IFPメールマガジン 2014年9月号

IFPメールマガジン 2014年9月号

皆様

こんにちは。IFPスタッフの鈴木康高です。
すっかり活動しやすい気候を取り戻しつつある今日この頃。
そうして活動し始めたとき、さわやかな秋風にそっと身体をなでられると、
なんだか応援されているような気持ちになります。

そこで今月は、「積極的な活動」をテーマにIFP関連情報をお届けいたします。

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もくじ
1.10月度カジュアルサポート研修会 参加者募集のお知らせ
2. 9月度カジュアルサポート研修会(聴覚障がい)実施報告
3.2014年度インターン生の自己紹介 Part.1
4.IFPグルメマップ2014「築地市場 源ちゃん 田町店」へ行ってきました。
5.コラム ~料理とカジュアルサポート~
6.ご紹介 ユニバーサルMV(ミュージックビデオ)制作特別番組の放送
7.編集後記 ~ある夏の出来事~
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1.10月度カジュアルサポート研修会 参加者募集のお知らせ
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こんにちは、IFPスタッフの小川友理です。
秋分も過ぎ、秋の深まりを実感する日々ですね。
開催まで日にちが迫っておりますが、10月のセミナーについてお知らせいたします。

日 時:10月5日(日) 15時から17時
テーマ:精神障がいの理解と私にできる関わり
講 師:大石甲
障害者雇用の研究所と作業所にかけもちで勤務中。専門は精神障害者雇用。
精神保健福祉士、産業カウンセラー、キャリアコンサルタント(標準レベル)、障害科学修士。
内容:身近なようでよく知らない精神障がいについて、精神疾患や精神障がいとはどういうものかを踏まえ、
専門家でない隣人として何が出来るか、
お互いに負担の少ない関係を作るにはどうすればいいかを、一緒に考えていきます。
場 所:東京都障害者福祉会館
(都営三田線、都営浅草線「三田」駅より徒歩1分・JR線田町駅より徒歩5分)
参加費:1,000円
問合せ:希望する研修会を件名に入れ、本文に参加登録情報を記載の上、
以下のアドレスまで、お送りください。
info@team-ifp.com

■件名
例 「2014年10月の研修会への参加希望」

■参加登録情報
1.名前(ふりがな)

2.連絡先(PCと携帯のアドレス、電話番号)
※資料送付や当日の緊急連絡用に使用します。

3.障害の有無とその種類
例 有(視覚障害:弱視、墨字使用)

4.希望する配慮事項
例 拡大資料(20pt・ゴシック体)を希望

補 足:以下ご確認ください。
※インターン向けのセミナーとなりますので、
十分な情報保障環境を整備できるとまではお約束できません。
適宜、ご相談ください。可能な範囲で環境を整備いたします。
※特に、参加募集の〆切は設けませんが、
参加者の数が使用する教室の定員人数になり締切りとさせていただきます。
※なお、各研修会の後には、講師を囲んで交流会を実施する予定です。

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2.9月度カジュアルサポート研修会(聴覚障がい)実施報告
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皆さん、こんにちは。IFPスタッフの益子徹です。
今年も基礎講座の第一弾としておなじみの聴覚障害セミナーを開催しました。
講師は、当法人でもおなじみの中村 彰宏(なかむら あきひろ)先生!
先生自身が聴こえない当事者ということもあり、セミナーは大変貴重かつ、終始ユーモアに溢れる
非常に有意義な内容でした。

手話を練習するコーナーでは、「正しいかどうかはわからないけど、取り敢えず表現してみよう」という部分を
重視し、中村先生に指名された受講生が自分の趣味について発表してくれました。
時には手話の補助として指文字を活用する方も見られましたが、 趣味の音楽や読書について、どうしよう?
どうやればいいのかな??などと戸惑いながらも勇気を持って表現していたことが印象的でした。

この講座でインターンの学生たちにとっては、まずは伝えたいという気持ちが大切であること。
次にそれを伝えるために恥ずかしがる前にできることをまずはやってみよう、と思えることが重要であるということ。
これらを学べる場であったのではないかと思います。

来月以降も様々なセミナーが開催されますが、そこで何よりも大事なことはお互いに伝えたいという気持ち、
或いは分かり合いたいという気持ちなのかもしれません。
コミュニケーションは一方通行ではなく、双方向だからこそコミュニケーションなのだ、そんな当たり前のことを
改めて感じさせられた一日でした。

皆さんも今年の秋は美味しいものを食べながら、仲の良いお友達とコミュニケーションについて
考えてみては如何でしょうか。

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3.2014年度インターン生の自己紹介 Part.1
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皆様、はじめまして。
インターンシップに参加しております、東洋大学三年の関 あゆみ(せき あゆみ)と申します。

IFPに興味を持ったきっかけは、大学で学んでいるユニバーサルデザインという世界でした。
ユニバーサルデザインとは、全ての人が使いやすいデザインをすることです。

インターンシップでは皆様が「楽しかった、また行きたいね」と思えるユニバーサルなイベントを作りたいです。
そして、私の趣味であるカメラで「みんながにっこり笑顔で楽しんでいる写真」を沢山撮りたいです。

素敵なイベントになりますよう、精一杯取り組んで参ります。
これからどうぞよろしくお願いいたします。

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4.IFPグルメマップ2014「築地市場 源ちゃん 田町店」へ行ってきました。
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みなさま、こんにちは!スタッフの若井瞳です。
先日の9月15日に、グルメマップ企画の第1回目の下見を行いました。

今回訪問した『築地市場 源ちゃん』。お店の名前から、海鮮がメインのお店と思われる方も
いらっしゃるかもしれませんが、カツ煮定食などのお肉料理もある充実したメニューのお店でした。

メニューが豊富だと、どれを食べようか、目移りしてしまいますよね。
先日の下見でも、障がいの有無やその種類に関わらず、参加者同士でお互いにメニューを読み上げたり、
メニューを見やすい高さに動かしたりながら注文を決めました。
そのほかにも、メニューを見た(聞いた)だけでは、何が入っているのかイメージしにくい「お刺身定食」の
お刺身の種類について、店員の方だからこそできる“ある方法”で教えてもらいました。

こうした参加者同士でできる工夫や、店員の方への声かけ(ご協力の依頼)などの詳しい内容は、
12月に開催予定のグルメマップ本番へ参加されてのお楽しみです。
みなさん、是非お越しください!
グルメマップ本番終了後には、その内容をIFPのホームページにて掲載いたします。
お店とIFPがどのような工夫をしているのかを、楽しみにしていてください。

またIFPでは引き続き、グルメマップ企画の参加者と、グルメマップ企画を一緒に進めて下さるボランティアの方や
ご意見を募集しています。
ご興味のある方は、以下の問合せ先まで、お名前、お電話、メールアドレス、障がいの有無等をお知らせください。
詳細は別途ご案内いたします。
たくさんの方からご連絡、ご協力をお待ちしております。

[グルメマップ企画関連リンク先のご紹介]
企画の趣旨
https://team-ifp.com/wp/?p=1019

ボランティア募集の詳細(※2014年8月配信のメールマガジンの5番をご覧ください)
https://team-ifp.com/wp/?p=1199

問い合わせ先:wakai@team-ifp.com】(IFPスタッフ若井瞳)

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5.コラム ~料理とカジュアルサポート~
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皆様、こんにちは。IFPスタッフの鈴木康高です。
夏の暑さが和らぎ、秋を楽しもうとした矢先にあいにくの天気が続いています。
皆さんの元にこのメールマガジンが配信されるころには、落ち着いた天気が戻っていて欲しいものです。

さて、秋といえば「〇〇の秋」のように、季節を表す漢字の前に印象的な単語が入ります。
いくつか種類がありますが、やはり今年の秋は「スポーツの秋」が印象的ではないでしょうか。
ネットを挟んで選手がお互いの技の限りを尽くして球を撃ち合うスポーツ…そうテニスでの日本人選手の活躍が
記憶に新しいです。
そんな選手の活躍を支える重要なファクターのひとつとして「食事」があります。
かつて水泳少年時代を過ごしたことのある私も、泳ぎに行く前はよく食べていました。
そこで今回のテーマは「食事(料理)」です。

当時、毎週末の午前に障がいのある方向けのクラスがあるスクールに通っていました。
空腹による目覚めを満たすため、最初の頃はキッチンの周辺に置いてある調理済のパンや残り物を食べていましたが、
だんだん食事の種類や味に物足りなさを感じてきました。そこで初めて「料理をしよう!」と思いました。

この時までキッチンに入ったのは、食器洗いや片づけといった手伝い程度で、料理をしたことはありませんでした。
自分が食べるので、味と見た目はひとまず後回しにして、量と種類を考えました。量は何とかなるのですが、問題は種類です。
何品かおかずがあるとなれば、いくつかのお皿に分けて料理を運ばないといけないと思い、緊張しました。
「物を運ぶのは苦手、でも種類は食べたい」ので何とか考えました。そして一つのお皿に乗った料理ということで、
「どんぶりもの」に行きつきました。

これに気づいてからは気持ちが楽になりました、例えば目玉焼きを作っているときに黄身が崩れても、その半熟具合が
味つけのアクセントになるし、寒いときは目玉焼きにだし汁を加えてご飯にかければ、玉子おじやになります。
その他ご飯に合うおかずや、味付けを工夫するのも楽しくなってきました。
そして何よりも食事を運ぶ心配が軽減されて、料理を作る、食べる楽しみに集中できるようになったことが嬉しかったです。

この体験から、何かを始めるときは不安なこともあるけれど、不安の先にある目標(楽しいことなど)のために、
どう行動して何を成す(または創る)かが大切だと思えるようになりました。
これからも、この気持ちを忘れずに日々過ごしていきたいです。

そうして過ごした日々で疲れたときは、お湯を注ぐだけで食べられる料理にも感謝しています(笑)

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6.ご紹介 ユニバーサルMV(ミュージックビデオ)制作特別番組の放送
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当団体の理事長・相羽の大学院時代からの知人であり、「全盲の旅写心家」として活躍されている
大平啓朗様の夢がついに実現されました。

2014年5月号のメールマガジンにてご紹介しました、ユニバーサルMVがついに完成しました!
そして、その活動についてテレビ番組が放送されることになりました。

私たちIFPでは大平様の活動をご紹介し、制作支援(クラウドファンディング)への参加を呼びかける記事を
掲載するところまでのご協力でしたが、MV作成にあたっての想いを綴られた当時の文章の中にとても印象的な
一文がありました。

「少しの工夫や気付きで同じ場所や時間を一緒に楽しめるということも、より多くの人に知ってもらい、
もっと元気な社会にしたいのです」

ご自身と友人の方々とのふとしたやり取りの中で生まれた想い(または理想とする社会の在り方)を
実現するために活動された大平様の雄姿を、ぜひ皆さんの目と耳と心で感じてみてください。

以下、番組放送日時と活動に関連するサイトについてご紹介いたします。

〇番組放送日時:10/5(日)18:00より BS11にて放送

〇クラウドファンディング紹介ページ:「全盲カメラマンが監督!バリアフリーミュージックビデオを作ろう!」
http://shootingstar.jp/project_report/588

〇大平様が理事を務める特定非営利活動法人『ふらっとほ~む』の公式HP
http://flat-home.com/

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7.編集後記 ~ある夏の出来事~
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みなさんお久しぶりです。みなさんに忘れられないように久しぶりに登場したIFPスタッフの高江洲です。
きっと、初めての方もいると思うので簡単に自己紹介します。
名前は高江洲 幸男(たかえす ゆきお)、障害は先天性の肢体障害があり電動車椅子に乗っています。
日ごろは福祉職で相談員をしています。

さて、もうすぐ9月も終わりに近づいていますが、今年の夏は暑かったり、大雨だったり天気が不安定でしたね。
そんな中、地元の最寄り駅で飼い主の方が犬を押しても引っ張っても動かない、いや動けない状態でした。
何かできることがないかと思い、声を掛けてみました。
事情を聞くと大型犬が暑さに負けてへばってしまったとのこと。
確かに、人よりも地面に近い位置にいるのだから照り返しで夏バテにもなるよなぁと納得。
そして、労りの気持ちを持って彼(犬)に触れようとしましたが、手が届かず断念!

だんだん周囲の人たちも気付いてきて近くのお店からお水を少しずつ持ってきていました。
私もスーパーから(タダでもらえる)氷をビニールに入れて数個持っていってあげました。
30分位経って、犬が立ち上がれるようになり飼い主の方はお礼を言って帰られました。

私は日々の生活の中で周囲の人に助けられていますが、たまには助けることもいいものですね。
でも、助けられる質や量などは限界がありできないことも多いですが、“お互い様”の社会になるといいなぁ
と思う今日この頃です。

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IFPメールマガジン 2014年8月号

IFPメールマガジン 2014年8月号

皆様

こんにちは。IFPスタッフの鈴木康高です。
窓の外から聴こえる花火の音が楽しかった夏から、美味しい(または競う、または読む)秋へと
季節が移ってゆく今日この頃、いかがお過ごしですか?

そこで今月は、「振り返りと新たな一歩」をテーマにIFP関連情報をお届けいたします。

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もくじ
1.9月14日開催聴覚障がい者とのコミュニケーションセミナーのご案内
2.ご協力のお願い「iPadでの教科書閲覧に関する基礎研究」
3.【新連載】コラム ~オシャレなカジュアルサポート~
4.8月IFPの活動紹介
5.グルメマップレポート2014の運営ボランティア募集
6.編集後記
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1.9月14日開催聴覚障がい者とのコミュニケーションセミナーのご案内
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皆様、こんにちは!IFPスタッフの小川友理です。
来月もIFPではカジュアルサポート研修会を行います。
日程は9月14日の15時からで、講師は去年も講座を担当していただいた中村さんです。
手話、指文字といった聴覚障がい者のコミュニケーションツールを学ぶだけではなく
普段のコミュニケーションを見つめ直すきっかけにもなると思います。
どうぞお気軽にご参加ください!

日 時:9月14日(日) 15時から17時まで
テーマ:聴覚障がい者とのコミュニケーション
講 師:中村彰宏
自己紹介:某国家公務員。中途聴覚障がい者です。
内 容:「きこえないこと」って実はやり方によってはその位置づけや意味内容がかなり変わってきます。
今回はこの「きこえないこと」を変えていく方法を一緒に実践してみましょう。
コミュニケーションツールとしての指文字や手話などを中心に具体的なコミュニケーションの方法を学んでいきます。
またこれらを通して「伝えること」、「受けとめること」の意味を一緒に考えましょう。

場 所:東京都障害者福祉会館(都営三田線、都営浅草線「三田」駅より徒歩1分・JR線田町駅より徒歩5分)
http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/syoukan/

参加費:1,000円

問合せ:件名に「9月度コミュニケーションセミナーへの参加希望」と入力し、
本文に参加登録情報を記載の上、以下のアドレスまで、お送りください。

■申込先アドレス
info@team-ifp.com

■件名
例「9月度コミュニケーションセミナーへの参加希望」

■参加登録情報
1.名前(ふりがな)

2.連絡先(PCと携帯のアドレス、電話番号)
※資料送付や当日の緊急連絡用に使用します。

3.障害の有無とその種類
例 有(視覚障害:弱視、墨字使用)

4.希望する配慮事項
例 拡大資料(20pt・ゴシック体)を希望

補 足:以下ご確認ください。
※インターン向けのセミナーとなりますので、十分な情報保障環境を整備できるとまではお約束できません。
適宜、ご相談ください。可能な範囲で環境を整備いたします。
※特に、参加募集の〆切は設けませんが、参加者の数が使用する教室の定員人数になり締切りとさせていただきます。
※なお、各研修会の後には、講師を囲んで交流会を実施する予定です。

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2.ご協力のお願い 「iPadでの教科書閲覧に関する基礎研究」
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当団体の理事長・相羽が東京で仕事をしていた際にお世話になった、慶應義塾大学の中野泰志様が取り組まれている研究について
協力の依頼がありましたので、ご紹介させていただきます。
是非、ご覧ください。

拝啓
平素より、視覚障害者支援に関する研究へのご協力を賜りまして、誠にありがとうございます。

さて、当研究室ではこれまで、「弱視児童生徒用の拡大教科書に関する研究」や「節電が視覚障害者の安全・安心に及ぼす影響」と
いった、視覚障害当事者からの生活ニーズに基づいた研究を実施してまいりました。そして、この度、普及が進むタブレッド型情報
端末(iPad)での教科書等の読書について、文部科学省等から研究費を頂き、基礎的な研究を行うことになりました。
つきましては、以下の目的や調査内容等をご一読いただき、研究への御協力を賜れます場合には、下記連絡先までご連絡賜りますよう、
お願い申し上げます。

<研究目的>
弱視児童生徒が用いている拡大教科書には、分量が厚く持ち運びに不便であることや、通常の教科書との差異が大きいことなどの
課題があります。
そこで、普及の進んでいるタブレッド型情報端末(iPad)が課題解決の鍵になると考え、iPadにおける教科書等の読書についての
総合的な基礎研究を行います。
本研究により、弱視児童生徒にとってより読みやすく、使い易い教科書の実現が可能になります。
皆さまのご理解と御協力を賜りますよう、お願い申し上げます。

<調査・実験方法>
日吉心理学教室までご足労頂きます。
そして、読書効率に関する実験、フォントの見やすさに関する実験、視機能に関する評価とアンケートに御協力いただくものです。

<実験時間・謝金>
13時頃~17時頃まで(途中休憩有り)、謝金は5,500円(交通費込み)を予定しています。
なお、本実験に2回御協力いただける方はその旨も重ねてお伝え下さい。

<実験実施予定日>
次の日程で実験を予定しております。ご都合の良い日程をお選び下さい。
なお、実験実施日は先着順で受付を致しますので、別日程でのお願いをする可能性もございますので、
複数の候補日を頂戴できると大変助かります。

・9/ 8(月)~12(金)の毎日
・9/15(月)~19(金)の毎日
・9/22(月)~26(金)の毎日

<諸注意>
本実験では読みあげる課題を行って頂きます。
そのため、何かしらの機械(ルーペや拡大読書機等)を使用しなくても文字が読めることが必要となります。
(メガネやコンタクト等の装用は問題ありません。)
何卒ご理解のほどお願い申し上げます。

<御協力申し出、ご質問、お問い合わせ先>
御協力いただける場合、研究計画や成果についてのご質問がございます場合には、随時、下記連絡先までご連絡下さい。

敬具

連絡先
〒223-8521 神奈川県横浜市港北区日吉4-1-1
慶應義塾大学 日吉心理学教室
中野 泰志
TEL  045-566-1221
FAX  045-566-1374
Mail info@nakanoy.econ.keio.ac.jp

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3.【新連載】コラム ~オシャレなカジュアルサポート~
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皆様、こんにちは。IFPスタッフの鈴木 康高(すずき やすたか)です。
私は脳性麻痺による体幹機能障がい(おもに歩行困難)がある障がい当事者です。平日は会社員、週末にIFPの活動をしています。
よろしくお願いします。

さて、タイトルを見て「あれ?」と思った方もいらっしゃると思います。
実は、今月より本コラムは新たな体制で連載することになりました。
これまではスタッフの市川が中心となって、障がい当事者の視点でカジュアルサポートについて連載してきました。
好評を頂いておりましたが、「これからは障がいの有無に関わらず、今まで以上に様々な視点でカジュアルサポートについて
連載したい!」という思いのもと、適宜スタッフを変更して連載していくこととなりました。
これまでのコラムの良さを引き継ぎつつ、生まれ変わったコラムをぜひお楽しみください。

そして、栄えある新コラム第一回目のテーマは「オシャレ」です。

皆さんが、服を選ぶときのこだわりは何でしょうか?
デザインやサイズ、または何種類も試着して自分だけの一着を見つけることそのものでしょうか?
私のこだわりは「動きやすさ」です。そして、このこだわりを満たすために試着はとても大切です。
特に大切なのは、ズボンを試着するときです。というのも、障がいのために歩行だけでなく、衣服の着脱時のように
片方の足だけで身体を支えるといったバランスを保つことも難しいのです。
また、歩いているときにどうしても両足の間接が内側に入ってしまい両膝がぶつかってしまいます。
そのせいで服の素材によっては、摩擦で破れてしまうこともあるので、購入後手入れをして長く愛用できるかも気になります。
そうすると、試着して服を選ぶ楽しさよりも「商品の取り扱い」や「試着室の長時間利用」が気になります。

そんなときは、いつも店員の方の声掛けや行動に助けられています。
具体的には「ゆっくりと試着してください」や「何か座るものは必要ですか?」
という声掛けや、お店のバックヤードから椅子を持ってくる、試着室に入りやすいように周囲の商品を移動してもらった等です。
障がいに気づくことは誰でもできますが、実際に声をかけ、行動するのは難しいと思います。
でも声をかけられた方は、たった一言、行動のひとつで気になっていたことが解消されます。

こうした経験から「誰もが心地よい空間」とは、人と人、人と物が一体となって良い方向に相互作用することで出来るのだと
改めて感じました。
そして、このような体験をIFPの参加者の方にも共有して頂けるよう、より一層イベントやセミナー創りを頑張っていきます。
皆様、これからのIFPにどうぞご期待ください!

そして、イベントやセミナーで鈴木を見かけたときは、「イベントやセミナーが盛り上がる」ようなオシャレが出来ているか、
ファッションチェックをお願いします。辛口も大歓迎です(笑)

IFPスタッフ・鈴木 康高

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4.8月IFPの活動紹介
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皆様、こんにちは。IFPスタッフの井口です。
今年も、インターン生を対象としたカジュアルサポート研修会がスタートし、その第一回目が8月4日に無事終了しました。
今回は、視覚障がい・聴覚障がい・運動障がいについての基礎講座を実施しました。
各講座では、「それぞれの障がいはどういう状態なのか」、「必要としているサポートにはどんなものがあるのか」を
中心に行いました。

インターン生の受講姿勢で特に印象的だったのが、聴覚障がいについての基礎講座のときでした。
こちらの講座では「どのようにすれば、聴覚に障がいのある方とコミュニケーションを取ることができるのか」を体験しながら
考えてもらうため、【伝言ゲーム】を行いました。
ゲームはコミュニケーションの方法に制限を設けて、2回実施しました。
お題は「1時に駅に集合」という内容を伝えるものでした。
1回目は、音声はなく口の動きだけで伝言しました。その際に「1時を7時と聞き違える」というように細かな内容を正確に
把握出来きませんでした。
2回目は、音声と文字以外のあらゆる手段(ジェスチャー等)を使って伝言しました。
すると数字は指の数で、状況は身体全体で表現するなど、たくさんの閃きが生まれインターン生の「伝えよう!」と奮闘する姿が、
はっきりと見られました。
伝えようとする気持ちは、とても大切です。その場面ごとに、どんな手段がとれるのかを考え(例えば、口をはっきり開けて話す・
紙に書く・手話を使う・携帯に打ち込む等)実践した分だけ、コミュニケーションの幅を広げることが出来るからです。
9月の研修会では、当事者である中村彰宏さんから「聴覚障がい」について講義頂きます。
今回の基礎講座を活かして、さらに深く学んでいきます。

この研修会を通じてインターン生には、障がいのある方とコミュニケーションを取るときには、「障がいのあるなし」ではなく、
誰もが様々な特性を持っているのだと理解すること。そのうえで、お互いがより仲良くなるために必要なことを考え、実践することが
大切である、ということを伝えられたと思います。
研修会で、私たちがインターン生に紹介できる障がいの状態は、あくまでもその障がいの一部分です。
しかしながら、受講前後のインターン生の変化を目の当たりにすると、紹介(啓発)してゆくことは大切だと感じました。

今後は、インターン生による新たな気づきや行動が、IFPの企画にも反映されていきますのでご期待ください。

IFPスタッフ・井口 亜希子

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5.グルメマップレポート2014の運営ボランティア募集
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皆様、こんにちは!IFPスタッフの若井瞳です。
現在IFPでは、障がいの有無に関わらず、地域の飲食店でランチを食べながら、
みんなで楽しく食事会をするときの工夫等をレポートにまとめ、グルメマップとして発信しています。
つきましては、今年度のグルメマップ作成にあたりボランティアを募集します。

ボランティアの主な内容は、以下の2種類です。
(1)企画当日に食事をするお店の選定と下見
●曜 日:日曜日
●時 間:10時30分頃~12時45分頃までの予定
●場 所:JR田町駅付近の飲食店
●参加費:下見当日の自身の食事代

(2)グルメマップ企画運営へのアドバイス
アドバイス頂きたい内容は、下記のようなものです。
・お店の紹介。
例:「田町駅付近で利用しやすいお店は〇〇です」
・食事介助をされた(した)ときの実体験の紹介。
例:「一緒に食事をするときに、どこにワサビがのっているか教えてもらえると嬉しい」
・参加者への連絡事項等、運営面へのアドバイス
例:「参加者には、事前に当日何を食べるのか知らせたほうがよい」

以上のような情報、意見をお持ちの方は是非教えてください。

興味のある方は、以下の問い合せ先まで、氏名、電話番号、メールアドレス、障がいの有無をお知らせください。
詳しい下見の日程等を調整し、別途お知らせいたします。
また、下見やランチ会への参加が難しい方は、メール等によるアドバイスのみでも大歓迎です。

障がいの有無に関わらず、広く色々な方にご協力いただければ幸いです。
皆様からのご連絡を心よりお待ちしております。

【問い合せ先:wakai@team-ifp.com】(IFPスタッフ若井瞳)

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6.編集後記 炊飯器グルメはバリアフリーの夢を見る?
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皆様、こんにちは。IFPスタッフの小林です。
夏休みを取られた皆様は、エンジョイされましたか?
私の夏休みはいつでしょうか、ああ…。
(注:小林はPC系かつ夜勤ありの勤務のため、まとまった休日の取得が難しいのです)

さて気を取り直しまして(笑)。
先日、とある週刊誌を読んでいたところ、特集記事の1つに「炊飯器グルメ」のレシピがあるのを見つけました。
「炊飯器グルメ」とは、炊飯器を使って、ご飯以外のものをつくる料理のことです。
その内容はカレーライスに始まり、大学イモ、サムゲタン、果ては鶏ハムまで、炊飯器ひとつで作る方法が載っていました。
素材を入れて、炊飯器のスイッチを入れて、時間まで待つという調理方法は、手軽でいいですよね!
炊飯器で過熱をするため、火を使わないので安全に調理できます。
お米は無洗米、野菜はカット野菜…という感じで材料の準備をすれば、包丁を使わなくてもいいため、スムーズに調理が
できるのです。
これを機会に今後は、極力道具を使わない炊飯器レシピを具体的に紹介したいとも思っています。
メルマガやイベントでリクエストを募集した際は、ご連絡お待ちしております!

炊飯器グルメの記事を読んで、IFPも、旧NSA時代に「ビストロNSA」というイベントを開催していたのを思い出しました。
「誰もが調理に参加できる」、「誰もがおいしく食べられる」というのを目標に、様々なメニューに挑戦しました。
またスタッフミーティングで、包丁を使わずに調理する工夫等についてシミュレーションしたことを覚えています。
※シミュレーションの様子は以下の記事で紹介しています。
https://team-ifp.com/wp/archives/nsa/201006-1/

え? 自炊するよりグルメマップに参加して、外で食べた方が美味しそうですって?
……お後がよろしいようで。

IFPスタッフ・小林

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IFPメールマガジン 2014年7月号

IFPメールマガジン 2014年7月号
皆様

こんにちは。IFPスタッフの鈴木康高です。
雨にも負けず、風にも負けず、夏の暑さにも負けず…とはいかない日々が続いていますね。
梅雨が明け、夏が始まりました。学生の方には夏休みが、社会人の方には引き続き頑張る夏が始まりました。
そこで今月は、「始まる(動き出す)」をテーマにIFP関連情報をお届けいたします。

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もくじ
1.新人スタッフのご挨拶
2.ご協力のお願い「iPadでの教科書閲覧に関する基礎研究」
3.コラム 市川洋介 ~ライブはいいトレーニングだ!~
4.カジュアルサポート研修会のお知らせ
5.2014年度 インターン生の募集(第二次募集)
6.國學院大學での授業についてのご紹介
7.編集後記 ~学生最後の夏休み~
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1.新人スタッフのご挨拶
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皆様こんにちは。今年度からスタッフとなった小川 友理(おがわ ゆり)です。

平成25年度にインターンとしてIFPに参加しました。
そして今年度は、実生活では社会人として、IFPではスタッフとしての活動をそれぞれスタートさせました。
一年間インターンとして活動した経験や、その時に感じたことを活かしたいと思い、インターン事業を担当しています。

IFPに参加したきっかけは、東京ディズニーシーでのイベントです。
私は物心がつく頃からディズニーが好きで、6歳の時に年間パスポートデビューしました。
今でも年間パスポートを片手に時々遊びに行くのですが、今までの私の楽しみ方とは異なるアプローチをしているIFPのディズニーシーの
イベントにとても興味を持ち、携わってみたいと思い参加し、活動してきました。
イベント当日はもちろん、毎月のミーティングや色々な考え方を持つ人に出会えるのも楽しくて、こうして今年も続けています。
普段遊びに行くディズニーシーと、イベントの運営側として参加するディズニーシーでは気づきも楽しさも充実感も全く異なります。
どのように変わるのかは参加してからのお楽しみ!ということで、インターン生と来年のイベントの参加者に会えることが
今から楽しみです。

スタッフとしてまだまだ勉強中ですが、今年もたくさん学び、視野を広げるよう努力していきますので、
みなさんどうぞよろしくお願いいたします。

IFPスタッフ 小川 友理

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2.ご協力のお願い「iPadでの教科書閲覧に関する基礎研究」
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当団体の理事長・相羽が東京で仕事をしていた際にお世話になった、慶應義塾大学の中野泰志様が取り組まれている研究について
協力の依頼がありましたので、ご紹介させていただきます。
是非、ご覧ください。

平素より、視覚障害者支援に関する研究へのご協力を賜りまして、誠にありがとうございます。
さて、当研究室ではこれまで、「弱視児童生徒用の拡大教科書に関する研究」や「節電が視覚障害者の安全・安心に及ぼす影響」
といった、視覚障害当事者からの生活ニーズに基づいた研究を実施してまいりました。
そして、この度、普及が進むタブレッド型情報端末(iPad)での教科書等の読書について、文部科学省等から研究費を頂き、基礎的な
研究を行うことになりました。
つきましては、以下の目的や調査内容等をご一読いただき、研究への御協力を賜れます場合には、下記連絡先までご連絡賜りますよう、
お願い申し上げます。

<研究目的>
弱視児童生徒が用いている拡大教科書には、分量が厚く持ち運びに不便であることや、通常の教科書との差異が大きいことなどの
課題があります。
そこで、普及の進んでいるタブレッド型情報端末(iPad)が課題解決の鍵になると考え、iPadにおける教科書等の読書についての
総合的な基礎研究を行います。
本研究により、弱視児童生徒にとってより読みやすく、使い易い教科書の実現が可能になります。皆さまのご理解と御協力を
賜りますよう、お願い申し上げます。

<調査・実験方法>
日吉心理学教室までご足労頂きます。
そして、読書効率に関する実験、フォントの見やすさに関する実験、視機能に関する評価とアンケートに御協力いただくものです。

<実験時間・謝金>
13時頃~17時頃まで(途中休憩有り)、謝金は5,500円(交通費込み)を予定しています。
なお、本実験に2回御協力いただける方はその旨も重ねてお伝え下さい。

<実験実施予定日>
次の日程で実験を予定しております。ご都合の良い日程をお選び下さい。
なお、実験実施日は先着順で受付を致しますので、別日程でのお願いをする可能性もございますので、複数の候補日を頂戴できると
大変助かります。

【8月】
4日(月)、 6日(水)、 7日(木)
14日(木)、15日(金)
18日(月)、19日(火)、20日(水)、21日(木)、22日(金)

【9月】
8日(月)、10日(水)、12日(金)

<御協力申し出、ご質問、お問い合わせ先>
御協力いただける場合、研究計画や成果についてのご質問がございます場合には、随時、下記連絡先までご連絡下さい。

連絡先
〒223-8521 神奈川県横浜市港北区日吉4-1-1
慶應義塾大学 日吉心理学教室
中野 泰志
TEL 045-566-1221
FAX 045-566-1374
Mail info@nakanoy.econ.keio.ac.jp

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3.コラム 市川洋介 ~ライブはいいトレーニングだ!~
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皆様、こんにちは。IFPスタッフの市川洋介です。

皆さんは、夏休みの予定をどのように決めていますか?
夏休みの予定を計画するときに趣味などからやりたいこと、行きたいところを決める人も多いと思います。
私も趣味から決めるタイプで音楽が好きなので、ライブに行こうと思っています。
そんな、音楽好きな私は多くのライブを様々な会場で見ます。
そしてライブに行くたびに、自分の身体や気持ちについて気づくことがあります。
今回はその中のひとつを紹介します。

題して、「ライブはいいトレーニングだ!」の巻です。

7月に、大宮ソニックシティでライブを見たときのことです。
大宮ソニックシティは映画館のようなホール会場で、私は車椅子から降りずに見る方が楽なので、いつも車椅子のままで見られる席で
見ています。
でも、周囲のお客さんが立ち上がってしまうと、座ったままの私には見えません(泣)
しかーし!せっかく見に来たライブを楽しみたい私は、必死に知恵を絞りました。そして気づいたのです、
近くに自分の身体を支えてくれる人と手すりがあれば自分でも立てる(身体を高い位置に持ち上げられる)」ということに!
偶然にもこの日は車椅子席の中でも端の席だったので、横に手すりがあり車椅子を横向きにすれば、立ったり座ったりできる、
ノリノリでライブを楽しめる席だったのです。
歌が始まると手すりに掴まって立ち上がり、曲の合間は座って休む。次の曲が始まったら、また立ち上がる。
まるで、スクワットでもしているかのような状態でライブを楽しみました!
そんな状態で楽しんだライブ終了後の最初の一言は「あぁ、いいトレーニングだったなぁ」でした。
でもこうして楽しんだライブの翌日は、強烈な筋肉痛を味わう羽目になります。
それでも、好きなアーティストといつも口ずさんでいる音楽を全身で楽しんでいくライブは、いくつになっても最高です。

皆さんも、今年はいつもより身体を動かし、全身で夏休み楽しんでみませんか?

IFPスタッフ 市川 洋介

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4.カジュアルサポート研修会のお知らせ
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今年度もインターン事業の始まりとともに、カジュアルサポート研修会もスタートします。
初回は視覚障害・聴覚障害・運動障害について、それぞれ基礎講座を実施します。
「今さら聞けない○○」も基礎講座だから聞くことができます。
また、障がいについて何も知らないという方にもオススメです。
ぜひ、夏休みの予定に今回の研修会も入れてもらえばと思っています。

日時:2014年8月4日(月)13時~17時
場所:東京都障害者福祉会舘
参加費:3,000円(参加費は1講座、1,000円で、3つ全てを受講すると3,000円となります)
申込:info@team-ifp.comまで【氏名】【連絡先メールアドレス】を明記の上お申し込みください。

※なお、当日の飛び入り参加、1講座のみの受講、いずれも歓迎いたします。

【スケジュール】
13時~14時:視覚障害の基礎
講師 奈良 里紗(視覚障害当事者)
視覚障害とはどういう状態なのか、どういう不便さがあり、必要としているサポートはどんなことがあるのか、
自身の経験を交えながら紹介します。

14時~15時:聴覚障害の基礎
講師 高濱 明日香・井口 亜希子
聞こえない・聞こえにくいというのはどういう状態で、どのようにすればコミュニケーションができるのか
について解説します。

15時15分~16時15分:運動障害の基礎
講師 石阪 茉未
運動障害とは具体的にどういうもので、状態に応じて必要なサポートについてわかりやすく紹介します。

16時15分~16時45分:まとめ

17時~ 懇親会(希望者のみ参加)

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5.2014年度 インターン生の募集(第二次募集)
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皆様こんにちは!インターン事業担当の小川友理です。
梅雨も開けてすっかり夏!ですね。
IFPでは7月21日より、今年度のインターンシッププログラムを開始しました。
つきましては現在、受講生の募集を継続して行っております。
詳細は、8月4日(月)に開催のオリエンテーションにてご案内いたします。
興味のある方は、お気軽にinfo@team-ifp.com (担当:小川) までご連絡ください。

※インターンシッププログラムについては、下記の概要または
当団体のHP(https://team-ifp.com/wp/project/internship/2014にてご確認ください。

<<インターンシッププログラム概要>>
・対象:都内在学の障がい学生及び健常学生(各10名程度)
・期間:2013年8月4日から2014年3月末日
・頻度:月1回の活動を中心に12日間実施 (計60時間、大学の4単位に相当します。)
・費用:総額20,000円程度(6回分の講座受講料、ディズニーシーチケット代など)
・場所:主に、東京都障害者福祉会館(〒108-0014 東京都港区芝五丁目-18-2)

IFPスタッフ 小川 友理

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6.國學院大學での授業についてのご紹介
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7月4日、國学院大学の授業にて、私たちIFPの理念や活動を紹介してきました。
授業の事前準備では受講生に、「社会には、障がいのある人がいる」ということを知ってもらい、
「障がいのある人とない人とが“お互いに違うからわかりあえないよね”ではなく、“違いもあるけれど一緒に楽しみたいよね”」と
考えてもらいたい!という気持ちで取り組みました。
それではこうした思いで準備した授業を終えて、よかったところ、今後改善していきたいところを、紹介していきます。

1.よかったところ
國學院大學卒業生インターンの話をVTRだけでなく、スタッフの若井が講演したことです。
VTRでは、スタッフの市川が電動車椅子に乗った状態でトーキングエイドを入力し、受講生に呼びかける場面を盛り込んだことで、
受講生には「このような障がいの人もいるんだ」と障がいが多種多様であること知ってもらえました。
また、同大学卒業の現役スタッフ自らが話すことでインターン生になったらどのようにIFPに関わっていけるのか、活動内容に実感が伴い
具体的に理解できた受講生が大勢いました。

2.改善していきたいところ
授業の最初に障がい体験としてジャンケンを実施したのですが、この体験を後の授業の展開につなげられなかったことです。
体験は、「障がいがあるってどんなこと?」「工夫すれば障がいのある人とない人が仲良くできるんだ!」という発想の転換を
促すための手段だったので、先に紹介した障がいのあるスタッフが出演したVTRのように、体験以外のコンテンツを織り交ぜる等の
工夫をし、改善していきます。
そうすることで私たちIFPが目指す“カジュアルサポート”がより多くの受講生にわかりやすく伝わり、授業後もカジュアルサポートに
ついて考え、実践してもらえるような楽しい授業になると信じています。

今後も、IFPが行う授業またはセミナーを楽しみにしていてくださいね。随時メールマガジンでもご紹介していきます。

IFPスタッフ 石阪 茉未

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7.編集後記 ~学生最後の夏休み~
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こんにちは、IFPスタッフの高濱です。
突然ですが、質問です!

学生の皆様
学生最後の夏休みをどう過ごしたいですか?

社会人の皆様
学生最後の夏休みをどう過ごしましたか?

私は、来年から社会人です。
今は大学院生なので、朝から晩まで部屋に籠り、パソコンや書籍と向かい合う日々です。
社会人になったら、どんな日々になるのでしょう?

これから始まる夏休み。修士論文や海外派遣の準備、アルバイト、IFPの合宿、大学の仕事…やるべきことはたくさんありますが、
「学生最後の夏休みらしく、思い出に残ることをしたいなー」と漠然と思っている今日この頃です。
今の気持ちとしては、国内旅行はしたいと思っています。

皆さんオススメの夏休みの過ごし方を教えてください!

IFPスタッフ 高濱 明日香

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