カジュアルサポート研修会:工夫と配慮を考えるワークショップ【1月10日】

障がいの有無にかかわらず楽しめる配慮・工夫を考えよう!!

今月は、講師の奈良里紗氏とともに「写真」をテーマに障がいのある人もない人も楽しむ為の工夫を考えました。6~7人でグループを作りそれぞれアイマスク、ヘッドホン、発話禁止などの条件を与えたうえで「面白写真」を考え撮影しました。撮影後は各グループの作品を発表し、コミュニケーションや撮影時に大変だったことやどんな工夫が良かったか意見を出し合いました。

 

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研修会の感想

武田 湧也

私はこの課題においてグループリーダーの役割を務めましたが、「見ること」や「話すこと」ができない人と一つの課題に取り組むためには、「全体を見渡す」ことが大切だと実感しました。

例えば「50音表」の人に意見を求める際、私は丁寧な対応を心がけたいという思いから時間をかけて意見を聞く方法を選択しました。しかしそれによって他の人に意見を聞く時間が足りなくなるという結果を招いてしまいました。

グループでの活動を円滑に進めるためには全体としての動きを考えたうえで、その時々に応じた方法を選択する必要を強く感じました。