IFPメールマガジン 2014年1月号

IFPメールマガジン 2014年1月号

皆様

寒中お見舞い申し上げます。
今年、最初のIFPメールマガジンをお届けします。
ぜひ、最後までご覧下さいね。

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もくじ
1.カジュアルサポートって何?~事例から考えよう~(2月16日)
2.コミュニケーションヴォヤッジに参加しませんか?(3月8日)
3.コラム 市川洋介の食事事情
4.視覚障がい者の学習・読書環境について考えるセミナーのご案内(2月8日)
5.編集後記

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1.カジュアルサポートって何?~事例から考えよう~(2月16日)
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8月から毎月開催して参りましたカジュアルサポート研修会も今回が最後です。
これまでは、各障がい特性ごとに取り上げてきました。
これらを日常場面にどのように活かすかについて皆さんと一緒に考える機会を持ちたいと思います。

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NPO法人IFP カジュアルサポート研修会のお知らせ
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日時 : 2月16日(日)  15時から17時
テーマ:カジュアルサポートを実践するために
講 師:奈良里紗(なら りさ)
筑波大学大学院・日本学術振興会特別研究員・NPO法人IFP事務局長・視覚障がい者ライフサポート機構“viwa”理事長

内 容:これまで学んできた研修会のまとめとして、具体的な場面を想定したカジュアルサポートのあり方について、ワークショップ形式で一緒に考えます。また、これまでの研修会や日常場面で「こういうときはどうしたらよいの?」という素朴な疑問についても考える機会を設けたいと考えています。
場 所:東京都障害者福祉会館(都営三田線、
都営浅草線「三田」駅より徒歩1分・
参加費:1000円
問合せ:希望する研修会を件名に入れ、本文に参加登録情報を記載の上、
以下のアドレスまで、お送りください。
info@team-ifp.com

■件名
例 「2月16日の研修会への参加希望」

■参加登録情報
1.名前(ふりがな)

2.連絡先(PCと携帯のアドレス、電話番号)
※資料送付や当日の緊急連絡用に使用します。

3.障害の有無とその種類
例 有(視覚障害:弱視、墨字使用)

4.希望する配慮事項
例 拡大資料(20pt・ゴシック体)を希望

補 足:以下ご確認ください。
※インターン向けのセミナーとなりますので、
十分な情報保障環境を整備できるとまではお約束できません。
適宜、ご相談ください。可能な範囲で環境を整備いたします。
※特に、参加募集の〆切は設けませんが、
参加者の数が使用する教室の定員人数になり締切りとさせていただきます。
※なお、各研修会の後には、講師を囲んで交流会を実施する予定です。

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2.コミュニケーションヴォヤッジに参加しませんか?(3月8日)
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先月号から受付を開始したディズニーイベント。
まだ参加枠に余裕がありますので、興味のある方はぜひお申し込みくださいね。
なお、例年、直前に申込が集中するのですが、場合によっては定員満員により受付ができなくなることもありますので、参加を希望されている方はお早めのお申し込みをお願い致します。

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参加者募集
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*コミュニケーション・ヴォヤッジ*

主催:NPO法人Inclusive Fellowship Promotion
日時:2014年3月8日(土) 10:00-18:00(予定)
場所:東京ディズニーシー
定員:20名程度
参加費:学生6,000円 一般7,500円 (チケット代、交流会費、イベント保険費等含む)
申し込み:下記よりお申し込み下さい。
PC用:http://www.team-ifp.com/form/tds2014.php
携帯用:http://www.team-ifp.com/form/tds2014_mobile.php
締切:2014年2月末日
※何かご不明な点がありましたら、こちら(info@team-ifp.com)までご連絡ください。
[スケジュール]
09:30 受付開始
10:00 開会式・イベント開始
↓  以降は基本グループ行動です。
初対面同士でも打ち解けるような楽しい企画を用意しています!
16:00 全員集合して記念写真・交流
閉会式
18:00 解散・自由行動

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3.コラム 市川洋介の食事事情
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皆様、あけましておめでとうございます。
今年も私のコラムともどもよろしくお願いします。

みなさんは、大晦日の定番の年越しそばを食べながら新年を迎えましたか?
その時に私のコラムを思い出して考えてみたり、年越しそばを食べようと思ってくれた人が
いてくれたら,それだけでもうれしいです(*^_^*)
でも・・・肝心なサポート方法はまだでしたので、”なんだぁ~この続きは次月号?”と思った人もいたかもしれませんが、
今月号で完結するのでご安心ください。

実は私も麺類を食べるようになったのはここ最近のことなので、これからご紹介するサポート方法より、
もっといいサポート方法があるがもしれません。
また、障がいの程度によって個人差もありますので、必ずしもこのサポート方法が
ベストと限りませんが、今、活用しているサポート方法をご紹介します。
私の場合は吸引力も前歯で押さえる力も弱いため、箸でつかんだ麺を口に入れても、
全部入りきらずに半分近くはこぼれてしまいます
そのため、複雑なサポート方法で食べていたため、私と食事に慣れている親としか食べていませんでした。
そこで、ヘルパーさんに”麺類が食べにくいんだよねぇ。。何かいい方法はあるかなぁ”と
相談したところ、親だけでなく、誰とでも一緒に食べられるようなサポート方法を
一緒に工夫して考えてくれました。
そのサポート方法に必要なものは、お茶碗と大きめのスプーンかレンゲです。
例えばラーメンの場合は、スープが多くて麺を適度につかむのは難しいため、
お茶碗に何回か小分けします。これは、麺を冷ますのにも効果的です。
冷めたかなと思ったら大きめのスプーンかレンゲの上に円を描くような感じでのせます。
なお、このときにスプーンなどを小さくしてしまうと麺が落ちやすく、難易度が上がってしまいます。
また、麺の太さや細さによってもやりやすさが変わりますので、なれるまでお互いに
難しいかもしれません。
あとは、スプーンを口に運ぶだけなのですが、スープは垂れると思うのでお茶碗もあごあたりに持っていくとより安心です。

このように、少し工夫を考えたり、周りの人から情報を集めたり、意見を聞いたりして
自分達なりのサポート方法を一緒に創っていけたら、食事をするときの楽しみが増えるかもしれませんね。

IFPスタッフ 市川洋介

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4.視覚障がい者の学習・読書環境について考えるセミナーのご案内(2月8日)
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IFPスタッフの奈良が代表を努めているviwaという団体で下記のようなセミナーを開催します。
視覚障がい当事者の方はもちろんなのですが、そうでない方も、視覚障がい者がどうやって読書環境を工夫すればよりよい環境を作ることができるのかについて学んでみませんか?
もし、興味・関心のある方がいらっしゃいましたら、下記のURLから詳細をご覧下さい。
viwaのブログには、ほかにも視覚障がい者と関わる上での話題や日常生活の話題等、普段、なかなか見聞きすることのない情報を掲載しておりますので、よかったら、一度、見に来てくださいね。

セミナー詳細情報はコチラ↓↓↓
http://www.viwa.jp/2014/01/28vol6.html

~視覚障がい児・者のよりよい読書・学習環境を考える~」
日時:2014年2月8日(土)13:0 ~
場所:筑波大学附属視覚特別支援学校 420大会議室
URL: http://www.nsfb.tsukuba.ac.jp/annaizu/annaizu_d.html
主催:視覚障がい者ライフサポート機構 ”viwa”
会費:500円(資料代等)
【お申込み方法】
下記のURLよりお申込みください。URLへのアクセスが難しい場合は、info@viwa.jpまでメールにてお申込みください。
お申込みURL: http://my.formman.com/form/pc/5wUjjKPpzyWFX4PU/
【申し込み締め切り】2014年2月1日(土)

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5.編集後記
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こんにちは!
IFPスタッフの中村早紀です。
私は聴覚障害があります。

私は、音声だけで話す複数人での会話が特に苦手なことのひとつです。
いろんな方向を向いて口の形を追う必要がある、話している人が急に変わって口を読むことができない、どんどん話の内容が変わって推測が追いつかない…。
このような場面で助かることは次のようなことです。

・一人ずつかぶらないように話す
複数人が一斉に話すと、誰を見ればよいか分からなくなってしまいます。また、話のテンポがゆっくりの方が、分からなかった時も聞きやすいです。
・筆談や指文字といった手段を用いる
どうしても聞き取れなかったとき、キーワードだけでも筆談や指文字を使ってもらえると、すぐ理解することができます。
・話の内容を聞かれたら、具体的に教えてほしい。
何の話?と聞いても、数分間話していた内容が、「○○についての話だよ」と一言でまとめられてしまうことがあります。具体的に教えてもらえると、話の輪に入れた気持ちになります。

もし、これから聴覚障害者と話す機会があれば、上のことを思い出してもらえると嬉しいです。どのようにしたらよいか分からなかった時は、ぜひ本人に聞いてみてください♪

IFPスタッフ 中村早紀
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