カジュアルサポート研修会:発達障がいについて【12月6日】

ポジティブなコミュニケーションスキルを身に着けよう!!

今月は、発達心理ライフケア協会の春日佳奈氏をお招きして、発達障がいについて講演いただきました。春日氏は当事者家族とセラピストの両方の立場から、理論と実践(経験)をバランスよく取り入れてお話をしてくださいました。内容としては、発達障害の特性とその理解、発達障がいの代表例としてADHD(注意欠如多動性障害)、LD(限局性学習障害)、ASD(自閉症スペクトラム障害)等を取り上げ、それぞれの特徴、サポート方法等をお話いただきました。
講演の最後には、ワークショップも行っていただき、誰もが心地よくいられる場所をつくるためのポジティブなコミュニケーション方法についても学びました。

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研修会の感想

國學院大學  鈴木 美季子

今回は発達障がいの話だったのでとても興味深いものでした。発達障がいといっても、みんながみんな同じものではなく、一人一人全く違う障がいであると感じました。なのでその子に対するサポートが必要であると思いました。私たちにできることは、おちついて学習ができる環境を整えること、説明は短く分かりやすく提示、事前につまずいた時の対処法を決めておくことなどがあります。これらは、障がいのある人だけでなく、健常者へのサポートでもあると感じました。「連携」こそ最大の武器であると思います。