カジュアルサポート・アドバンス研修会: 見やすい資料の作り方【10月4日】

大きさとコントラストが見やすさを決める!!

インターンシップ事業で初となるアドバンス研修会では、視覚障害教育を専門とする立場から相羽大輔氏による見やすいチラシ、プリントの作成方法についてのレクチャーでした。
コントラストとは、明暗の差や色彩の対比のことです。簡単に言えば、チラシの背景(白色)の部分と文字(黒い文字)の部分の明るさがどのくらいはっきりしているのかというもので、これがはっきりしているほど見やすくなります。見えにくさを抱えるロービジョンの人はもちろんのこと、視覚に障がいのない人にとっても、見やすさ、わかりやすさにつながります。チラシやプリントを作るときに、大きさを考慮することも必要ですが、コントラストについてはどのよう考慮したらよいのか、疑似体験をしながら学びました。

 

研修会の感想

國學院大學  鈴木 美季子

弱視者のためのシステムや補助具にはデジタル教科書やタイポスコープなど様々なものがありますた。ただ文字を大きくすればよいと思っていましたが、人によって見え方は異なります。見えやすい教材を作るうえで工夫することは、ノイズの消去、単純化、コントラスト、色彩などであることがわかりました。