えるための行動も
大事だと気づきます。
このように考えるようになってから心なしか、今までよりいろいろな物を大切に扱うようになりました。

なおこの原稿を書くにあたって、ベルトを購入してからの一連の出来事を思い出してみたところ、
ベルトに「何か説明のようなもの」が書かれていたタグ確かに付いていたこと、そしてそれを自分が内容も読まず真っ先に
外してしまっていたことを、この場を借りてお詫びいたします(汗)

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7.2014年度インターン生の自己紹介 Part.4
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皆様、はじめまして。
IFPにインターン生として参加しております、東洋大学ライフデザイン学部
人間環境デザイン学科3年の島袋 英也(しまぶくろ ひでや)と申します。

私は「デザイン」を学ぶ上で、障がいを持つ方々について様々なことを考えるようになりました。
その中で自分自身、障がいを持つ方への心理的な壁、「心のバリア」の存在を特に感じるようになりました。
そんな時に「心のバリアフリー」を掲げるIFPの存在を知り、思い切って飛び込んでみようと思ったのが、
インターン生として参加したきっかけです。

運営側ということで多少の緊張もありますが、色々な方と「楽しい気持ち」や「笑顔」をシェアし、
イベント当日は勿論、前日も楽しみでなかなか寝られないと思って頂けるくらい素敵なイベントにしたいです!

皆様、これからよろしくお願い致します。

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8.2015年3月開催 東京ディズニーシー企画 成功への道(現地研修に行ってきました!)
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皆様こんにちは。インターン生の小川原です。
11月1日に、3月の東京ディズニーシー企画に向けて現地研修を行いました。

私は研修ということで緊張していましたが、「参加する以上、経験豊富なスタッフや他のインターン生との
やり取りから色んな学びを吸収しよう!」という意気込みで参加しました。

ディズニーシーには、誰もが「楽しい」を共有できる工夫がたくさんありました。
まず、ゲストアシスタンスカード。
このカードを申請することで、アトラクションに乗る時にノンステップルートへと案内されたり、
階段の代わりにエレベーターを使うことができます。
その他には、見るのではなく「触って理解する地図」や、お土産屋さんで見つけた、「ゾウが乗っているプールの飛び込み台」を模した
お土産台などがありました。
おもしろいだけでなく障がいのある方々が、気兼ねなく楽しめる仕組み・工夫を見つけることができました。

その他、研修では様々な障がいのある方へのカジュアルサポートとして、ペアになって声を使わず筆談で意思の疎通を量ったり、
目を閉じて介助の体験なども行いました。

特に印象的だったのは、トイストーリーマニアに目を閉じて乗ったことです。
※トイストーリーマニアのアトラクションの詳細は、以下のリンク先をご覧ください。
http://www.tokyodisneyresort.jp/attraction/detail/str_id:aw_toy/

本来は2人で得点を競い合うものですが、1人は視覚を使えないので、フェアな競争はできません。
けれど的を狙って撃つときに「もっと右!」「えっ、この辺??」と声を掛け合うことで、
協力して得点するゲームとして楽しむことができたのです。
「ハンディがあっても自分たちの工夫次第で楽しめる!」と、この体験を通して強く実感しました。

ディズニーシーには様々なバリアフリーの工夫が凝らされていましたが、これらを「すごい」の一言で片づけてしまうのは、
もったいないです。
工夫された環境を活かしつつ、今回学んだカジュアルサポートなども踏まえ、いかに私たちが、誰もが楽しめる空間を
創っていくのかが大事なのだと気づきました。
3月のイベント当日も、より誰もが「楽しい」を共有できるものにしていきたいです。

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9.編集後記~ある秋の出来事~
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皆さんお久しぶりです。スタッフの高江洲です。
この2ヶ月電動車椅子が壊れてしまい、代車に乗っているのですが、今までの愛車よりも速度が遅く、
かつ身体に合っていないこともあり色々と疲れが溜まっている今日この頃です。
しかし、周囲の人からは「(電動車椅子の速度を)飛ばしてるね~」と言われ、普段よりも
スピードを出していないのになぁと思いつつ、イメージの大切さを感じました。

さて、2014年も残り1ヶ月となりました。みなさん、今年はどんな出逢いがありましたか?
私には、小学生の男の子と心が温まる出逢いがありました。

それはある日の仕事の帰り道でのことでした…。
私が交差点で信号を待っているところに、小学生の男の子二人(二人とも二年生くらいでしょうか?)が現れました。
その内の一人は元気が良すぎるくらいにキックボードを乗りこなしながら、「何だろう、コレ?」
という顔で私の方を見ていました。
私にとってこのような状況は、日常茶飯事のため特別気にすることもなく引き続き信号を待っていたら、
キックボードに乗っていた子が突然、私の前を通り過ぎました。
「何をするのだろう?」と思っていたら、その子は信号機のボタンを押してくれたのです。
この子が「車椅子の人だから何かしなきゃ!」と思って行動してくれたことはハッキリと伝わったため、
私は「ありがとう!!」とお礼を言いました。

でも、この男の子が押してくれたボタンは、視覚に障がいのある方が横断するときに音楽等を流すためのボタンだったので、
私にとっては交差点を渡るときの行進曲になってしまいました。

それでもこれから師走も近づき、それぞれが自分自身のことで手一杯になりがちな時期に、
このような出逢いがあったことを通じて、改めて世間の温かさ感じた瞬間となりました。

みなさんにも、私以上に良い出逢いがあることを願っています。

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IFPメールマガジン 2014年10月号

IFPメールマガジン 2014年10月号

皆様

こんにちは。IFPスタッフの鈴木 康高です。
ところどころで寒さを感じるようになった今日この頃。
残り少ない年月を全力で過ごそうという決意と、過ぎゆく時間を惜しむ微かな淋しさを胸に秘めて活動します。

そこで今月は、「冬に向けてのスタートダッシュ!」をテーマにIFP関連情報をお届けいたします。

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もくじ
1.12月度カジュアルサポート研修会 参加者募集のお知らせ
2.12月度グルメマップづくり ~ランチイベント~ 参加者募集のお知らせ
3.ご案内 VOICE SPACEヨコハマ・インスピレーション「波止場の中也、風のなかの賢治」
4.コラム~移動とカジュアルサポート~
5.2014年度インターン生の自己紹介 Part.3
6.10月度カジュアルサポート研修会(精神障がい)実施報告
7.編集後記~子供たちの半分は思いやりでできている~
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1.12月度カジュアルサポート研修会 参加者募集のお知らせ
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皆様、こんにちは。スタッフの奈良 里紗です。
12月のカジュアルサポート研修会は、発達障がいがテーマです。
最近、よく耳にするようになったという方も多いのではないでしょうか。
この機会にぜひ発達障がいのある方へのカジュアルサポートとは何かともに学び、考えてみませんか?

日 時:12月7日(日) 15時から17時
テーマ:発達障がいの特徴とその理解
講 師:春日 佳奈
認定心理士・自閉症スペクトラム支援士・カラーセラピスト
学校や青少年の居場所にて、子どもたちと関わりながら相談業務に当たっている。
また、ご家族のリフレッシュ、地域での啓蒙活動に力を入れ、日々活動している。
内 容:発達障がい支援の最前線で活躍されている春日先生より、私たちにもできる発達障がい者への
カジュアルサポートについて教えていただきます。
場 所:東京都障害者福祉会館
(都営三田線、都営浅草線「三田」駅より徒歩1分・JR線田町駅より徒歩5分)
参加費:1,000円
問合せ:希望する研修会を件名に入れ、本文に参加登録情報を記載の上、
以下のアドレスまで、お送りください。
info@team-ifp.com

■件名
例 「2014年12月の研修会への参加希望」

■参加登録情報
1.名前(ふりがな)

2.連絡先(PCと携帯のアドレス、電話番号)
※資料送付や当日の緊急連絡用に使用します。

3.障がいの有無とその種類
例 有(視覚障がい:弱視、墨字使用)

4.希望する配慮事項
例 拡大資料(20pt・ゴシック体)を希望

補 足:以下ご確認ください。
※インターン向けの研修会となりますので、
十分な情報保障環境を整備できるとまではお約束できません。
適宜、ご相談ください。可能な範囲で環境を整備いたします。
※特に、参加募集の〆切は設けませんが、
参加者の数が使用する教室の定員人数になり締切りとさせていただきます。
※なお、各研修会の後には、講師を囲んで交流会を実施する予定です。

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2.12月度グルメマップづくり ~ランチイベント~ 参加者募集のお知らせ
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皆様、こんにちは。スタッフの若井 瞳です。
今回は、IFPグルメマップづくりの一環である「ランチイベント」についてのご案内です。
障がいの有無に関わらず誰もが気兼ねなく参加し、お互いに工夫しながら食事を楽しむ時間を過ごしてみませんか?
みなさまのご参加を、心よりお待ちしております。

《概要》
日 時:2014年12月7日(日) 10時45分~12時30分頃
場 所:築地食堂 源ちゃん 田町店(東京都田町駅 南改札・北改札口より徒歩5分)
☆お刺身定食や海鮮丼などの海鮮料理から、カツ煮定食や豚キムチ定食などのお肉料理まで、種類豊富なランチメニューのお店です☆
参加費:1,000円(昼食、写真代等)
問合せ:企画への参加希望を件名に入れ、本文に参加登録情報を記載の上、以下のアドレスまで、お送りください。
info@team-ifp.com

■件名
「グルメマップランチへの参加希望」

■参加登録情報
1.名前(ふりがな)

2.連絡先(PCと携帯のアドレス、電話番号)
※当日の緊急連絡用に使用します。

3.障がいの有無とその種類
例 有(視覚障がい:弱視)

■申込み期日
2014年11月23日(日)

《集合時間・場所》
時間:10時45分
場所:JR田町駅 南改札・北改札を出た正面付近
http://www.jreast.co.jp/estation/stations/976.html
(「IFP」という案内プレートを持ったスタッフが待機しています)

《グルメマップづくりイベントの趣旨はコチラ↓》
https://team-ifp.com/wp/?p=1019

《イベント参加者特典について》
本企画に参加頂いた方の中から、事後アンケートに回答してくださる方を、1名募集します。
ご回答頂いた方は、次回実施予定のグルメマップ企画への参加費を「無料」とさせて頂きます。

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3.ご案内 VOICE SPACEヨコハマ・インスピレーション「波止場の中也、風のなかの賢治」
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皆様、こんにちは。
当団体の理事長である相羽と幼い頃からの大切な友人である全盲の箏曲家、
澤村 祐司(さわむら ゆうじ)さんが出演される、横浜でのステージについてご案内いたします。
この機会に、ぜひ新しい詩と音楽の世界を体感されてみてはいかがでしょうか?

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◇SOUND DISCOVERY横浜赤レンガ倉庫1号館倉庫ライブ◇

VOICE SPACEヨコハマ・インスピレーション 「波止場の中也、風のなかの賢治」

波止場に出でて、今日の魂に合ふ、布切屑(きれくず)をでも探して来よう(中原中也)
ほんとうにおれが見えるのか、まばゆい気圏の海の底に(宮澤賢治)

日本で唯一の詩と音楽のコラボレーション集団VOICE SPACEが放つ、
摩訶不思議で、鮮烈な音楽ファンタジー!
横浜を歩く中原中也と、花巻でセロを弾く宮澤賢治。
海風に乗って、吹き寄せる、昭和初年代の二つの魂!

日時: 2014年11月16日(日) 15:30開場 16:00開演
会場: 横浜赤レンガ倉庫1号館3階ホール
※ 交通アクセス詳細は、メール下部をご参照下さい。
〒231-0001 横浜市中区新港 1-1
横浜赤レンガ倉庫 サイト: http://akarenga.yafjp.org/

入場料: 前売3,500円 当日4,000円(自由席)
(未就学児童の入場はご遠慮ください)

☆問い合わせ・申し込み☆
澤村祐司: Tel 090-9012-3861  mail: sawamura.yuji@gmail.com
横浜赤レンガ倉庫1号館: Tel 045-211-1515(10:00~18:00)
岩神六平事務所: http://roppei.jp/
Tel 046-876-0712(留守電対応)
カンフェティ・チケットセンター: http://www.confetti-web.com/
Tel 0120-240-540(平日10:00~18:00)

主催:  詩と音楽のコラボレーション集団VOICE SPACE、
横浜赤レンガ倉庫1号館(公益財団法人 横浜市芸術文化振興財団)
後援: 毎日新聞社、横浜市文化観光局
協力: グローブマーケティング株式会社、グローブ・エモーションズ株式会社

VOICE SPACEはハイブリッドである。
VOICE SPACEはグローバルである。
VOICE SPACEはまたコミカルである。 (谷川俊太郎)

☆VOICE SPACEとは☆
VOICE SPACEは、詩と音楽のコラボレーションの可能性を探求し、新しい日本語エンターテイメントの形を提示するパフォーマンスグループ。
縦横無尽に近代詩・現代詩を読み解き、ポップかつアヴァンギャルドな音楽スタイルで聴衆を言葉と音の果てしない世界に連れ出します。
今回は、横浜を舞台に詩を書いた中原中也と、同時期に花巻にいた宮澤賢治の詩と童話から、魑魅魍魎が跋扈する幻想的な音楽世界を展開します。
第1部に、横浜をうたう中原中也の詩 「秋の一日」を初演。詩人が魂のきれくずを波止場で見つけるまでの歌物語。
その他に、2012年 中原中也賞を受賞した暁方ミセイの詩、2013年 現代詩花椿賞を受賞した藤原安紀子の詩を。
第2部に、2014年1月に東京で初演して大好評を博したVOICE SPACE版『春と修羅』と『セロ弾きのゴーシュ』。
宮澤賢治の詩をめぐる 音楽ファンタジー「おれはひとりの修羅なのだ」の赤レンガ倉庫バージョン。
VOICE SPACEが海辺で風となり、修羅となる演奏会。
VOICE SPACEウェブサイト: http://www.voicespace.jp/

☆赤レンガ倉庫ライブについて☆
SOUND DISCOVERYは、音楽やパフォーマンスで横浜赤レンガ倉庫の歴史を明日へ つなごうとするプロジェクト。
横浜赤レンガ倉庫は、明治政府により新港ふ頭の 建設が始まり、その中で横浜税関の施設のひとつとして造られました。
海外からの 輸入品を一時的に保管して関税手続きを行う「保税倉庫」の役割を担い、
やがてそれらの物資は海外からの文化とともに全国各地へと流通していきました。
横浜 赤レンガ倉庫のこうした歴史と役割を明日につないでいくために、若手のアーティストたちが集まり、
倉庫のユニークな空間を活用して新しい音楽の発信に取り組むプロジェクトがSOUND DISCOVERYです。

☆出演/制作☆
出演: 中村裕美(作曲・ピアノ)  小田朋美(作曲・ピアノ)
小林沙羅(ソプラノ)  薬師寺典子(ソプラノ)  吉成文乃(メゾソプラノ)
渡辺元子(尺八)  澤村祐司(箏・三味線)  石井千鶴(鼓)
豊田耕三(アイリッシュフルート)  大石俊太郎(サックス)
古川麦(ギター)  関口将史(チェロ)
※やむを得ぬ事情により、内容や出演者が変更となる場合がございます。
監督: 佐々木幹郎
仮面・映像: ししやまざき
脚本: 早坂牧子
デザイン: 佐藤賢太郎
制作: 首藤はる那 荒井風香 横浜赤レンガ倉庫1号館
制作協力: 岩神六平事務所

チラシ 表 画像: http://cocoronet.me/sites/default/files/voice-t.JPG
チラシ 裏 画像: http://cocoronet.me/sites/default/files/voice-b.JPG

☆赤レンガ倉庫への交通アクセス(澤村独自の調査によるものです)☆
1 みなとみらい線、馬車道(6出口)、日本大通り(1出口)より、徒歩10分
2 桜木町駅・馬車道駅より、市内観光スポット周遊バス「あかいくつ」
Cルートにて 赤レンガ倉庫 下車、徒歩3分
(バスは約15分間隔、桜木町駅は4番乗場から発車)
3 横浜市営バス270系統にて 赤レンガ倉庫 下車、徒歩3分
(横浜駅東口 1番乗場発は15:03。お帰りは18:30と19:30発)
4 日出町駅・桜木町駅より、100円バスにて 赤レンガ倉庫 下車、徒歩3分
(日の出町駅発は15:15。お帰りは19:00発)
(桜木町駅 4番乗場発は15:23。お帰りは19:00発)
5 羽田空港より、リムジンバスにて 赤レンガ倉庫 下車、徒歩3分
(羽田第2 10番乗場発は14:20。お帰りの 赤レンガ倉庫発は18:30と19:30)
6 横浜駅東口(ベイクオーター)より 水上バスにて 赤レンガ倉庫 下車 徒歩3分
(横浜駅発は15:05、お帰りは18:20と19:10)

☆☆ーーーーーーーーーーーーーーーー☆☆

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4.コラム ~移動とカジュアルサポート~
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皆様、こんにちは。スタッフの鈴木 康高です。
最近は外出をして汗をかくこともなく、むしろ日の光や暖かさに感謝しています。
そうなると、普段よりもゆっくりと移動する機会も増えてきます。
そこで今回は「移動」をテーマにお送りします。

平日は移動時間の短縮や身体への負担を考慮して、移動しています。
具体的には、とりあえず歩ける道を選んだり、公共交通機関を使っています。
実はこの「とりあえず歩ける」というのが、少々やっかいなのです。
というのも、このような道は便利なので、自分以外にも利用する人もいますし、自転車も通るので、
すれ違うのに十分な道幅が確保できていなかったり、路面がでこぼこしていることもあります。
それでもこの道を選んだのは自分なので、できるかぎり自分が転んだりしないよう、また周囲に気を配るようにしています。
そうするとこで、一見ただ移動しているだけに見えるかもしれませんが、自分の中の危機管理センサーが
研ぎ澄まされている(感じもする)ので、いいリハビリにもなります。

しかし、リハビリ込みの移動ばかりではさすがにいろいろと疲れてしまいますので、
到着時間を気にしなくてよい時は、いつもよりゆっくりとしたペースで、いろいろな道を利用するようにしています。

これらの道は、目的地まで遠回りになることが多いです。
でも、遠く大変なだけではありません。
道幅が十分に確保されているだけでどれだけ安全・安心に移動できるのか改めて気がついたり、いつもと違う路面の感触に
驚いたり、普段は通り過ぎてしまっていた景色やお店を見つけて嬉しくなったりと、いろいろな気づきや楽しみがあります。

平日の移動もゆっくりとした時間が取れたときの移動も、同じように体力を使うので、親しい人は私の身体を気遣い
「休んでいたほうがいいよ」など声をかけてくれますし、自分でも無理をしたかな?と思うこともあります。
でも、前者と後者では速度も目的もまったく異なるため、実は身体も気持ちもリフレッシュされているのです。

そして何より、移動の大変さを理解した(理解してもらった)うえで、自分の住んでいる街や、
主体的に案内できる場所があるというのは嬉しいことです。
今後は、こうした移動の中で見つけた場所や出来事を、皆さんにもお伝えしていきたいと思います。

でも、とっておきの場所を見つけたときは、大切な人をエスコートするときのために秘密にしておこうかな…
と、ほんの少しだけ思ったのはココダケの話です(笑)

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5.2014年度インターン生の自己紹介 Part.3
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※今回も、インターン生2名の自己紹介を掲載しています。
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皆様、はじめまして。
IFPインターン生の國學院大學法学部法律学科3年の秋山 慎吾(あきやま しんご)と申します。

私は、3月に行われるディズニーシーでのイベントでは、障がいをお持ちの方とのふれあいを
大事にしたいと考えています。

当日は様々な障がいをお持ちの方が参加されますので、
私も含めて「みんなが等しく楽しめるような雰囲気で1日を過ごしたい」という一心で
これから障がいに関する知識を含め、沢山のことをIFPで学んでいきます。

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皆様、はじめまして。
インターン生の國學院大學法律学部3年の小野田 麗華(おのだ れいか)です。

私がIFPで勉強したいと思ったのは、これから卒業して社会に出ると、通勤やその他の機会で、
今まで以上に障がいのある方との出会いがあると考えたからです。

団体の運営ミーティングや、研修会の内容はとても充実していて、楽しみながら深く学んでいます。

この学びを活かして東京ディズニーシーのイベントを、よりよいものにしていきたいです。
これからよろしくお願いいたします。

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6.10月度カジュアルサポート研修会(精神障がい)実施報告
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皆さん、こんにちは。スタッフの小川 友理です。
10月5日の研修会は、当団体のスタッフでもある大石 甲を講師に迎え、「精神障がい」をテーマに行いました。
“精神障がい“という言葉だけを聞くと、どうしても身構えてしまうところがあります。
それは運動や視覚といった他の障がい以上に、見た目だけでは当事者の方の状況等を判断することが難しい、
という「障がいの特性」によるものだと考えていました。

このような考えによって、ある一定のイメージが先行してしまいがちな精神障がいに対する私の中のイメージが、
研修会で言われたある一言によって少しずつ変わっていきました。
その言葉は研修中に何度も使われ、とても印象的でした。

その言葉とは…「精神障がいの人が過ごしやすい環境は、誰にとっても過ごしやすい」です。

この言葉を聴いた後に行われたグループワークでは「精神障がいを持つ方とのグループ行動で必要な配慮には
どのようなものがあるか」について話し合いました。
その結果、「ゲームをするときや話題をふるときは“誰もがルールを理解でき、楽しめるもの”を取り入れる」という、
とても大切な共通項を見つけることができました。
(ゲームの例としては、皆さんご存知の「じゃんけん」などが挙げられました!)

今回の研修会を通じて、精神障がいに対するイメージが変化したのはもとより、「自分自身の性格に対する思い、
周囲と自分との感じ方の違いによる戸惑い、周りの環境に対する悩みや苦しみ」といった内面的な部分の出来事は、
障がいの有無に関わらず誰でも起こることなのだと改めて気づきました。

そして、このような出来事に対して自分の中で感情に折り合いをつける方法や、お互いに気を配りながら生きていくために考え、
行動していくとこで、誰にとっても過ごしやすい環境が広がっていくはずです。
私もIFPのスタッフとして、イベントやカジュアルサポートを通じて、このような環境を広めて行きたいと思っています。

来月以降の研修会にも、皆さん是非お越しください。

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7.編集後記~子供たちの半分は思いやりでできている~
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みなさん、こんにちは。スタッフの吉川 祐未です。
台風も去り、ぐっと冬に近づいてきましたね。
そんな季節の移り変わりを感じたときに、ふと社会人になってもう半年がたってしまったと気付きました。
社会人の1年があっという間に過ぎてしまう、というのは本当ですね。

さて私が就職したのは、保育園や学童を運営する会社です。
まだ1年目なので現場研修も多く、たくさんの子供たちに会う機会があります。
そこでのちょっとした出来事を話そうと思います。

ある学童クラブへ行ったとき、松葉杖をついて歩く子がいました。
その子はある場所の景色についてとても興味を持ち、友達に何度も尋ねていました。
その景色とは、ガラスを通すとキラキラ見えるものなのですが、松葉杖をついて上るには無理な段差の上にありました。
これに対して他の子供たちがどうするのか見ていると、紙と色鉛筆で見た景色を再現しようと描き始めました。
見ることができない友達にいかに伝えるか、楽しさを共有するかが大切で、彼らにとってみれば障害は関係ないのです。
椅子が邪魔そうならどかしたり、出入りしやすい席を空けておいたりする姿を見て、つくづくそう感じました。

大人は大きなサポートをしようと意気込んでしまいがちですが、 “ちょっとした思いやり”のような
小さなサポートの積み重ねが友達との友情を強くしていっているのでしょう。

子供たちを見て、このままずっと“ちょっとした思いやり”を忘れず大人になってほしいと思う、今日この頃です。

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IFPメールマガジン 2014年10月度増刊号

IFPメールマガジン 2014年10月度増刊号

皆様

こんにちは。IFPスタッフの鈴木康高です。
朝夕の気候がすっかり秋になった今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。

いつも当団体配信のメールマガジンをご覧頂き、誠にありがとうございます。

今回は読書の秋ならぬ「学びの秋」をテーマに、研修会への参加者募集を中心とした
IFP関連情報を「増刊号」として配信いたします。

∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴
もくじ
1.11月度カジュアルサポート研修会 参加者募集のお知らせ
2.2014年度インターン生の自己紹介 Part.2
3.編集後記 ~学びの思い出~
∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴

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1.11月度カジュアルサポート研修会 参加者募集のお知らせ
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皆様、こんにちは。スタッフの奈良里紗です。11月は常磐大学の池田 幸也先生をお招きし、
障がい者理解をテーマに講義をいただきます。
今までとは違う、新しい観点で障がい者のことを考えるきっかけになると思いますので、
奮ってご参加ください。

日 時:11月2日(日) 15時から17時
テーマ:障がい者理解を考える
講 師:池田 幸也
常磐大学コミュニティ振興学部 教授
福祉教育・ボランティア学習の専門家
内容:障がい者理解をどのように促進するのか、福祉教育・ボランティア学習の
最前線で活躍する池田先生に現状を踏まえて教えていただきます。
場 所:東京都障害者福祉会館
(都営三田線、都営浅草線「三田」駅より徒歩1分・JR線田町駅より徒歩5分)
参加費:1,000円
問合せ:希望する研修会を件名に入れ、本文に参加登録情報を記載の上、
以下のアドレスまで、お送りください。
info@team-ifp.com

■件名
例 「2014年11月の研修会への参加希望」

■参加登録情報
1.名前(ふりがな)

2.連絡先(PCと携帯のアドレス、電話番号)
※資料送付や当日の緊急連絡用に使用します。

3.障がいの有無とその種類
例 有(視覚障がい:弱視、墨字使用)

4.希望する配慮事項
例 拡大資料(20pt・ゴシック体)を希望

補 足:以下ご確認ください。
※インターン向けの研修会となりますので、
十分な情報保障環境を整備できるとまではお約束できません。
適宜、ご相談ください。可能な範囲で環境を整備いたします。
※特に、参加募集の〆切は設けませんが、
参加者の数が使用する教室の定員人数になり締切りとさせていただきます。
※なお、各研修会の後には、講師を囲んで交流会を実施する予定です。

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2.2014年度インターン生の自己紹介 Part.2
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※今回は、インターン生2名の自己紹介を掲載しています。
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皆様、はじめまして。
2014年度インターン生の立教大学コミュニティ福祉学部4年の横山 奈々(よこやま なな)です。

「福祉」学部に属する自分が、大学を卒業するまでに形にできる「福祉」とは何だろうと考えた結果、
IFPでのインターンに辿りつきました。

素敵なスタッフの方々に囲まれ、温かい雰囲気の中で、日々勉強しています。

来春に開かれる東京ディズニーシーイベントでは、運営側という立場ですが、「はじめて」のワクワクした
気持ちを、参加者全員と共有したいです。

皆様、これからよろしくお願いいたします。

—————————————————————————-
皆様、はじめまして!
IFPインターン生の中央大学法学部政治学科3年の小川原 薫(おがわはら かおる)です。

私は日頃からボランティアサークルで、障がいをもつ方々と交流をしています。
そのため「心のバリアフリー」を目指すIFPの様々な活動にとても興味をもち、今回インターンに参加しました。

研修や運営ミーティングは毎回楽しく充実していて、イベント当日がとても楽しみです。

障がいの有無に関わらず、色んな人と喜びや笑顔を共有して仲良くなれるようがんばります!

よろしくお願いいたします。

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3.編集後記 ~学びの思い出~
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皆様、こんにちは。IFPスタッフの鈴木康高です。
今回は研修会の案内を中心にお送りしましたが、いかがだったでしょうか?

研修会といえば、他の参加者の方との情報共有や、主体的な学びの場です。
学校以外の学びの場は意識しなければなかなか出会えませんが、学びの中で印象的なものはいくつなっても覚えているものです。
そのうちのひとつに、小学校の先生に言われた「人の話を聴くときは、話している人の顔を見ましょう」という言葉があります。

入学したばかりの私にとって、この言葉は妙にしっくりときたので、すぐに実行しました。
その日から話している先生の姿を追い続けました、それはもう一生懸命に…。
やがて学年も上がり、興味関心や生活態度は変化したものの、授業中の態度は変わらずに話している先生の姿を追い続けていました。
しかしテストでは、思うように点数が取れなくっていました。
「先生の顔を見て授業を受けているのにおかしい?(しかも板書もしているのに…)」と思っていたある日、
ふと気付いたのです。
「話している人の顔を見ることは勉強の方法ではなく、話してくれている相手に対する礼儀作法である」ということに!
自分の中では「授業中に話している人の顔を見る=100点が取れる」という公式ができてしまっていたので、衝撃でした。
若気の至りとはいえ、恥ずかしい限りです。
最近になって、人の話を聴き、理解しようと努力をして、実践できるようにする、ということまで出来て
ようやく、勉強とは…という部分に一歩踏み出せているのかもしれないと思うようになりました。

皆さんもぜひ研修会に参加して学びの機会、知識や交流の幅を広げてみませんか?

ちなみに、研修会で鈴木と視線が合ってもどうか怖がらないでください、先に書いた経験ゆえの行動です。
研修講師および参加者おひとり、おひとりの話に対する集中と、興味関心の表れだと思っていただければ幸いです(笑)

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IFPメールマガジン 2014年9月号

IFPメールマガジン 2014年9月号

皆様

こんにちは。IFPスタッフの鈴木康高です。
すっかり活動しやすい気候を取り戻しつつある今日この頃。
そうして活動し始めたとき、さわやかな秋風にそっと身体をなでられると、
なんだか応援されているような気持ちになります。

そこで今月は、「積極的な活動」をテーマにIFP関連情報をお届けいたします。

∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴
もくじ
1.10月度カジュアルサポート研修会 参加者募集のお知らせ
2. 9月度カジュアルサポート研修会(聴覚障がい)実施報告
3.2014年度インターン生の自己紹介 Part.1
4.IFPグルメマップ2014「築地市場 源ちゃん 田町店」へ行ってきました。
5.コラム ~料理とカジュアルサポート~
6.ご紹介 ユニバーサルMV(ミュージックビデオ)制作特別番組の放送
7.編集後記 ~ある夏の出来事~
∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴

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1.10月度カジュアルサポート研修会 参加者募集のお知らせ
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こんにちは、IFPスタッフの小川友理です。
秋分も過ぎ、秋の深まりを実感する日々ですね。
開催まで日にちが迫っておりますが、10月のセミナーについてお知らせいたします。

日 時:10月5日(日) 15時から17時
テーマ:精神障がいの理解と私にできる関わり
講 師:大石甲
障害者雇用の研究所と作業所にかけもちで勤務中。専門は精神障害者雇用。
精神保健福祉士、産業カウンセラー、キャリアコンサルタント(標準レベル)、障害科学修士。
内容:身近なようでよく知らない精神障がいについて、精神疾患や精神障がいとはどういうものかを踏まえ、
専門家でない隣人として何が出来るか、
お互いに負担の少ない関係を作るにはどうすればいいかを、一緒に考えていきます。
場 所:東京都障害者福祉会館
(都営三田線、都営浅草線「三田」駅より徒歩1分・JR線田町駅より徒歩5分)
参加費:1,000円
問合せ:希望する研修会を件名に入れ、本文に参加登録情報を記載の上、
以下のアドレスまで、お送りください。
info@team-ifp.com

■件名
例 「2014年10月の研修会への参加希望」

■参加登録情報
1.名前(ふりがな)

2.連絡先(PCと携帯のアドレス、電話番号)
※資料送付や当日の緊急連絡用に使用します。

3.障害の有無とその種類
例 有(視覚障害:弱視、墨字使用)

4.希望する配慮事項
例 拡大資料(20pt・ゴシック体)を希望

補 足:以下ご確認ください。
※インターン向けのセミナーとなりますので、
十分な情報保障環境を整備できるとまではお約束できません。
適宜、ご相談ください。可能な範囲で環境を整備いたします。
※特に、参加募集の〆切は設けませんが、
参加者の数が使用する教室の定員人数になり締切りとさせていただきます。
※なお、各研修会の後には、講師を囲んで交流会を実施する予定です。

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2.9月度カジュアルサポート研修会(聴覚障がい)実施報告
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皆さん、こんにちは。IFPスタッフの益子徹です。
今年も基礎講座の第一弾としておなじみの聴覚障害セミナーを開催しました。
講師は、当法人でもおなじみの中村 彰宏(なかむら あきひろ)先生!
先生自身が聴こえない当事者ということもあり、セミナーは大変貴重かつ、終始ユーモアに溢れる
非常に有意義な内容でした。

手話を練習するコーナーでは、「正しいかどうかはわからないけど、取り敢えず表現してみよう」という部分を
重視し、中村先生に指名された受講生が自分の趣味について発表してくれました。
時には手話の補助として指文字を活用する方も見られましたが、 趣味の音楽や読書について、どうしよう?
どうやればいいのかな??などと戸惑いながらも勇気を持って表現していたことが印象的でした。

この講座でインターンの学生たちにとっては、まずは伝えたいという気持ちが大切であること。
次にそれを伝えるために恥ずかしがる前にできることをまずはやってみよう、と思えることが重要であるということ。
これらを学べる場であったのではないかと思います。

来月以降も様々なセミナーが開催されますが、そこで何よりも大事なことはお互いに伝えたいという気持ち、
或いは分かり合いたいという気持ちなのかもしれません。
コミュニケーションは一方通行ではなく、双方向だからこそコミュニケーションなのだ、そんな当たり前のことを
改めて感じさせられた一日でした。

皆さんも今年の秋は美味しいものを食べながら、仲の良いお友達とコミュニケーションについて
考えてみては如何でしょうか。

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3.2014年度インターン生の自己紹介 Part.1
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皆様、はじめまして。
インターンシップに参加しております、東洋大学三年の関 あゆみ(せき あゆみ)と申します。

IFPに興味を持ったきっかけは、大学で学んでいるユニバーサルデザインという世界でした。
ユニバーサルデザインとは、全ての人が使いやすいデザインをすることです。

インターンシップでは皆様が「楽しかった、また行きたいね」と思えるユニバーサルなイベントを作りたいです。
そして、私の趣味であるカメラで「みんながにっこり笑顔で楽しんでいる写真」を沢山撮りたいです。

素敵なイベントになりますよう、精一杯取り組んで参ります。
これからどうぞよろしくお願いいたします。

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4.IFPグルメマップ2014「築地市場 源ちゃん 田町店」へ行ってきました。
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みなさま、こんにちは!スタッフの若井瞳です。
先日の9月15日に、グルメマップ企画の第1回目の下見を行いました。

今回訪問した『築地市場 源ちゃん』。お店の名前から、海鮮がメインのお店と思われる方も
いらっしゃるかもしれませんが、カツ煮定食などのお肉料理もある充実したメニューのお店でした。

メニューが豊富だと、どれを食べようか、目移りしてしまいますよね。
先日の下見でも、障がいの有無やその種類に関わらず、参加者同士でお互いにメニューを読み上げたり、
メニューを見やすい高さに動かしたりながら注文を決めました。
そのほかにも、メニューを見た(聞いた)だけでは、何が入っているのかイメージしにくい「お刺身定食」の
お刺身の種類について、店員の方だからこそできる“ある方法”で教えてもらいました。

こうした参加者同士でできる工夫や、店員の方への声かけ(ご協力の依頼)などの詳しい内容は、
12月に開催予定のグルメマップ本番へ参加されてのお楽しみです。
みなさん、是非お越しください!
グルメマップ本番終了後には、その内容をIFPのホームページにて掲載いたします。
お店とIFPがどのような工夫をしているのかを、楽しみにしていてください。

またIFPでは引き続き、グルメマップ企画の参加者と、グルメマップ企画を一緒に進めて下さるボランティアの方や
ご意見を募集しています。
ご興味のある方は、以下の問合せ先まで、お名前、お電話、メールアドレス、障がいの有無等をお知らせください。
詳細は別途ご案内いたします。
たくさんの方からご連絡、ご協力をお待ちしております。

[グルメマップ企画関連リンク先のご紹介]
企画の趣旨
https://team-ifp.com/wp/?p=1019

ボランティア募集の詳細(※2014年8月配信のメールマガジンの5番をご覧ください)
https://team-ifp.com/wp/?p=1199

問い合わせ先:wakai@team-ifp.com】(IFPスタッフ若井瞳)

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5.コラム ~料理とカジュアルサポート~
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皆様、こんにちは。IFPスタッフの鈴木康高です。
夏の暑さが和らぎ、秋を楽しもうとした矢先にあいにくの天気が続いています。
皆さんの元にこのメールマガジンが配信されるころには、落ち着いた天気が戻っていて欲しいものです。

さて、秋といえば「〇〇の秋」のように、季節を表す漢字の前に印象的な単語が入ります。
いくつか種類がありますが、やはり今年の秋は「スポーツの秋」が印象的ではないでしょうか。
ネットを挟んで選手がお互いの技の限りを尽くして球を撃ち合うスポーツ…そうテニスでの日本人選手の活躍が
記憶に新しいです。
そんな選手の活躍を支える重要なファクターのひとつとして「食事」があります。
かつて水泳少年時代を過ごしたことのある私も、泳ぎに行く前はよく食べていました。
そこで今回のテーマは「食事(料理)」です。

当時、毎週末の午前に障がいのある方向けのクラスがあるスクールに通っていました。
空腹による目覚めを満たすため、最初の頃はキッチンの周辺に置いてある調理済のパンや残り物を食べていましたが、
だんだん食事の種類や味に物足りなさを感じてきました。そこで初めて「料理をしよう!」と思いました。

この時までキッチンに入ったのは、食器洗いや片づけといった手伝い程度で、料理をしたことはありませんでした。
自分が食べるので、味と見た目はひとまず後回しにして、量と種類を考えました。量は何とかなるのですが、問題は種類です。
何品かおかずがあるとなれば、いくつかのお皿に分けて料理を運ばないといけないと思い、緊張しました。
「物を運ぶのは苦手、でも種類は食べたい」ので何とか考えました。そして一つのお皿に乗った料理ということで、
「どんぶりもの」に行きつきました。

これに気づいてからは気持ちが楽になりました、例えば目玉焼きを作っているときに黄身が崩れても、その半熟具合が
味つけのアクセントになるし、寒いときは目玉焼きにだし汁を加えてご飯にかければ、玉子おじやになります。
その他ご飯に合うおかずや、味付けを工夫するのも楽しくなってきました。
そして何よりも食事を運ぶ心配が軽減されて、料理を作る、食べる楽しみに集中できるようになったことが嬉しかったです。

この体験から、何かを始めるときは不安なこともあるけれど、不安の先にある目標(楽しいことなど)のために、
どう行動して何を成す(または創る)かが大切だと思えるようになりました。
これからも、この気持ちを忘れずに日々過ごしていきたいです。

そうして過ごした日々で疲れたときは、お湯を注ぐだけで食べられる料理にも感謝しています(笑)

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6.ご紹介 ユニバーサルMV(ミュージックビデオ)制作特別番組の放送
======================================
当団体の理事長・相羽の大学院時代からの知人であり、「全盲の旅写心家」として活躍されている
大平啓朗様の夢がついに実現されました。

2014年5月号のメールマガジンにてご紹介しました、ユニバーサルMVがついに完成しました!
そして、その活動についてテレビ番組が放送されることになりました。

私たちIFPでは大平様の活動をご紹介し、制作支援(クラウドファンディング)への参加を呼びかける記事を
掲載するところまでのご協力でしたが、MV作成にあたっての想いを綴られた当時の文章の中にとても印象的な
一文がありました。

「少しの工夫や気付きで同じ場所や時間を一緒に楽しめるということも、より多くの人に知ってもらい、
もっと元気な社会にしたいのです」

ご自身と友人の方々とのふとしたやり取りの中で生まれた想い(または理想とする社会の在り方)を
実現するために活動された大平様の雄姿を、ぜひ皆さんの目と耳と心で感じてみてください。

以下、番組放送日時と活動に関連するサイトについてご紹介いたします。

〇番組放送日時:10/5(日)18:00より BS11にて放送

〇クラウドファンディング紹介ページ:「全盲カメラマンが監督!バリアフリーミュージックビデオを作ろう!」
http://shootingstar.jp/project_report/588

〇大平様が理事を務める特定非営利活動法人『ふらっとほ~む』の公式HP
http://flat-home.com/

======================================
7.編集後記 ~ある夏の出来事~
======================================
みなさんお久しぶりです。みなさんに忘れられないように久しぶりに登場したIFPスタッフの高江洲です。
きっと、初めての方もいると思うので簡単に自己紹介します。
名前は高江洲 幸男(たかえす ゆきお)、障害は先天性の肢体障害があり電動車椅子に乗っています。
日ごろは福祉職で相談員をしています。

さて、もうすぐ9月も終わりに近づいていますが、今年の夏は暑かったり、大雨だったり天気が不安定でしたね。
そんな中、地元の最寄り駅で飼い主の方が犬を押しても引っ張っても動かない、いや動けない状態でした。
何かできることがないかと思い、声を掛けてみました。
事情を聞くと大型犬が暑さに負けてへばってしまったとのこと。
確かに、人よりも地面に近い位置にいるのだから照り返しで夏バテにもなるよなぁと納得。
そして、労りの気持ちを持って彼(犬)に触れようとしましたが、手が届かず断念!

だんだん周囲の人たちも気付いてきて近くのお店からお水を少しずつ持ってきていました。
私もスーパーから(タダでもらえる)氷をビニールに入れて数個持っていってあげました。
30分位経って、犬が立ち上がれるようになり飼い主の方はお礼を言って帰られました。

私は日々の生活の中で周囲の人に助けられていますが、たまには助けることもいいものですね。
でも、助けられる質や量などは限界がありできないことも多いですが、“お互い様”の社会になるといいなぁ
と思う今日この頃です。

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IFPメールマガジン 2014年8月号

IFPメールマガジン 2014年8月号

皆様

こんにちは。IFPスタッフの鈴木康高です。
窓の外から聴こえる花火の音が楽しかった夏から、美味しい(または競う、または読む)秋へと
季節が移ってゆく今日この頃、いかがお過ごしですか?

そこで今月は、「振り返りと新たな一歩」をテーマにIFP関連情報をお届けいたします。

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もくじ
1.9月14日開催聴覚障がい者とのコミュニケーションセミナーのご案内
2.ご協力のお願い「iPadでの教科書閲覧に関する基礎研究」
3.【新連載】コラム ~オシャレなカジュアルサポート~
4.8月IFPの活動紹介
5.グルメマップレポート2014の運営ボランティア募集
6.編集後記
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1.9月14日開催聴覚障がい者とのコミュニケーションセミナーのご案内
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皆様、こんにちは!IFPスタッフの小川友理です。
来月もIFPではカジュアルサポート研修会を行います。
日程は9月14日の15時からで、講師は去年も講座を担当していただいた中村さんです。
手話、指文字といった聴覚障がい者のコミュニケーションツールを学ぶだけではなく
普段のコミュニケーションを見つめ直すきっかけにもなると思います。
どうぞお気軽にご参加ください!

日 時:9月14日(日) 15時から17時まで
テーマ:聴覚障がい者とのコミュニケーション
講 師:中村彰宏
自己紹介:某国家公務員。中途聴覚障がい者です。
内 容:「きこえないこと」って実はやり方によってはその位置づけや意味内容がかなり変わってきます。
今回はこの「きこえないこと」を変えていく方法を一緒に実践してみましょう。
コミュニケーションツールとしての指文字や手話などを中心に具体的なコミュニケーションの方法を学んでいきます。
またこれらを通して「伝えること」、「受けとめること」の意味を一緒に考えましょう。

場 所:東京都障害者福祉会館(都営三田線、都営浅草線「三田」駅より徒歩1分・JR線田町駅より徒歩5分)
http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/syoukan/

参加費:1,000円

問合せ:件名に「9月度コミュニケーションセミナーへの参加希望」と入力し、
本文に参加登録情報を記載の上、以下のアドレスまで、お送りください。

■申込先アドレス
info@team-ifp.com

■件名
例「9月度コミュニケーションセミナーへの参加希望」

■参加登録情報
1.名前(ふりがな)

2.連絡先(PCと携帯のアドレス、電話番号)
※資料送付や当日の緊急連絡用に使用します。

3.障害の有無とその種類
例 有(視覚障害:弱視、墨字使用)

4.希望する配慮事項
例 拡大資料(20pt・ゴシック体)を希望

補 足:以下ご確認ください。
※インターン向けのセミナーとなりますので、十分な情報保障環境を整備できるとまではお約束できません。
適宜、ご相談ください。可能な範囲で環境を整備いたします。
※特に、参加募集の〆切は設けませんが、参加者の数が使用する教室の定員人数になり締切りとさせていただきます。
※なお、各研修会の後には、講師を囲んで交流会を実施する予定です。

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2.ご協力のお願い 「iPadでの教科書閲覧に関する基礎研究」
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当団体の理事長・相羽が東京で仕事をしていた際にお世話になった、慶應義塾大学の中野泰志様が取り組まれている研究について
協力の依頼がありましたので、ご紹介させていただきます。
是非、ご覧ください。

拝啓
平素より、視覚障害者支援に関する研究へのご協力を賜りまして、誠にありがとうございます。

さて、当研究室ではこれまで、「弱視児童生徒用の拡大教科書に関する研究」や「節電が視覚障害者の安全・安心に及ぼす影響」と
いった、視覚障害当事者からの生活ニーズに基づいた研究を実施してまいりました。そして、この度、普及が進むタブレッド型情報
端末(iPad)での教科書等の読書について、文部科学省等から研究費を頂き、基礎的な研究を行うことになりました。
つきましては、以下の目的や調査内容等をご一読いただき、研究への御協力を賜れます場合には、下記連絡先までご連絡賜りますよう、
お願い申し上げます。

<研究目的>
弱視児童生徒が用いている拡大教科書には、分量が厚く持ち運びに不便であることや、通常の教科書との差異が大きいことなどの
課題があります。
そこで、普及の進んでいるタブレッド型情報端末(iPad)が課題解決の鍵になると考え、iPadにおける教科書等の読書についての
総合的な基礎研究を行います。
本研究により、弱視児童生徒にとってより読みやすく、使い易い教科書の実現が可能になります。
皆さまのご理解と御協力を賜りますよう、お願い申し上げます。

<調査・実験方法>
日吉心理学教室までご足労頂きます。
そして、読書効率に関する実験、フォントの見やすさに関する実験、視機能に関する評価とアンケートに御協力いただくものです。

<実験時間・謝金>
13時頃~17時頃まで(途中休憩有り)、謝金は5,500円(交通費込み)を予定しています。
なお、本実験に2回御協力いただける方はその旨も重ねてお伝え下さい。

<実験実施予定日>
次の日程で実験を予定しております。ご都合の良い日程をお選び下さい。
なお、実験実施日は先着順で受付を致しますので、別日程でのお願いをする可能性もございますので、
複数の候補日を頂戴できると大変助かります。

・9/ 8(月)~12(金)の毎日
・9/15(月)~19(金)の毎日
・9/22(月)~26(金)の毎日

<諸注意>
本実験では読みあげる課題を行って頂きます。
そのため、何かしらの機械(ルーペや拡大読書機等)を使用しなくても文字が読めることが必要となります。
(メガネやコンタクト等の装用は問題ありません。)
何卒ご理解のほどお願い申し上げます。

<御協力申し出、ご質問、お問い合わせ先>
御協力いただける場合、研究計画や成果についてのご質問がございます場合には、随時、下記連絡先までご連絡下さい。

敬具

連絡先
〒223-8521 神奈川県横浜市港北区日吉4-1-1
慶應義塾大学 日吉心理学教室
中野 泰志
TEL  045-566-1221
FAX  045-566-1374
Mail info@nakanoy.econ.keio.ac.jp

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3.【新連載】コラム ~オシャレなカジュアルサポート~
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皆様、こんにちは。IFPスタッフの鈴木 康高(すずき やすたか)です。
私は脳性麻痺による体幹機能障がい(おもに歩行困難)がある障がい当事者です。平日は会社員、週末にIFPの活動をしています。
よろしくお願いします。

さて、タイトルを見て「あれ?」と思った方もいらっしゃると思います。
実は、今月より本コラムは新たな体制で連載することになりました。
これまではスタッフの市川が中心となって、障がい当事者の視点でカジュアルサポートについて連載してきました。
好評を頂いておりましたが、「これからは障がいの有無に関わらず、今まで以上に様々な視点でカジュアルサポートについて
連載したい!」という思いのもと、適宜スタッフを変更して連載していくこととなりました。
これまでのコラムの良さを引き継ぎつつ、生まれ変わったコラムをぜひお楽しみください。

そして、栄えある新コラム第一回目のテーマは「オシャレ」です。

皆さんが、服を選ぶときのこだわりは何でしょうか?
デザインやサイズ、または何種類も試着して自分だけの一着を見つけることそのものでしょうか?
私のこだわりは「動きやすさ」です。そして、このこだわりを満たすために試着はとても大切です。
特に大切なのは、ズボンを試着するときです。というのも、障がいのために歩行だけでなく、衣服の着脱時のように
片方の足だけで身体を支えるといったバランスを保つことも難しいのです。
また、歩いているときにどうしても両足の間接が内側に入ってしまい両膝がぶつかってしまいます。
そのせいで服の素材によっては、摩擦で破れてしまうこともあるので、購入後手入れをして長く愛用できるかも気になります。
そうすると、試着して服を選ぶ楽しさよりも「商品の取り扱い」や「試着室の長時間利用」が気になります。

そんなときは、いつも店員の方の声掛けや行動に助けられています。
具体的には「ゆっくりと試着してください」や「何か座るものは必要ですか?」
という声掛けや、お店のバックヤードから椅子を持ってくる、試着室に入りやすいように周囲の商品を移動してもらった等です。
障がいに気づくことは誰でもできますが、実際に声をかけ、行動するのは難しいと思います。
でも声をかけられた方は、たった一言、行動のひとつで気になっていたことが解消されます。

こうした経験から「誰もが心地よい空間」とは、人と人、人と物が一体となって良い方向に相互作用することで出来るのだと
改めて感じました。
そして、このような体験をIFPの参加者の方にも共有して頂けるよう、より一層イベントやセミナー創りを頑張っていきます。
皆様、これからのIFPにどうぞご期待ください!

そして、イベントやセミナーで鈴木を見かけたときは、「イベントやセミナーが盛り上がる」ようなオシャレが出来ているか、
ファッションチェックをお願いします。辛口も大歓迎です(笑)

IFPスタッフ・鈴木 康高

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4.8月IFPの活動紹介
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皆様、こんにちは。IFPスタッフの井口です。
今年も、インターン生を対象としたカジュアルサポート研修会がスタートし、その第一回目が8月4日に無事終了しました。
今回は、視覚障がい・聴覚障がい・運動障がいについての基礎講座を実施しました。
各講座では、「それぞれの障がいはどういう状態なのか」、「必要としているサポートにはどんなものがあるのか」を
中心に行いました。

インターン生の受講姿勢で特に印象的だったのが、聴覚障がいについての基礎講座のときでした。
こちらの講座では「どのようにすれば、聴覚に障がいのある方とコミュニケーションを取ることができるのか」を体験しながら
考えてもらうため、【伝言ゲーム】を行いました。
ゲームはコミュニケーションの方法に制限を設けて、2回実施しました。
お題は「1時に駅に集合」という内容を伝えるものでした。
1回目は、音声はなく口の動きだけで伝言しました。その際に「1時を7時と聞き違える」というように細かな内容を正確に
把握出来きませんでした。
2回目は、音声と文字以外のあらゆる手段(ジェスチャー等)を使って伝言しました。
すると数字は指の数で、状況は身体全体で表現するなど、たくさんの閃きが生まれインターン生の「伝えよう!」と奮闘する姿が、
はっきりと見られました。
伝えようとする気持ちは、とても大切です。その場面ごとに、どんな手段がとれるのかを考え(例えば、口をはっきり開けて話す・
紙に書く・手話を使う・携帯に打ち込む等)実践した分だけ、コミュニケーションの幅を広げることが出来るからです。
9月の研修会では、当事者である中村彰宏さんから「聴覚障がい」について講義頂きます。
今回の基礎講座を活かして、さらに深く学んでいきます。

この研修会を通じてインターン生には、障がいのある方とコミュニケーションを取るときには、「障がいのあるなし」ではなく、
誰もが様々な特性を持っているのだと理解すること。そのうえで、お互いがより仲良くなるために必要なことを考え、実践することが
大切である、ということを伝えられたと思います。
研修会で、私たちがインターン生に紹介できる障がいの状態は、あくまでもその障がいの一部分です。
しかしながら、受講前後のインターン生の変化を目の当たりにすると、紹介(啓発)してゆくことは大切だと感じました。

今後は、インターン生による新たな気づきや行動が、IFPの企画にも反映されていきますのでご期待ください。

IFPスタッフ・井口 亜希子

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5.グルメマップレポート2014の運営ボランティア募集
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皆様、こんにちは!IFPスタッフの若井瞳です。
現在IFPでは、障がいの有無に関わらず、地域の飲食店でランチを食べながら、
みんなで楽しく食事会をするときの工夫等をレポートにまとめ、グルメマップとして発信しています。
つきましては、今年度のグルメマップ作成にあたりボランティアを募集します。

ボランティアの主な内容は、以下の2種類です。
(1)企画当日に食事をするお店の選定と下見
●曜 日:日曜日
●時 間:10時30分頃~12時45分頃までの予定
●場 所:JR田町駅付近の飲食店
●参加費:下見当日の自身の食事代

(2)グルメマップ企画運営へのアドバイス
アドバイス頂きたい内容は、下記のようなものです。
・お店の紹介。
例:「田町駅付近で利用しやすいお店は〇〇です」
・食事介助をされた(した)ときの実体験の紹介。
例:「一緒に食事をするときに、どこにワサビがのっているか教えてもらえると嬉しい」
・参加者への連絡事項等、運営面へのアドバイス
例:「参加者には、事前に当日何を食べるのか知らせたほうがよい」

以上のような情報、意見をお持ちの方は是非教えてください。

興味のある方は、以下の問い合せ先まで、氏名、電話番号、メールアドレス、障がいの有無をお知らせください。
詳しい下見の日程等を調整し、別途お知らせいたします。
また、下見やランチ会への参加が難しい方は、メール等によるアドバイスのみでも大歓迎です。

障がいの有無に関わらず、広く色々な方にご協力いただければ幸いです。
皆様からのご連絡を心よりお待ちしております。

【問い合せ先:wakai@team-ifp.com】(IFPスタッフ若井瞳)

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6.編集後記 炊飯器グルメはバリアフリーの夢を見る?
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皆様、こんにちは。IFPスタッフの小林です。
夏休みを取られた皆様は、エンジョイされましたか?
私の夏休みはいつでしょうか、ああ…。
(注:小林はPC系かつ夜勤ありの勤務のため、まとまった休日の取得が難しいのです)

さて気を取り直しまして(笑)。
先日、とある週刊誌を読んでいたところ、特集記事の1つに「炊飯器グルメ」のレシピがあるのを見つけました。
「炊飯器グルメ」とは、炊飯器を使って、ご飯以外のものをつくる料理のことです。
その内容はカレーライスに始まり、大学イモ、サムゲタン、果ては鶏ハムまで、炊飯器ひとつで作る方法が載っていました。
素材を入れて、炊飯器のスイッチを入れて、時間まで待つという調理方法は、手軽でいいですよね!
炊飯器で過熱をするため、火を使わないので安全に調理できます。
お米は無洗米、野菜はカット野菜…という感じで材料の準備をすれば、包丁を使わなくてもいいため、スムーズに調理が
できるのです。
これを機会に今後は、極力道具を使わない炊飯器レシピを具体的に紹介したいとも思っています。
メルマガやイベントでリクエストを募集した際は、ご連絡お待ちしております!

炊飯器グルメの記事を読んで、IFPも、旧NSA時代に「ビストロNSA」というイベントを開催していたのを思い出しました。
「誰もが調理に参加できる」、「誰もがおいしく食べられる」というのを目標に、様々なメニューに挑戦しました。
またスタッフミーティングで、包丁を使わずに調理する工夫等についてシミュレーションしたことを覚えています。
※シミュレーションの様子は以下の記事で紹介しています。
https://team-ifp.com/wp/archives/nsa/201006-1/

え? 自炊するよりグルメマップに参加して、外で食べた方が美味しそうですって?
……お後がよろしいようで。

IFPスタッフ・小林

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